ホーム > 2019年 > 11月

2019年11月 各連盟・支部レポート

2019年11月12日

2019ドイツ連盟合宿

各支部レポート

2019ドイツ連盟合宿

1979年、現在のドイツ少林寺拳法連盟の名誉会長であるワルテル・バンダルレ(Walther Wunderle)は、日本から帰国後、佐藤先生の指示を受けてアウグスブルク市にドイツで最初の道場(スガクサ支部)を設立しました。彼は本場で武術を学ぶために約4年間日本に滞在しました。そして最後に佐藤先生に出会い、少林寺拳法を学びました。ワルテル・バンダルレは、少林寺拳法が身体的な鍛錬と人としての成長の両面を組み合わせた武道であることを知りました。何度も日本にわたって佐藤先生に師事し、またヨーロッパの講習会などで青坂先生の指導を受けました。バンダルレ先生は現在、准範士七段の資格を得ていますが、この段位に到達した最初のヨーロッパ人です。

彼の最初の弟子の一人であり現在のドイツ連盟会長のクルト・カンメル(Kurt Kammerl)は、1986年にドイツ2番目の支部、アウグスブルク東支部を設立しました。長年にわたり、ドイツで少林寺拳法の活動は成長していきました。ドイツ少林寺拳法連盟は2001年に正式に設立され、現在8つの道場があります。アウグスブルクに加えて、合計約250人の拳士がいる道場が、ケーニヒスブルン、カンマーシュタイン、シュワブミュンヒェン、ボビンゲン、ベルリン、ミュンヘンで開設されました。

10月18日にはカート・グリブル市長の招待で、アウグスブルク市庁舎のプリンスの間で代表団が記念日の祝賀レセプションに参加しました。

市長の代理としてペトラ・ケラー氏が、日本、フランス、イタリア、スウェーデン、フィンランド、ロシア、スイスの代表者、ドイツ連盟の各支部長、ドイツ日本協会レーナー・フェルメルクのマネージング・ディレクターを歓迎しました。

在ミュンヘン総領事木村徹也氏とダグラス・ベアード副会長より参加国の代表者への挨拶のあと、少林寺拳法の演武が披露されました。最後に、ドイツ連盟のクルト・カンメル会長はレセプションへの招待に対する感謝の辞を述べました。アウグスブルク市と日本との強い関係と、国際関係における少林寺拳法の重要性が現れたものです。

合宿は、アウグスブルク近くの小さな町、ケーニヒスブルンで開催されました。青坂寛先生(WSKO指導員、ヨーロッパオフィス、少林寺拳法大範士九段)、佐藤健二先生(WSKO指導員、大範士八段)、佐藤先生の息子の佐藤拓磨氏(准範士六段)が指導を行いました。

また、ドイツ連盟の支部長も指導を担当しました。

先生方のご支援にもう一度感謝したいと思います!

金曜日の夜、合宿は技術練習から始まり、参加者同士が知り合うことができました。土曜日と日曜日は9時から15時まで練習に専念しました。

土曜日のウォームアップにはヨガのエクササイズが含まれ、日曜日には動物の動きを真似したオリジナルのダイナミックなウォームアップが行われました。基本と法形の後には、資格別に分かれた練習が行われました。指導員は参加者にパートナーを変えるよう指示し、他の国の参加者たちとも出会いや友情を奨励しました。

青坂先生による土曜日の講義は、仁、義、忠、孝、礼、恥についてのお話でした。翌日の佐藤先生の講義は、少林寺拳法の創始と歴史についてでした。先生の個人的な修行や上達についても話してくださいました。

土曜日の午後、ドイツ連盟は犯罪被害者のための協会「ワイザーリング」の利益のためにチャリティガラを開催しました。ドイツの支部や外国の連盟が、少林寺拳法の違った側面を披露しました。デモンストレーションでは、ヨーロッパ演武会の三段の部で優勝したアルノー・ティケとハンナ・スヴェドバーグの組など、多数の演武が披露されました。イタリア連盟の音楽の演奏に合わせた演武や、日常に起こりうる状況での現実的な護身術の披露もありました。

アウグスブルクの太鼓グループが行事の幕開けを印象的なものにしました。アウグスブルガー人形劇団の人形劇も披露されました。青坂先生と佐藤先生は、道衣姿の人形劇の思い出で、この合宿を思い出していただけると思います。

パーティーは「パンチ・アンド・キック・チャレンジ」で終わり、拳士のほぼ全員が参加しました。観客は、突き200回、蹴り100回に対して、寄付を行いました。最終的にはかなりの金額が追加されました。この他、クルト・カンメル会長はドイツの少林寺拳法連盟の名前で「ホワイトリング」に1000ユーロの小切手を提示しました。

土曜日の夜、ホテルでバイエルン式パーティーを行いました。多くの拳士がバイエルンの伝統的な服を着用し、バイエルン料理のビュッフェ形式を堪能しました。モダンダンスショーがパーティーを盛り上げました。その後、参加者たちは音楽にあわせて踊り、先生方も参加しました。あちこちのテーブルで乾杯の音が続きました。パーティーは夜中12時ごろに終了しましたが、日曜日にも再び練習があったからです。

日曜日の夜にまだ現地に残っていた参加者たちはアウグスブルクの醸造所ツアーに参加し、ビールの醸造を見学しました。美味しいバイエルン料理と、もちろんビールを楽しみました。