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2017年10月 お知らせ

少林寺拳法創始70周年記念事業

2017少林寺拳法世界大会in カリフォルニア, USA

2017少林寺拳法国際講習会

2017年7月30日、4年に一度開催される少林寺拳法世界大会が、アメリカ合衆国カリフォルニア州で開催され、世界22か国から少林寺拳法の仲間が集いました。

今回のテーマは「自ら架け橋となろう―より良い世界を、ひとりひとりから」。前回、日本の大阪で開催した2013世界大会から4年、国境を越え、海を越えて、カリフォルニアの地で再会し、出会い、ともに助け合って練習し、新しい絆を育んだ仲間たちが、再び世界へ、未来への架け橋となっていきました。

 

2017年7月28日 WSKO総会

世界大会に先立ち、サンフランシスコで少林寺拳法世界連合総会が開催され、22か国から代表者が出席し、来年度からのWSKOの事業について話し合いました。一方、世界大会会場では、アメリカ連盟の有志が集まり、大会会場の準備を行いました。

 

 

2017年7月29日 特別昇格考試・アメリカ国内予選

日本の所属以外のWSKO会員のための特別昇格考試が開催されました。事前の審査で受験が許可された、三段から七段までの受験者55名が朝から会場に集まり、筆記試験、技術試験、口述試験などに臨みました。また、この日はアメリカ少林寺拳法連盟の世界大会国内予選が行われ、予選を通過した拳士たちが翌日の世界大会本選にアメリカ代表として出場しました。アメリカ連盟の国内予選と同じ時間帯で、公開練習も行われ、翌日の世界大会出場者が集まり、国を越えて再会を喜び合う姿が随所で見られました

    

 

2017年7月30日 2017少林寺拳法世界大会 in カリフォルニア, USA

カリフォルニア州サンマテオ市で、少林寺拳法世界大会が開催されました。会場のサンマテオ・カウンティ・イベントセンターはサンフランシスコ湾に面したシリコンバレーの北端にあり、この季節にはさわやかな青空が晴れ渡る地域です。

在サンフランシスコ日本国総領事館 山田淳総領事をはじめとする現地関係者を来賓にお迎えし、2013年の大阪での開催以来、4年ぶりに22か国より約1500人が集いました。

競技の部、発表の部では各国代表による演武が披露されたほか、障がい者の部、ファミリー・高齢者・団体演武の部、所属国の異なる拳士で組むインターナショナルの部、論文の部など特色ある発表も行われました。

大会中のアトラクションとして、千葉商科大学少林寺拳法部OBの田中誠一氏が主宰するサンフランシスコ太鼓道場による和太鼓の演奏が披露されました。

演武が終わると「Excellent!」「Very nice!」など互いを称えあい、認め合う、少林寺拳法ならではの心温まる光景が随所で見られました。

また、世界大会の機会に表彰も行われました。連盟継続表彰として設立20年を迎えたスウェーデン連盟(2014)、イタリア連盟(2015)、ポルトガル連盟(2017)、創始70周年特別功労表彰としてインドラ・カルタサスミタWSKO理事、青坂寛WSKO理事、最後に今回の大会を主管したアメリカ連盟の平山勝也会長(大会実行委員長)に、それぞれ宗由貴WSKO会長より感謝状が贈られました。

閉会式では、次回2021年の世界大会の開催国が日本であることが発表され、少林寺拳法世界連合旗が、平山実行委員長より宗由貴WSKO会長に返還され、続いて日本連盟の川島一浩会長に手渡されました。

 

 

   

   

            

  

 

   

  

  

  

  

       

   

     

   

   

 

祝賀会

世界大会終了後、夕方からハイアット・リージェンシー・サンフランシスコ・エアポートでアメリカ連盟主催の祝賀会が開催されました。カリフォルニア州教育省よりトム・トーラクソン長官にご臨席いただき、宗由貴WSKO会長と懇談され、少林寺拳法に「平和のチャンピオン」の称号が贈られました。現地コーラスグループ「架け橋」の合唱や、アメリカンフットボールのオークランドレイダーズのチアリーダーのパフォーマンスなども披露されました。

  

 

 

2017年7月31日-8月2日 2017少林寺拳法国際講習会

世界大会、祝賀会の翌日から引き続き3日間にわたって、2017少林寺拳法国際講習会が開催され、世界22か国から約500名の拳士が一堂に会しました。各々が少林寺拳法の教えと技法への見識をさらに深めるとともに、国境を越えて親睦を深める機会となりました。

宗由貴WSK会長の全体講話では、「自ら架け橋となろう―より良い世界を、ひとりひとりから―」のテーマのもと、現在の世界情勢、特にアジア情勢について焦点があてられ、開祖の言葉である「日中友好なくしてアジアの平和はあり得ず、アジアの平和なくして世界の平和はあり得ない」は決して日中間に限った言葉ではなく、世界各国の隣国隣人関係に共通している、そして戦争のない世界の実現のためには、開祖の思いの原点である「人づくり」が我々の真の目的である、と呼びかけられました。

講話のあと、班別討議では10名1班のグループに分かれ、互いの意見を尊重しながらも、それぞれの意見を伝えていました。最後には、イタリアの女性拳士とアメリカの少年拳士の2名が代表として、「平和の実現のためにできる身近な取り組み、少林寺拳法が自分たちにどのように役立っているか」を発表しました。実技では、WSKO指導員のもと、世界各地から集まって再会した古参の拳士たちも、本講習会で初めて出会った拳士同士も、それぞれが楽しみながら真剣に修練を行い、交流を深めていました。

講習会2日目の夜には、会場屋外でBBQスタイルの懇親会が開催されました。アメリカ連盟主導のもと、参加国対抗クイズや開祖の似顔絵コンテストで盛り上がるほか、インドネシア連盟の拳士たちがインドネシアの伝統的な踊りを披露すると、他の国からの参加者たちも踊りに加わり、楽しい時間を共に過ごしました。

 

 

 

 

 

 閉会式では特別昇格考試合格者に対し、少林寺拳法師家より允可状が手渡されました。閉会挨拶では、青坂寛WSKO理事が「4年後、日本で再び集まろうじゃないか」と呼びかけられました。行事が終了してもそれぞれが別れを惜しみ、再会を誓い合っていました。会場に集まった一人一人が「世界で一つの少林寺拳法」を再認識する貴重な機会となりました。