金剛禅総本山少林寺

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自信と勇気は育むもの

自信と勇気は育むもの

【開祖、宗道臣語録より】
他人から「お前はダメだ、頭が悪い、不器用だ」と言われ、自分でもできないと思い込めば、誰だって自信をなくしてしまう。自信がないのに勇気なんて出るはずがないんです。「お前にもできる。見ろ、できるようになったじゃないか」と、自信というものを周りから持たせるように仕向けてあげるのです。
自分に自信ができるから、言えないことでも言えるようになる。できないことでもしようという気が起きる。自信と勇気というものは、育て上げられるのです。(1978年3月)

できなかった事が自分の努力でできるようになった時の喜びや達成感は、何物にも代えがたいことを私たちは知っています。そしてその積み重ねこそが何よりの自信につながるのです。

そういえば、たくさんの困難や壁を乗り越えてきた人には何とも言えない自信が漂い、そんな人は見ていても頼りがいがあるように感じますね。

さて、子どもたちはおとなにくらべて当然未経験です。そのため、できないことも多くて当たり前です。ですから、できないことを叱るのではなく、リラックスして経験できる環境を整え、頑張れるよう励ましてあげることが大切なのではないでしょうか。やさしく、時には力強い声掛けと寄り添いで、やり遂げるまで見守るのです。

そしてそれが出来るようになったとき、目いっぱい喜んであげましょう。子どもは、褒められるのが大好きです。ましてやそれが一番好きな人からであればなおさらです。きっと努力し頑張ることが楽しくなるでしょう。そうすれば困難に立ち向かう勇気も自然と生まれてくるに違いありません。おとなのちょっとした心遣いで、子どもの自信と勇気を大きく育むことができるのです。

さて、おとなはどうでしょう。経験を積んできたことで、困難や壁にぶつからないよう、事前にかわすこともできるようになりました。しかしそれは、本当に危機回避のためなのか、それとも苦手なものから単に逃げているだけなのか、一度自分に向き合ってみてもいいかもしれませんね。些細なことや簡単なことで十分です。何か一つでも、これまで避けていた事や不得意な事にチャレンジしてみてはどうでしょう。あなたの小さな変化は、子どもや周りへ影響を与え今までとは異なる未来への可能性が広がるはずです。

私たちがすすめる金剛禅運動は、このように一人一人が少しずつ自信を高め、可能性を広げることで、互いによい影響を与え合い、そうすることで世の中がよくなると信じて努力することなのです。