金剛禅総本山少林寺

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私の少林寺拳法人生これから!

私の少林寺拳法人生これから!

 小学5年生の頃、父に連れられて道院に行きました。一目見て面白そう!と入門を決意、あっという間に少林寺拳法の魅力に取り憑かれ週四回道院に通っていました。惹きつけられた魅力は“教え”です。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」、「力なき正義は無力なり、正義なき力は暴力なり」これらは、当時「なんとなく悪いことがかっこいい」と思っており、担任の先生に「手が付けられない」と太鼓判を押されるほどひねくれていた私に、「正しいことは正しいと堂々と行えるカッコよさ」のようなものを感じさせ、技法と相まってすんなりと入ってきました。
 以来、中・高・大とのめりこみ、大学卒業後には専門学校禅林学園専門部に入学しました。禅林学園でより深く技法・教義を学び、子供の頃に感じていた少林寺拳法の教えの魅力を正しく再認識することができました。中でもダーマの「時間と空間を超越して、存在する大引力」という言葉が印象的でした。もしもあの時、父が道院に連れて行ってくれなかったら。もし道院長に出会ってなかったら。もし始めるのが3年遅かったら。もし途中でやめていたら・・・。様々な偶然の中、おそらく何か1つでも違っていたら私は今ここには居ないでしょう。そう考えると25年間少林寺拳法を続けさせてくれた出会い(ダーマの働き)に感謝せずにはいられません。
 さて、その後結婚を機に山梨県に移住し、2018年12月、山梨県一宮町で山梨桃の里道院を設立、昨年12月1日に認証、そして今年1月11日に認証式に出席することができました。奇しくも同日、入門した道院の恩師もまた45周年の表彰を受けられていました。また翌日、1月12日に師家承継式が執り行われました。
 自身の道院認証、恩師の45周年表彰、師家の承継、ここにもまた不思議な法縁を感じずにはいられません。これもダーマのお導き、すべての出会いに感謝し、恩師が開祖や第二世師家を支えられてこられたように、今度は微力ながら私が第三世師家を支え、少林寺拳法を次の世代へ伝えていこうと決意を新たにしました。

山梨桃の里道院道院長 川植 悟