金剛禅総本山少林寺

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宗門の行としての少林寺拳法

金剛禅の修行の手段として少林寺拳法を修練し、動禅いわば易筋行を行います。易筋行とは修練によって肉体を変化させるということです。もちろん肉体だけではなく、肉体の変化に伴って精神同時に変化させ、ついては自分の生き方を変えるための修行であります。一部ですが、動禅・少林寺拳法の技法の数々をご紹介します

  • 天王拳 逆天一(てんおうけん ぎゃくてんいち : Ten'o Ken Gyaku Ten Ichi)

    上段逆突~中段順突の二連攻に対して、連受・同時反撃で対処する。後ろ手で内受、前手で打払受を行うが、一撃目を後方に下がりながら受けると、反撃間合いが遠くなる。やや横転身に捌くことで相手の攻撃もよく捉えられ、内受・打払受ともに受けやすく、また反撃も行いやすい。

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:倉本亘康 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    天王拳 逆天一
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  • 金剛拳 後腕固(こんごうけん うしろうでがため : Kongo Ken,Ushiro Ude Gatame)

    たとえば、居捕にて送小手をかけた後、伏身の相手の上体に我の体重をあずけるようにして押さえ、腕を抱え込んで手首を極める。右脇で締め込むことで肘を伸ばさせ、左手は裏固のように手首を固め、さらに右手でかぶせ、大拳頭を極めていく。送小手からの滞りない連携が何より重要である。(あ・うんvol.54)
    ※居捕送小手と同じ動画です。

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    金剛拳 後腕固
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  • 龍華拳 居捕送小手(りゅうかけん いどりおくりごて : Ryu Ka Ken, Idori Okuri Gote)

    正座時に手首を握られそうになった場合、まずは膝を開いて体を安定させたのち、片膝を立て、鈎手守法をとること。送小手は若干後方へ引き込むように掛け手を行い、それから大きく肩を送ると無理なく掛けられる。立位の者が座位の者の手を捕った時点ですでに立位の者の体勢は前屈みとなり崩れているのだから、一見の立場の不利に惑わされず、冷静に対処することが肝要である。(あ・うんvol.53)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    龍華拳 居捕送小手
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  • 仁王拳 屈身蹴(におうけん くっしんげり : Ni Oh Ken, Kusshin Geri)

    上段振突に対して膝を十分に使って、かいくぐるように身をかわす。そのまま後ろ足の引き寄せを利用して蹴り返す。屈身受をすると相手を視線で捉えにくくなってしまうので、気配の察知を常々怠らず、いかようにも対応できる残心をしておくこと。(あ・うんvol.52)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    仁王拳 屈身蹴
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  • 仁王拳 外受蹴(におうけん そとうけげり : Ni Oh Ken, Sotouke Geri)

    上段突をかわしながら外受し、蹴り返す。「外へ受け弾く」のではなく、「後方へ引き払う」ように受けるのが「外受」の特徴。また脇を締めるように受けることで防御から反撃への体勢が確保できる。外受突に比べ若干外へ開くように足捌きをすることで、蹴りの間合いを作ることができる。(あ・うんvol.51)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    仁王拳 外受蹴
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  • 龍華拳 巻小手(りゅうかけん まきごて : Ryu Ka Ken, Maki Gote)

    腕逆捕に対して鈎手守法で相手の攻撃をとめる。その際、腕逆捕の引き込みに体捌きを合わせ、相手の正中線上に位置すると技がかけやすくなる。
    当身から掛手を行い、右手を内に倒して相手の手首に巻きつけるがごとく我の手首を返すと相手の体が崩れ出す。掛手を引きつつ足を捌いて投げる。(あ・うんvol.50)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:倉本亘康 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍華拳 巻小手
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  • 龍王拳 諸手輪抜(りゅうおうけん もろてわぬき : Ryu Oh Ken, Morote Wanuki)

    諸手で腕を捻じらんと、または担がんとしてきた際、相手の動きに逆らわないよう足を捌きながら鈎手守法を行う。当身した手を鈎手の先に添え、支点をずらさないようにしつつ、我の肘を相手の両腕の輪の中に差し入れるようにすると抜ける。同時に小手抜・寄抜を行うイメージで大きく抜くとよい。(あ・うんvol.49)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:倉本亘康 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍王拳 諸手輪抜
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  • 仁王拳 内受突(におうけん うちうけづき : Nio Ken, Uchi uke zuki)

    上段突に対する内受を主体とした攻防法。内受に頼りすぎず、千鳥入身を併用することで攻撃をしっかりと捌いて受けること。
    先(後の先、対の先、先の先、そして気の先)の会得・上達に適した法形であるので、修練度合いに応じてタイミングの工夫を図ると良い。(あ・うんvol.48)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    仁王拳 内受突
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  • 五花拳 押受投(ごかけん おしうけなげ : Goka Ken, Oshi uke nage)

    振突に対し押受突した後、押受した手は相手の手首を、中段突した手は相手の肘に掛け、体を捌いて投げる。手首の引き下げと肘の引き上げのみで投げようとせず、梃子の理を使って肩を誘導するように投げると膂力を必要とせずに投げられる。(あ・うんvol.47)

    撮影 /加々見一
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    五花拳 押受投
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  • 仁王拳 外押受突(におうけん そとおしうけづき : Nio Ken, Soto oshi uke zuki)

    体重の乗った振突は、遠心力も加わって非常に力強いため、体全体を使った受けが必要になる。差替足を用いながら体を入れて押受するが、すべてを同時に行うと力が充足せず、攻撃に負けてしまう。足、体、手捌きの順にそれぞれのタイミングをずらし重ねることによってその効果を発揮する。数をかけて会得すること。
    (あ・うんvol.46)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:倉本亘康 准範士六段

    仁王拳 外押受突
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  • 龍王拳 切抜(りゅうおうけん きりぬき : Ryuo Ken, Kiri nuki)

    鈎手守法で相手の引き攻撃を抑え、鈎手した手を手刀に見立て、相手の親指を引き切るように抜く。鈎手の際、我の手首を相手の手掌に重く乗せることで相手の握力が弱まり、掌内に僅かながらの空間ができる。その隙を逃さず、手首を回転させながら切抜をするとよい。(あ・うんvol.45)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:倉本亘康 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍王拳 切抜
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  • 仁王拳 外押受蹴(におうけん そとおしうけげり : Nio Ken, Soto oshi uke geri)

    振突に対する反撃技。布陣によって異なるが、千鳥入身や差替足など、足捌きを併用することで、安定した体勢での力強い外押受が目指せる。また受けの際は、手首をしっかりと返すことで、腕刀に力が充実する。蹴り反撃は、受けに重心を乗せた逆の足で瞬時に蹴り返すこと。
    (あ・うんvol.44)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:飯野貴嗣 准範士六段
    攻者:永安正樹 准範士六段

    仁王拳 外押受蹴
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  • 龍華拳 切返天秤(りゅうかけん きりかえしてんびん : Ryuka Ken, Kiri kaeshi tembin)

    切小手が流れてしまい、相手の肘が伸びてしまった際に対処する。すぐに掛手を離し、腕刀を使って、伸びた肘に天秤を極める。捌手は切小手の動き(巻き込み)を止めず、手首を捕ったまま腰に引き付けるようにすると、相手の体勢を崩せ、天秤がより掛けやすくなる。
    (あ・うんvol.43)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者: 永安正樹 准範士六段
    攻者: 飯野貴嗣 准範士六段

    龍華拳 切返天秤
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  • 仁王拳 開身突(におうけん かいしんづき : Nio Ken, Kaishin zuki)

    上段突に対して、後方の肩を引くように体を開き、攻撃をかわす。同時に、後方の手で横押受、および掛手を併用して突きの軌道を変えることで相手の肩を下げる(顔面の急所が空く)。その刹那に、開身の動きを利用した上段順突で反撃を行なう。開身の際、自身の体が反りすぎると、体勢の復元から反撃の遅れが生じるので注意する。
    (あ・うんvol.42)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者: 冨田雅志 大拳士五段
    攻者: 永安正樹 准範士六段

    仁王拳 開身突
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  • 白蓮拳 燕返(びゃくれんけん つばめがえし : Byakuren Ken, Tsubame gaeshi)

    上段突に対する防御からの段反撃。相手の内手首(寸脈)を内受すると、突手が外側に流れる。頸脈に隙が生まれるので、すかさず受手を反転させ、手刀で切り込む。受けから反撃が一動作に近い快速を目指す。その後の連反攻も一挙動作を目指すが、節度も重要である。
    (あ・うんvol.41)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者: 冨田雅志 大拳士五段
    攻者: 永安正樹 准範士六段

    白蓮拳 燕返
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  • 羅漢拳 上膊捕(らかんけん じょうはくどり : Rakan Ken, Johaku dori)

    我の上膊を握られた際、空いている片方の手を相手の握り手の甲に重ね合わせて掛手する。握られた腕は上膊抜の要領で相手の腕に絡めつつ、内肘で我の掛手ごと相手の手首を挟み込み、引き落とすように捕る。腕だけで捕ると上体が崩れがちになるので、肘の落としと併せて後ろ足を若干引くように捕るとよい。相手の手首を生かしたまま、「コ」の字になるように極めるため、肘の使い方が肝要である。(あ・うんvol.40)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:飯野貴嗣 准範士六段
    攻者: 冨田雅志 大拳士五段

    羅漢拳 上膊捕
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  • 龍王拳 上膊抜(りゅうおうけん じょうはくぬき : Ryuo Ken, Kiri nuki)

    相手が我の上膊を握ってきたときに逃れる技である。押し気味に握ってくるので、やや後方に肘を引きながら、そのまま腕を大きく回して相手の腕にかぶせるようにする。そのまま肘を上方に立て、指先を地面にまっすぐに突き刺すように伸ばすと抜くことができる。この際、手掌を内側に捻るように下ろすこと、また僅かに肩を後ろへ逃すようにすると無理なく抜ける。(あ・うんvol.39)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:飯野貴嗣 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍王拳 上膊抜
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  • 五花拳 閂片手投(ごかけん かんぬきかたてなげ : Goka Ken, Kannuki katate nage)

    相手の片手斜め上方に向けた閂捕にて十分に崩し、爪先立ちにさせる。すかさず相手の腕をかいくぐるように三足全転換し、ハンマー投げのように投げる。十分に閂を効かせて、相手の腕を我の目線より高く掲げておくと、自分の体勢を崩さずにくぐることができる。くぐる際に閂を緩めないようにすること。また、踵を返すようにしながらすばやく腰を切ってくぐるとよい。(あ・うんvol.38)

    撮影 /近森千展 
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:永安正樹 准範士六段

    五花拳 閂片手投
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  • 金剛拳 閂捕(こんごうけん かんぬきどり : Kannuki dori)

    仕掛技の一つ。我の片手で、相手の手の甲側を優しく包み込むと同時に、もう一方の手で丁字を使って手首側を捕り、閂を極める。閂の極め方については両手それぞれの操作に感覚的なコツが必要なため、実際の師事の下、数をかけて会得すること。手首だけでなく、一気に肩まで力を伝えることで、相手を瞬時に制することができる。(あ・うんvol.37)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:永安正樹 准範士六段

    金剛拳 閂捕
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  • 羅漢拳 裏投(らかんけん うらなげ : Rakan Ken, Ura nage)

    表投を掛けんとした際、相手の引きが強く、膠着気味になった際に即座に対応する。すばやく両の腕を反転させ、襟側の手首は腕巻のように絡め、袖側の手首は袖捕のように挟み込む。この際、相手の体が我に引き寄せられるように崩れるので、そのタイミングに合わせて足を開き、肩を送ると裏返るように投げることができる。(あ・うんvol.36)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    羅漢拳 裏投
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  • 羅漢拳 表投(らかんけん おもてなげ : Rakan Ken, Omote nage)

    相手が襟と上袖を握り、背負い投などに入らんとした際に対処する。相手が我の懐に潜り込まんとする刹那、我も同一方向に歩を進め、居つかないようにすることが重要。襟側の手首は腕刀で斜め下方に切り崩すことで腰を制し、袖側の手首は腕刀から肘関節部で、相手の肩を送るように巻き込んで体を開くと、攻者は自身の回転力も加わって投げられる。(あ・うんvol.35)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    羅漢拳 表投
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  • 龍華拳 振捨表投(りゅうかけん ふりすておもてなげ : Ryuka Ken, Furisute omote nage)

    相手が一本背投などで投げんとしたときに用いる。相手の強い引き込みと、我の懐に入ってくる瞬時の回転を利用して投げるため、守者は攻者の攻めに動きを止めず、一息に技を掛けることが肝要である。鈎手守法によって、攻者の強い引きはそのまま自身の崩れへとつながるので、その流れに逆らうことなく体を捌いて投げるとよい。(あ・うんvol.34)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍華拳 振捨表投
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  • 龍王拳 肘抜前天秤(りゅうおうけん ひじぬきまえてんびん : Ryuo Ken, Hiji nuki mae tembin)

    両手寄抜を封じんと、片手は引き、片手は押し込んできたときの対処法である。引きに対して、鈎手守法で我の体勢が崩れないようにする。その後、押し込みに対して相手の外側に体を捌き、握られた手首を中心に我の肘を相手の肘に打ちつけるごとく抜く。勢いを止めることなく、抜いた手を内腕刀に切り替え、前天秤を極めて相手を制す。(あ・うんvol.33)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍王拳 肘抜前天秤
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  • 龍王拳 二段抜(りゅうおうけん にだんぬき : Ryuo Ken, Nidan nuki)

    我の寄抜に対し、攻者が妨害せんと、掴んでいた手を我の胸元に捻り押し込んできたときの抜き方。押し込みをいなしながら体を捻り、肘を相手側に向けて抜く。このとき腕を内側に巻き込み、内腕刀を相手の拇指第一関節に乗せるようにするとよい。また、上体の捌きに足捌きを併用することで、無理なく相手の攻撃をいなすことができる。(あ・うんvol.32)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍王拳 二段抜
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  • 金剛拳 立合掌固(こんごうけん たてがっしょうがため : Kongo Ken, Tate gassho gatame)

    腕十字固よりあおむけに倒した後、瞬時に我の片足を相手の頭部下に差し入れ、逃れんとする相手の回転を止める。相手の肘を我の両膝で包むがごとく挟み、片手で相手の腕を引き上げ、もう片方の手を相手の手と交差合掌させ、捻じるように押さえつける。引き上げと押さえつけのバランスが重要である。(あ・うんvol.31)
    ※腕十字固と同じ動画です。

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    金剛拳 立合掌固
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  • 金剛拳 腕十字固(こんごうけん うでじゅうじがため : Kongo Ken, Ude juji gatame)

    捕技に属する仕掛け技である。相手の手首を引っ掛けるように軽くつかみ、相手の手掌が上を向くように捩じ上げながら、すばやく相手の裏側に回る。回ると同時に当身を入れ、返した手で相手の上膊部をすかさず巻き込み、内腕刀で急所を攻める。このとき、相手の肩をやや落とし気味に挟み締めるようにする。(あ・うんvol.30)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    金剛拳 腕十字固
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  • 龍華拳 送小手(りゅうかけん おくりごて : Ryuka Ken, Okuri gote)

    鈎手手法から当身の後、相手の左手・小指丘に掛手する。捌手は巻抜の要領で相手の手首に絡め、拇指背丘を攻めつつ、相手の肩を送るようにすることで、伏身にすることができる。手首の極めと肩の送りの連動が重要である。(あ・うんvol.29)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍華拳 送小手
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  • 金剛拳 前指固(こんごうけん まえゆびがため : Kongo ken, Mae yubi gatame)

    逆小手より、あおむけに倒した場合の固技。逆小手の掛手をほどくことなく、相手の手首を曲げたままにしておく。かつ我の前膝で相手の肘関節を押さえ、腕を伸ばした状態にし、相手の大拳頭を押さえ、人さし指を手掌内に巻き込むがごとく締める。真に極まると相手の腰が浮いてくるので目安とする。(あ・うんvol.28)
    ※逆小手と同じ動画です。

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    金剛拳 前指固
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  • 龍華拳 逆小手(りゅうかけん ぎゃくこて : RyukaKen, Gyaku gote)

    鈎手守法の後、当身から素早く相手の拇指丘に掛手をする。続けて小手抜を行い、相手の手首を内側に巻き込みながら、大拳頭付近に我の手首を転がすように乗せ、掛手と併せて相手の手首を極める。この一連の流れに二足転位の運歩を行うことで円滑に転倒させることができる。(あ・うんvol.27)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:冨田雅志 大拳士五段

    龍華拳 逆小手
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  • 三合拳 下受蹴(さんごうけん したうけげり : Sango Ken, Shita Uke geri)

    中段直突に対して前千鳥でかわしつつ、下受で防御、逆蹴にて反撃する。下受は腕刀を用いて、下方へ打ち切るがごとく受けはじく。このとき肩・腰の捻りが過ぎると、回転の反作用から蹴り反撃が遅くなるので、運歩による間合いの調整を図る。(あ・うんvol.26)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    三合拳 下受蹴
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  • 龍王拳 片手巻抜(りゅうおうけん かたてまきぬき : Ryuo Ken, Katate Maki Nuki)

    鈎手守法と当身ののち、寄足をしつつ、右手を相手の手首に巻きつかせるようにして肘を入れると、抜くことができる。相手が手首を抑え込むような攻撃をしてきた場合は、攻撃に抗うことなく半歩下がるか、体をやや開いていなすことで、相手の体勢を崩しつつ楽に抜くことができる。(あ・うんvol.25)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:永安正樹 准範士六段

    龍王拳 片手巻抜
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  • 龍王拳 片手寄抜(りゅうおうけん かたてよりぬき : Ryuo Ken, Katate Yori Nuki)

    寄抜の鈎手守法は、手掌をやや内側下方に向けると、相手の手首を殺しやすく、握力を半減させることができる。抜く際は、相手に歩み寄るように我の右肩を鈎手の位置に近づけ、手首の支点部分がぶれないように寄抜をするとよい。(あ・うんvol.24)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:冨田雅志 大拳士五段
    攻者:永安正樹 准範士六段

    龍王拳 片手寄抜
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  • 仁王拳 流水蹴(におうけん りゅうすいげり : Nio Ken, Ryusui geri)

    上段直突、もしくは手刀打に対し、上体は流水受でかわしつつ、瞬時に蹴り反撃を行う。その名のとおり、流水のごとき円滑な体捌きと、瞬間の虚実を見極めた反撃が必要である。初歩の段階では、攻者に緩急を調節してもらい、数をかけ、攻防の間合いと機会を学ぶことが修得の早道である。(あ・うんvol.23)

    撮影 /近森千展
    /永安正樹
    演武者

    /守者:永安正樹 准範士六段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    仁王拳 流水蹴
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  • 三合拳 中段返(さんごうけん ちゅうだんがえし : Sango Ken, Chudan gaeshi)

    我は中段を誘って待気に構える。相手の差込蹴に対し、前足をやや引き寄せて前鈎足になりながら、体をかわすと同時に下受し、水月へ蹴り返す。三合拳は、足または手の攻撃に対し、手で受けて足で反撃する技法であるが、決して手だけで受けるのではなく、必ず体捌きを用いて受けることが大切である。反復修練によって体捌きや受け手の用い方、攻防の間合や先のとり方のコツを身に付けたい。(あ・うんvol.22)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    三合拳 中段返
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  • 龍華拳 吊落(りゅうかけん つりおとし : Ryuka Ken, Tsuri otoshi)

    吊落は送小手を掛けようとしたときに、相手が後方へ回り込んで逃れようとした場合の変化技である。相手が回り込む刹那に、相手の背中から手を離すように吊り上げると、相手の肩関節が極められ、上体が前に落ち込み、投げることができる。なお、別法として、相手が振り向きざまに裏拳を振り打ってきた場合は、右手外押受によって攻撃を封じ、その手を相手の肘内側に引っ掛け、上方へ吊り上げるようにして投げる。(写真は別法)(あ・うんvol.21)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    龍華拳 吊落
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  • 龍王拳 十字抜(りゅうおうけん じゅうじぬき : Ryuo Ken, Juji nuki)

    われは右拳をやや高めに挙げ、前腕を立てて構える。相手が手首をつかむ刹那、相手の拇指の谷を下方へ押さえ気味に、われの腹の高さにまで手首を下げて鈎手守法をとると、相手は手に力を入れることができなくなる。相手の手首とわれの手首を「十の字」にクロスさせるように肘を内側へ入れると、相手の手首は殺される。続けて、肘を脇腹へ引き戻すようにすると、抵抗なく抜くことができる。(あ・うんvol.20)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    龍王拳 十字抜
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  • 金剛拳 外逆手捕(こんごうけん そとぎゃくてどり : Kongo Ken, Soto gyaku te dori)

    外逆手捕は、逆手投と同じ要領で手首・肘・肩関節の逆をつくり、投げずに連行する技である。相手の体を崩すには、相手の肘を胴体から浮かせるように離し、鈎手をさせないようにするとよい。更に、相手の肘を肩の高さよりやや上に引き上げると、のけぞるような体勢になる。相手の肘が逃げないように、我の上腕部で抱え込み、時折大拳頭を攻めながら連行する。(あ・うんvol.19)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    金剛拳 外逆手捕
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  • 龍華拳 送巻天秤(りゅうかけん おくりまきてんびん : Ryuka Ken, Okuri maki tembin)

    送小手を掛けようとしたときに、相手が我に対して背中を向けるなどして逃れようとした場合の変化技である。送小手から変化する刹那、相手の左脇に我の右体側を寄せ、相手の左肩から腕全体を我の懐に引き込みながら、我の脇の下で相手の上腕部をしっかりと挟み、肩、肘の遊びを取り、“巻のつくり”を作る。そのまま全身で梃子を効かせながら身を沈めると、相手の左肩が落ち、体勢が完全に崩れる。(あ・うんvol.18)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 准範士六段

    龍華拳 送巻天秤
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  • 天王拳 突天一(てんおうけん つきてんいち : Ten’o Ken, Tsuki ten ichi)

    突天一は天王拳の基本的な法形である。天王拳において攻者は、一気合で左右の拳を、ほとんど同時に近いくらいの連攻撃を仕掛ける。いわゆる一挙連撃の攻撃である。守者は一撃目は体捌きによる受けを主とし、手による受けを従とする。また二撃目を受けると同時に、蹴り反撃を極める。上級者には攻防の節度と、更には連反攻が求められる。(あ・うんvol.17)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    天王拳 突天一
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  • 五花拳 片手投(ごかけん かたてなげ : Goka Ken, Katate Nage)

    片手投は、仕掛けの技法である。仕掛け技を修練するにあたっては、特に相手の機先を制し、虚を捉えるコツを会得するよう心がけたい。捕り方としては、相手の右手首に我の手を引っ掛け、外側から内へ腕を捻じりながら、左足を深く踏み入れて身体を反転し、左膝をつき、肘を上げながら、手首を殺して引き落とす。体捌きは二足全転換で、自分の身体が相手から離れず、内に入り込むように沈み込むとよい。(あ・うんvol.16)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    五花拳 片手投
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  • 龍華拳 切小手(りゅうかけん きりごて : Ryuka Ken,Kiri Gote)

    後ろにねじ上げようとして、手首を掴んできた相手の裏側に出て、まず鈎手で守る。続けて左手を添えて手首を殺し、手刀の形にした右手を、相手の左手首に巻きつかせ、足を捌きながら相手の正面に向く。すると相手の腕の形がS字になり、右肩がやや前方に出て、体が崩れる。崩しの動きに合わせて、手刀部分で自分の腹に引き落とすようにして極める。(あ・うんvol.15)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    龍華拳 切小手
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  • 龍華拳 木葉返(りゅうかけん このはがえし : Ryuka Ken,Konoha Geshi)

    木葉返は、相手の四指の逆を丁字手にして捕って、投げたり吊り上げたりする仕掛けの技法である。木葉は決して強く握りつぶさず、相手の体に力を伝える接点として、まず相手を一本足(片足荷重)の状態にさせて、すかさず四指→手首→肘→肩の順に関節の遊びを取って、回転させて投げることがコツである。(あ・うんvol.14)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    龍華拳 木葉返
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  • 五花拳 閂内天秤(ごかけん かんぬきないてんびん : Goka Ken,kannuki nai tembin)

    この法形の要点は、文字どおり「閂」を捕ることと「内天秤」を捕ることである。しかし、それ以上に大切なのは、「閂」と「内天秤」の操作によって攻者の腕・肩を体勢を崩す方向へ誘導することである。閂を捕る側の守者の腕の線と攻者の腕の線を一直線にさせ、攻者の肩の線に向かって落とす。修練においては、体を捌くタイミング、またその方向を修得したい。(あ・うんvol.13)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    五花拳 閂内天秤
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  • 龍華拳 諸手送小手投(りゅうかけん もろておくりこてなげ : Ryuka Ken,morote okuri kote nage)

    攻者が一本背投を仕掛けてくるとき、守者は、攻者の動作に合わせるように足を運び、鈎手守法によって攻者の左手首を殺すことで、一本背投を無効にする。そのまま左手を攻者の手首に掛け、送りの操作によって攻者の左肩を前方へ崩し、肩を支点に振り投げる。特にこの技法は、攻者の勢いを殺さずに一気動作で行いたいものである。(あ・うんvol.12)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    龍華拳 諸手送小手投
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  • 白蓮拳 三日月返(びゃくれんけん みかづきがえし : Byakuren Ken,mikazuki gaeshi)

    三日月返は、攻者の上段直突を左手内へ引っ掛けるようにして受け、下へ押さえながら右平拳で三日月へ上振突を行い、その手を直ちに返し、頸中へ手刀打を返す技法である。特に、攻者の攻撃手を殺し、二撃目を封じること、そして直ちにその手を肘から引き抜き、頸中に手刀打を返すことなど、正確さに加えて速さと節度に重点を置いた修練を心がけたい。(あ・うんvol.11)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    白蓮拳 三日月返
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  • 五花拳 押閂投外(ごかけん おさえかんぬきなげそと : Goka ken,Osae kannuki nage soto)

    押閂投外は、五花拳に属する「剛柔一体」の技法である。守者は、攻者の突き攻撃を半月受(開身突)でかわし、掛手を相手の突き手の甲にずらし、閂の形に捕って、手首関節の“遊び”を取る。もう一方の手は、攻者の肘関節内側に指を掛け、肘を引くと、攻者の体のバランスが崩れる。手・足・体を連動させ、二足半転身の体捌きで投げる。(あ・うんvol.10)

    撮影 /近森千展
    /飯野貴嗣
    演武者

    /守者:川島一浩 正範士七段
    攻者:飯野貴嗣 大拳士六段

    五花拳 押閂投外
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