金剛禅総本山少林寺

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可能性の種子

可能性の種子

【開祖、宗道臣語録より】
人間は誰も「可能性の種子」として存在する。着実な日々の修練に加えた向上心があれば、そりゃ、多少の個人差がはあるにしても、人間というものは必ず進歩・前進していく。(1974年8月)

みなさんよくご存知の「ウサギとカメ」の寓話は、油断したウサギが競走に負けて、着実に進んだカメが勝つというお話です。
このお話には様々な教訓が含まれていますが、一つの捉え方に「相手を見ていたウサギ、目標を見ていたカメ」ということが言えます。そして私達金剛禅教団も、同じような考え方を大切にしています。少林寺拳法は勝敗を競う(相手を見る)ことはありません。どれだけ上達したか(目標を見る)に重点をおいています。言い方を変えると、「ライバルは昨日までの自分」です。
開祖は「可能性の種子」という言葉で私達一人ひとりが、必ず(幸福に向かって)進歩・前進していくことを示してくれています。誰もがその可能性を持ているのですが、しかしその可能性を開花させる人もいれば、残念ながらそうでない人もいることも事実です。
果たしてその差は、生まれ持った個人の能力差や才能の大きさなのでしょうか?
私たちは、その差を「可能性を信じている=目標を持ち、必ず達成すると信じ、行動している」かどうかだと考えます。将来の自分をしっかりイメージし、その実現を目標とし、少しづつでも昨日より前進しましょう。前進していることを実感できればそれはやりがいとなり、楽しく感じることができます。そして楽しいと周りに人が集まり、集まった人たちと目標を共有できれば、実現するのも時間の問題です。
さあ、みなさんも将来の自分を想像してみてください。「目標は将来の自分」と言えるならば「可能性の種子」はもう芽を出しています。

正しい目標を持ち、正しく努力していると、共感してくれる人がきっと現れ、仲間が増えます。これは自身の思いや行動が周囲と影響しあう「ダーマ」に惹きつけられ、より増幅するはたらきがあるからです。