金剛禅総本山少林寺

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あきらめない!

あきらめない!

【開祖、宗道臣語録より】
「何というか、簡単にあきらめているんだよなあ、俺はもうダメだ、死んだほうがいいって。(中略)とにかく生きていなきゃいけない。(中略)だれでも死ぬときは死ぬ。でも、生きている間は死んでいないんだ。で、負けたのでもない。死ぬまでは、生きている間は負けたんじゃないんだから。とにかく一生懸命生きていこう。どんなことがあったって、いつかは立ち直れるんだ。」(1978年5月)

人生の中では必ず苦しい時がやってきます。本当に辛く、耐えられない日々が続くこともあります。くじけそうになるかもしれませんし、泣き叫んでしまうかもしれません。でもここががんばりどころです。嵐の時、船は風や波に向かって舳先(へさき)を向けます。そうしないと横から風や波を受け不安定になったり、転覆するおそれがあるからです。このように苦しい時ほど(辛いですが頑張って)苦しさの原因に向き合うことが肝心です。目を背けるともっと苦しくなります。そして自分で直せる部分に気づくことができれば回復に向かいます。さらにその原因に対し「仕方なかったんだ、もう憎んだり、恨んだりするのはやめよう」と思うことができれば復活も近いです。

あなたは1年前どんなことに苦しんでいたかを覚えていますか?今の苦しみも1年後には忘れているようなことかもしれませんね。またのり越えられない苦しみはやって来ません。一人では無理でも必ず助けてくれる出会いや、きっかけがあります。

命さえ大切にしていればきっと幸せになれる。あなたは将来幸せになるように生まれてきたのです。自分の幸せになる可能性、今の状況が変わる可能性、自分自身が変わる可能性を信じて、決してなげやりにならず、正しく、素直に生きていきましょう。だって苦しんだ人ほど、歯をくいしばって努力した人ほど強く、優しくなれるから……あなたの大切な人が悲しんだり、苦しんだりした時、大切な人を笑顔にする力が増すのです。大切な人の笑顔を見るのは幸せですよね。苦しかった日々が誇りに思える日が必ず来ます。

※私たちの心には、草や花が自然に太陽の光へ向かって伸びるように、明るい方向へ向かってこそよりよく成長したり改善する「はたらき=ダーマ」が備わっているのです。あきらめず、へこたれず前に向かってすすむ事が大事です。