一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY

少林寺拳法の特徴

少林寺拳法連盟での取り組み

 学習指導要領の改訂により、中学校1・2学年において武道が必修となり、授業において少林寺拳法が実施可能となりました。細部は、こちら(中学校武道必修化サイト)をご覧ください。

 少林寺拳法連盟では、各都道府県において採択校を増やすことを目標としております。この一環として、少林寺拳法連盟では、①中学校及び高等学校の教員の方②学校における少林寺拳法指導者(それを目指す方及び外部指導者を含む)③教員志望の大学生の方などを対象に幅広く参加者を募集して、実技指導者講習会(※文部科学省との共催)などをを行っています。細部様子は、次のとおりです。

 ・学校少林寺拳法実技指導者講習会:平成28年度はこちらを、平成30年度はこちらをご覧ください。

 ・中学校武道授業指導法研究事業:平成29年度はこちらを、平成30年度はこちらを、令和元年度はこちらをご覧ください。

 ・中学校武道必修化特別研修会:こちらをご覧ください。

 ・全国指導者研修会(中学、高等学校の教員及び社会体育指導者対象):平成29年度はこちらをご覧ください。

 

 また、当連盟の諮問機関である、学校普及委員会(中学、高校)・中学校武道必修化プロジェクト委員会にて、情報収集、指導法の研究、以下の資料・映像製作等を進めてきました。なお、資料・映像につきましては、必要に応じて再送することもできますので、お問合せください。

 ①少林寺拳法採択についてのリーフレット

 ②中学校保健体育 少林寺拳法 指導の手引

  少林寺拳法の指導の手引  ←NEW令和6年度版

 ③映像資料(DVD)

 ④中学校武道必修化指導書(日本武道館発行)

 

 少林寺拳法の特徴、魅力をご理解の上、授業への取り込みをお願いします。

 

1.少林寺拳法について

①少林寺拳法とは 

 少林寺拳法は、1947(昭和22)年に創始者・宗道臣によって自信と行動力と慈悲心を持った社会で役立つ人を育てる、「人づくりの道」として香川県において創始された日本の武道です。

 自分の心と体を養いながら、他人と共に助けあい、幸せに生きることを説く「教え」と、自身の成長を実感し、パートナーとともに上達を楽しむ「技法」、そしてその教えと技法を遊離させないための「教育システム」が一体となっています。

 人間は大きな可能性を秘めています。少林寺拳法はその可能性を信じ、物心ともに平和で豊かな社会を築くために行動できる人を育てることを目指しています。

②少林寺拳法の特徴

 少林寺拳法は、少林寺拳法の修行を通じて、自信と勇気と行動力を習得し、思いやりと正義感を養うことを目標とし、体系化されています。

 少林寺拳法ではそれらの特徴を「拳禅一如」「力愛不二」「守主攻従」「不殺活人」「剛柔一体」「組手主体」の6つで表現し、少林寺拳法の修行のあり方、修行する者の行動のあり方、技法運用のあり方、技法の特徴を整理しています。細部は、少林寺拳法の特徴をご覧ください。

 

2.少林寺拳法の授業について

①授業の特徴

  •  少林寺拳法授業では下記の特徴が挙げられます。  
  •  既存の施設で実施できる。(体育館や教室、グランドでの実施も可能)
  •  ・新たな備品が必要ない。(備品を使用した、より高度な授業を展開することも可能)

 ・技の数や練習法が多岐にわたるため、幅広い授業展開が可能。

  •   *少林寺拳法を授業に採択した学校からは、施設面や金銭面、安全性の観点から高い評価をいただいております。
  • ②指導者について

学校授業における指導は下記のいずれかにて実施可能です。

少林寺拳法経験者の学校教員による授業

少林寺拳法経験者の外部指導者による授業

少林寺拳法未経験の教諭による授業※

 ※事前に本連盟の認めた講習会等を受講することが必要となります。

   細部は、「取り組みにあたってのFAQ」の(参考)「中学・高校体育授業指導者資格」について をご確認ください。

 

3.平成24年度以降の少林寺拳法授業実施校(117校、2024年2月現在)

  これまでに117校の中学校で少林寺拳法授業が実施され、採択した学校からは、「安全性」「既存施設の利用」「体操服で実施可能」等、好評を得ております。

 

(少林寺拳法授業採択校)