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なるようにする

なるようにする

【開祖、宗道臣語録より】
思うようにならない人生を、思うようにしたいと思うからいかんのであって、なるようにしたら、なるようになる。

 皆さんご存知のように大相撲初場所、琴奨菊関が優勝しました。多くのテレビや新聞のインタビューの中で、私達も見習わないといけない言葉がありました。「どうして優勝出来たと思いますか?」の質問に対し、「今までは勝とう勝とうとして思い通りにならなかったが、自分のやるべきことをしっかりやり土俵に望めば結果がついてきて自信ができた。それが良い結果につながったと思います。」(勝つためにあれこれと沢山のことを考え対応しようとしていたが上手くいかなかった。しかし自分の得意で自信のある「がぶりより」に磨きをかける練習し、本番では平常心を心がけると上手くいくようになった)とおっしゃっています。フィギュアスケートの羽生結弦選手も歴代最高得点をとったとき「とにかく一生懸命、きつい練習をこなしてきた。」と語っています。結果を求めるならそのプロセスに自信が持てるほどの努力が必要なのでしょう。
 仏教には「求不得苦」という教えがあり、求めても手にはいらない物があるのは、人間としてどうしようもない苦しみの一つとされています。もう一方で「因果の法則」というものがあります。これは結果にはそれ相応の原因が必ずあるという教えです。開祖はこのようなことをふまえて、「思うようにしようと思って、思っているだけやガムシャラに行動してもだめだ。でも目的に向かって正しい考え方と努力を積めば、それが十分に蓄えられたとき、なるようになる。」と言っています。
 目的や目標を掲げたならそれを達成するプロセスを考え実行することが大事なのではないでしょうか。

 「因果の法則」にあるあらゆる結果(現象・状態)は、多く原因が複雑に関係しながら導いている。この関係性そのものも「ダーマ」のはたらきです。