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共通の目標

共通の目標

【開祖、宗道臣語録より】
 大勢の人が寄り集まって一緒に仕事をしていると、何もかもが一致するなんてありえない。でもどこかで共通点、しかも極力いい方の一致点を見出し、そこへ向けて皆が力を合わせていくようにしたら、もっと楽しく気持ちのいい職場がつくれるはずです。(1975年1月)

 職場とか地域、クラス、サークル等何らかのグループは複数の人々が集まって成り立っています。おのおのは、育った環境もそれぞれ違いますし、年齢、性別、癖、性格等も全て違っています。そのため同じグループであっても、ともすれば全員がそれぞれの考えで、異なった行動をしてしまい、バラバラになる恐れも当然あるでしょう。その中で協力して取り組むことが楽しい場合もあれば、全く逆に、皆のために努力することや、同じグループにいること自体が苦痛な時もあります。一体この違いはどこからくるのでしょうか。
 いろいろな理由があると思いますが、例えばその一つに開祖の言う「極力いい方の一致点」があるのかもしれません。
 職場の上司や、先生、コーチに「力を合わせて協力しろ」「仲良くしろ」と言われることは多いと思います。しかしそれを解ってはいても、なかなか実行に移せないことがままあります。こんな時、共通の目的や目標(一致点)があれば、自然と全員が同じ方向に向けることがあるのではないでしょうか。ゴールが同じになれば、グループ内で互いが相手を打ち負かそうと思ったり、傷つけたり、苦しめたりすることはほとんど無くなるはずです。意見が対立しても、戦うのではなく、より優れた答えを導き出そうと努力する方向に力が向かうはずです。
 こうなるとわざわざ相手と理解し合う努力をせずとも、自然と全員が納得し、共通の目標に向けて最高の協力体制ができると思います。そんな協力体制でみんなが力を出し合っていると、その過程でお互いが理解し合え、その理解は相手の欠点を見るのではなく、長所を認める理解につながることでしょう。
 全員で同じ目的・目標を持てるよう工夫してみてください。大きな目的も大事ですが、最初は具体的な目標のほうが取り組みやすいかもしれません。
 毎日そんな環境で過ごせたなら、楽しく気持ちいいに違いありません。
 Let’s“同じ目標”!