国際交流事業

 2021年9月11日、2021 少林寺拳法青年拳士による鄭州大学日本語学科学生とのオンライン交流を開催いたしました。
 本プログラムは、日中両国の若い世代の相互理解の促進を目的として少林寺拳法グループが企画し、日本と中国の青年それぞれ12名が当日集い実施されました。日本からは、2019年の訪中団に参加した当時の大学生・高校生を中心とした有志の選抜メンバーが、中国からは、当グループと長年協力関係にある鄭州大学の日本語学科の学生が参加しました。
 宗昂馬少林寺拳法グループ代表の「日本ではまだコロナ感染症が終息していませんので、残念ながら、中国との人の往来は制限されていますが、少林寺拳法グループでは、これまでも、そしてこれからも、日本と中国の交流の未来を担う若い力に期待しています。」というメッセージから交流がスタート。日中混合の班別で「オンラインのコミュニケーション」「何歳から携帯を持つか」「外国語の学習方法」「疫病下に隔離生活を充実させる方法」「中国でも人気のある日本のアニメやドラマについて」など身近な話題をテーマに、質疑応答、意見交換を行いました。

 初めは初対面で緊張した面持ちの双方ではありましたが、身近な話題ということで最後は話が弾んだ様子に見受けられイキイキとした表情が印象的でした。
 交流終了後、中国側参加者からは、「日本と中国は、共通点はあれど、それぞれの興味や意見があり、視野が広がった」「機会があれば日本へ行きたい」などの感想が聞かれました。

 また、日本側参加者からも「問題意識をもっと高めなければいけないと思った」「中国の学生さんはとても積極的で、自分ならではの意見を持っていてよい刺激になった」などの感想が聞かれ、日中双方の参加者が、互いのテーマについて理解を深めることができ、大きな収穫を得たことがうかがえました。
 最後に宗由貴少林寺拳法グループ相談役からは「皆さんが楽しそうに意見交換している場に参加できて幸せです、『日中の懸け橋になりたい』そういう言葉も聞けて嬉しかったです。今日参加した皆さんの未来に期待しています」という感想で交流会が締めくくられました。

 

 

少林寺拳法グループから:宗昂馬代表、宗由貴相談役
鄭州大学から:韓国河副校長、鄭州大学外国語与国際関係学院 銭建成院長、劉永傑副院長、他

参加者及び運営関係者