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無理なく取り組むプラスα

無理なく取り組むプラスα

【開祖、宗道臣語録より】
自らの人格の変革、生き方の変革を通して、生きがいのある人生に挑戦してみたらどうだろう。(1972年9月)
※宗由貴師家のことば:変われる自分を信じなくちゃ新しい自分に出会えない。

 よく生命の進化の過程の話で「最も優れたものが生き残るのではなく、最も環境の変化に適応したものが生き残る。」と言われます。
 スキージャンプワールドカップの、最年長表彰台記録を更新し続けている葛西紀明選手も、「変化することを恐れないので続けてこれた」と大胆なフォームの改造にもチャレンジし続けているそうです。
 ここで「変化すること」について少し考えてみましょう。
 変化については釈尊(お釈迦様)も2,500年前に「諸行無常(この世のに存在する全てのものは常に変化し続けており、決して同じ状態で留まるものはない)」と説かれています。心や社会、物質も必ず変化しています。社会を見渡すと、今まで経験したことがないような気象が続いたり、電話の形態も携帯電話になりスマートフォンに変わっていることに気付きます。同様に、私たちの心や体も少しづつ変化していることでしょう。
 私たちが「自分を変える」と言ったとき、それは「より良く変わる」事を指します。しかし一念奮起して変化を目指しても、それに伴うストレスに耐え続け、困難を乗り越え、ついに自身を変革できる人はそう多くないかもしれません。(そのようにできれば素晴らしいですが。)
 やはり多くの人は、簡単に自分を変えることは出来ないのでしょうか。否、決してそんなことはないと我々は考えます。一日一日の変化はわずかでも、1年後、数年後に振り返るときっとその変化はあるはずです。
 大切なことは「習慣」を変えることではないでしょうか。無理なく取り組めるプラスαを作るのです。例えば、挨拶する声をいつもより大きくする。朝5分早く起きる。子どもの話は全部終わるまで聞く。少し意識をすればすぐにでもできることですし、習慣の継続に努力はわずかです。努力の薄紙を一枚一枚重ねていくがごとく、しかし今までしていなかったことを実行していくので、あなたの生活に確実に変化がおきて、将来においてあなたの生活を大きく変えて、幸福をより多く感じていることでしょう。

 「小さな変化」が「大きな結果」につながるのは、多くの人の感情や行動が複雑に関係しながら未来につながっていく。未来を作っているのも「ダーマ」のはたらきです。