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自分との約束

自分との約束

【開祖、宗道臣語録より】
恥を失った人間はダメなのです。恥ずかしいということを意識できるような人間になる。そして、自分がそうであるように、他人にもそうなってもらえるように影響をあたえる人生、これが尊敬される人生につながるのです。
バカにされず、胸を張っていられる生き方は、金や勲章ではないのです。人間関係の中で、いつでも恥ずかしくない人生を生きること。(1978年3月)

少し難しいですが「戒律(かいりつ)」という言葉があります。戒律のはじまりはお釈迦様(釈尊、仏教の開祖)の時代にさかのぼります。修行する集団の一員として守るべき規則を“律”として定めました。“戒”は修行するうえで自分を制する誓いのことです。
“戒”は「◯◯する」または「◯◯しない」という自分との約束のこととも言えます。例えば“挨拶をする”“優しくする”“ポイ捨てはしない”“子供の前でイライラしない”等です。国や宗教、家庭によって異なることもありますが、“恥ずかしいこと”とはこういった“戒”を犯すことと考えるとわかりやすいかもしれません。
現代を生きる私達にとって、法律を犯さないことは当然のことです。しかし“戒”を持ち生きているでしょうか?ともすると「罰せられなければ何をしても良い」と勘違いしている人もいるかもしれません。
こういった“恥ずかしいこと”をしないで暮らしているとどうでしょう?他人から悪く思われたり、言われたりすることが無くなるので、きっと怒りやイライラも少なくなるでしょう。そして自然と自信も持てるはずです。結果として周りの人から一目置かれ、信頼もされるようになるでしょう。さらには周りの人が見習うようになります。こうして次から次へと影響していき、あなたの小さな努力が豊かな社会につながっていくのです。
誰かが見ていようと見ていなくとも、自分で決めたことを守る。誰にも迷惑をかけずに頑張っている人は尊いのです。
さあ、たった今から何か小さな約束を自分としませんか!

小さなことでも悪い事を続けると、巡り巡って大きな悪いことが自分に降りかかります。逆にどんなにささいな事でも良いことを続けていると、いつか大きな良いことにつながります。これは思いや、行動は周囲と影響しあう「はたらき=ダーマ」があるからです。