知的財産の適切な保護により、世界でひとつの少林寺拳法の運動体の継続維持を可能にします。
少林寺拳法の教え・技法・教育システムは、創始者・宗道臣によって生み出された、独自的固有の知的財産です。
したがって、少林寺拳法という名称、ロゴマーク等も、事業活動に用いられる商品または役務を表示するという知的財産です。
よって、勝手に教授したり、使用することはできません。
世界でひとつの少林寺拳法という運動体を継続・維持するために、競技偏重、営利目的等目的の違う少林寺拳法を容認しないためにこれら知的財産権を保護管理しています。
卍(マンジ)から◯◯(ソーエン)へ!
創始(1947)年から2004年までシンボルマークは卍でした。
世界に普及したことにより2005年より世界統一の新シンボルマークが制定されました。
(なお盾卍は金剛禅のシンボルとして現在も使用されています)
シンボルマークの意味:
シンボルマーク中央の図形は ◯(円)を2つ重ねて図案化した双円(ソーエン)で、
一方は慈悲と愛、
一方は理性や力、
重なることで「調和」を意味しています。
まわりの盾は、真理・正法・正義を護ることを意味し、また、中の4つの点は、東洋の思想にある天・地、陰・陽を表現しています。
シンボルマークの願い:少林寺拳法では、これらが調和、統一された状態こそが、人間生活の考えや行動の中心であるべきとされ、これは少林寺拳法の
「力愛不二(慈悲心や正義感に溢れていても、力がなければ、誰かの役に立ったり、助けたりすることはできない。また、どれだけ力があっても、誇りや信念がなければ、正しい力の使い方はできない)」
の精神にほかなりません。
○は、旧シンボルマークでもあった吉祥、生命の根源、流動する宇宙を表す卍(マンジ)の究極の形態を表したもので円流して○(双円)になりました。
※なおマークには商標権がございますので使用の場合はご相談ください