介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修とは

ホームヘルパー(訪問介護員)2級は2013年3月末に廃止され、2013年4月「介護職員初任者研修」が創設されました。「介護職員初任者研修」の創設の背景については、国の「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」にて、「キャリアパスを簡素化させ、分かりやすいものとし、生涯働き続けることができるという展望を持てるようにする」という提言があり、現行の介護員養成研修が見直されました。

このことから、介護職員初任者研修は、介護で働く者たちにとっての登竜門であり、長く働くうえでも必要不可欠な資格となります。

ホームヘルパー2級と何が変わったの?

介護職員初任者研修もホームヘルパー(訪問介護員)2級と同様に130時間の講習となります。大きな違いにつきましては、ホームヘルパー2級と比べ演習時間が大幅に増え、より実践的な技術を身につけられるようになりました。またホームヘルパー2級では全課程受講すれば資格は取得できましたが、介護職員初任者研修では全課程修了後に修了試験が追加されました。

修了するとできること

介護職員初任者研修を修了すると、身体介護、家事援助ができます。

1.身体介護に関すること

  1. 食事介助

    食事を口へ運ぶ、口腔ケアなど

  2. 入浴介助

    衣類の着脱、洗髪、洗身など

  3. 排泄介助

    トイレへの誘導やオムツ交換など

  4. 身体介助

    移動の介助(車イスなどの福祉器具を使っての誘導)、立位・座位の介助(イスなどから立ったり、座ったりするときの手助け)や体位交換(寝返りなどの手助け)など

2.家事援助に関すること

  1. 食事の準備

    食材の買い出しから調理など

  2. 掃除

    家の掃除、衣類の洗濯や修繕など

  3. 身の回りのお世話

    日用雑貨、生活必需品の買い出しなど

修了するとできる仕事

介護職員初任者研修を修了すると、こんなところで活躍できます!!

施設

施設

「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」「グループホーム」「老人保健施設」など老人福祉施設で生活をしている方々に対して、身体介護や家事援助を行います。

在宅

在宅

在宅ではこのような仕事をします。

  1. ①訪問介護サービス

     介護を必要とする方々の家に赴き、身体介護や家事援助など身の回りのお世話をします。

  2. ②訪問入浴サービス

     自宅のお風呂では入浴が困難な方々のために、特殊浴槽を持ち込んで入浴介助を行います。

  3. ③訪問看護サービス

     看護師の方と一緒に自宅に訪問し、身体介助など看護師のサポートを行います。

  4. ④訪問リハビリサービス

     理学療法士の方と一緒に自宅に訪問し、身体介助など理学療法士のサポートを行います。

  5. ⑤その他

     地域によっては自治体が給食サービスやリネン交換サービスを行っています。このときサービス提供要員として活躍する場合もあります。

ボランティア活動

ボランティア活動

ボランティア活動として、老人福祉施設のお手伝いや地域交流の場所でお年寄りのお世話をするときなどに介護職員初任者研修講座の修了資格が役立ちます。

家族介護

家族介護

介護はある日突然必要に迫られます。そうなってしまった場合、予備知識があるのとないのでは雲泥の差があります。必要になったときにはもう遅いので、今から祖父母・両親・家族のために介護の基礎知識を学びましょう。