国際交流事業

かねてから少林寺拳法グループと友好関係にある河南省人民対外友好協会より、新型コロナウイルス拡散防止に役立ててほしいと、少林寺拳法グループに4万枚の医療用マスクが寄贈されました。中国の皆様のご厚意に感謝し、日本で必要とされている施設や団体の方々にお届けし、有効に使わせていただきます。

2020年1月~3月に中国が大きな危機に面している時期に、多くの日本の自治体や企業、その他団体等が中国へ医療機器やマスク等の支援をした事が、中国のSNSで話題となりました。少林寺拳法グループからも、少しでも状況改善の一助になればと2020年2月に、河南省の病院へマスクや体温計をはじめとした医療機器一式を提供しました。

「滴水之恩 涌泉相报」(一滴の水の恩を、湧き出る泉で返す)という中国の古い言葉のとおり、今回の寄付のほか、3月27日に河南省旅游局から医療用マスク1,000枚が、5月8日には中日友好協会から、少林寺拳法グループとの交流事業を実施した多くの学生さんたちから励ましのメッセージ動画が届いています。

今回のマスクの箱には「与君远相知,不道云海深」(友達同士は、遠くに居ても、互いに距離感を感じず、心が通じ合う。)のメッセージが貼られていました。これらのメッセージを通じ、少林寺拳法グループの45年以上にわたる隣国中国との交流活動の成果と、このような民間交流を継続していくことの大切さをあらためて感じました。

中国河南省人民対外友好協会から届いた応援メッセージ

中国河南省から少林寺拳法総本部に届いた寄贈マスク

中国河南省人民対外友好協会から届いた応援メッセージ