■2025年04月04日
ここでは、各地から寄せられた、少林寺拳法に関係したイベント等の活動を中心として紹介します。
■少林寺拳法マイシード交流会2024開催
令和6年12月21日~22日に大阪府堺市の国際障害者交流センターBig iで表題の交流会が行われた。全国から大人から子どもまで16所属38名(内、同行家族3名)が集結し交流が行われた。
交流会は昼食交流から始まり、参加者は食事を楽しみながらお互いを知り、次の実技や紙芝居による学科、夕食交流を通してさらに交流を深めた。同施設に宿泊した者と希望者で食後にボッチャ交流会でパラスポーツを楽しむ時間も設けられた。2日目は前日の実技を2構成の演武にして発表する演武会と意見交流会が行われた。演武会では自他共楽が体現される演武がされ希望に応じて採点や意見による評価が行われた。意見交流会では大人グループ、子どもグループ、家族グループに分かれ積極的な意見交流が行われた。 「参加者からは時間が足りない」「もっと交流したい」「次はいつ皆さんに会えるのか楽しみ」との声も寄せられ、盛会のうちに閉幕した。☆交流会の詳しい模様は実行委員会SNSをご覧ください。(少林寺拳法マイシード交流会実行委員会)
- 1日目記念写真
- 2日目記念写真
■第10回少林寺拳法奈良県女子稽古会 報告
2月2日、奈良私立一条高校・附属中学校の武道場にて、少林寺拳法奈良県女子稽古会を開催いたしました。節目となる10回目の開催となりました。毎回、参加拳士が熱心に修練しており、真剣さの中にも楽しさがあり、充実した稽古会になっています。女子だけで修練できたのが楽しかったとの感想も聞かれ、嬉しく思いました。派遣講師でお越しいただく牧野明美先生をはじめ、奈良県内の女性所属長も、この稽古会に心を込めて向き合っています。10回目を迎え、改めて継続していく事の大切さを強く感じています。今後も、若い拳士の成長や自信に繋がる稽古会になるよう、また、指導者の養成になるよう、続けていきたいと思っています。奈良東市スポーツ少年団 支部長 浅芝 春美
■2023年度千葉県少林寺拳法連盟合同研修会
2024年2月12日(月・祝)船橋アリーナを会場に、少林寺拳法世界連合主任指導員 川島一浩先生、一財少林寺拳法連盟 村瀬 晃啓先生、川島 佑斗先生、秋元 宏介先生を講師にお招きして、千葉県連合同研修会を開催しました。また学生指導員、県内の高校少林寺拳法部を指導されている先生方が、千葉県連からの講師として指導にあたりました。今年度は、対象を広げ、千葉県をはじめ関東圏内外の一般拳士、千葉県内の中高大の学生拳士が参加しました。本研修会の目的は参加者の皆さまの技術の向上だけでなく、千葉県連が重点活動として取り組んでいる、学生拳士と一般道院支部の拳士相互の交流、そして学生拳士の皆さんの卒業後の修練の継続の橋渡しがあります。本研修会をきっかけに、一人でも多くの学生拳士の皆さんが卒業後も継続いただくことで千葉県連、少林寺拳法全体の活性化と発展を願います。また有意義な研修会の成果をそれぞれの所属で生かして頂けると幸いです。
■第9回奈良県女子稽古会 報告レポート
2024年1月20日(土曜日) 奈良市立一条高等学校武道場にて第9回奈良県女子稽古会を開催致しました。
今回は、中学生が多く参加してくれました。参加拳士は、みんな熱心で、明美先生の説明や技を、一生懸命、聞いて、試していました。県内の幹部拳士も、各々、自分に出来る事で、中学生、高校生をサポートしていました。参加者全員が一体となり、終始和気あいあいとした中で稽古会が進み、楽しく又、無事に会を終える事が出来ました。ご協力頂きました皆様に感謝し、次回に繋げられるよう今後も、精進して参ります。ありがとうございました。(奈良東市スポーツ少年団 支部長 浅芝 春美)
- 奈良県女子稽古会1
- 奈良県女子稽古会2
- 奈良県女子稽古会3
■宇和島市少林寺拳法講習会 報告レポート
*本講習会は、宇和島市補助事業「未来のアスリート育成事業」として実施されました。
日 時: 7月29日土曜日 午後14〜17時 場 所:愛媛県宇和島市 宇和島総合体育館
次 第:開会挨拶・鎮魂行・ 体操、基本演練・中高生以下と一般に分かれた修練・閉会 講 師:井上 弘 ・川島 佑斗
参加者:宇和島市内の拳士 約30名 小学生10数名と中学生・高校生含めた一般10数名) 県内選考を経て、10月の世界大会や8月中旬の全国中学生大会へ出場予定の拳士もいる中で、基本を中心に、単演基本法形・受け身などのテーマに修練しました。一般部においては、地元拳士からの質疑応答で「Youtube黒帯ワールドで披露していた応用技を教えてほしい」などの声に井上講師が応える場面もあり、また地元宇和島の濱田先生から羅漢圧法や整法のご指導をいただきました。 濱田先生の挨拶:東京からきた2人の先生にご指導いただく貴重な機会となりました。日頃から急所について、小学生も含めてみんなを覚えるように指導しているが、今日もいつもとまた違った形で修練できるので、しっかりと汗を流していきましょう! 井上講師の挨拶:お招きいただきありがとうございます。少林寺拳法連盟は、香川本部、それと東京に事務所があり今日は東京から2人できました。こうして遠くまでの出張指導が再開し皆さんと修練できることありがたく思います。怪我のないように頑張っていきましょう! 川島講師の感想*講習終了後:少年部の皆元気があり、動きを見せながら、真似をしてごらんと言うと、しっかりと目を向けてくれました。受け答えのリアクションもハッキリと返事があり、おかげさまでとても主座をしやすかったです。今回、キーワードとして「①正確さ ②動作の大きさ ③スピード」この3つどれもが大事だけど、優先順位を意識することの大事さを伝えました。正確さにおいては、「当身の五要素」急所の位置についての意識が少年部も含めて高く、日頃の修練の賜物なのだろうと感激しました。中学生・高校生以上については、受け身のコツについてのご要望いただきましたので、各種受身での回転動作の感覚づくり、着地の際の要点などを確認できました。
- 井上講師指導
- 単演の指導風景
- 着地の感覚づくり
- 単演を相対で確認
- 全国中学生大会に向けて
- 基本修練 相対演練
- 基本修練 相対演練
- 基本修練 間合と残心の確認
- 体操 動的柔軟性を意識
- 基本
- 井上講師 挨拶
- 濱田先生 挨拶
■2023年4月30日5月5日 沖縄県連盟社会活動報告
コロナ禍の長い活動自粛も明け、この度、社会活動を実施出来ましたので下記報告をご覧ください。拳士数を増やすべく、皆で協力して社会との関わりを積極的に取って普及に努め、地域での社会活動実績を積み重ねていくことで社会に役立つ人づくりの一助となれば幸いです。2023年沖縄県連盟活動報告
沖縄県少林寺拳法連盟理事長 島袋容子
■2023年2月下旬、長野市内小学校にて「親子で少林寺拳法体験」を実施。
■2022年度千葉県少林寺拳法連盟合同研修会
2月11日(土・祝)船橋アリーナを会場に、少林寺拳法東京センターの井上 弘先生、村瀬 晃啓先生、川島 佑斗先生、秋元 宏介先生を講師にお招きして、千葉県連合同研修会を開催しました。
「~少林寺拳法の魅力~ 道場を越えてつながり! 共に学び楽しもう!」をテーマに、県内各所属から中学生、高校生、大学生、一般拳士の多くの皆さまにご参加頂きました。
また県連所属の学生指導員、県内の高校少林寺拳法部を指導されている先生方が、千葉県連からの講師として指導にあたりました。本研修会の目的は参加者の皆さまの技術の向上だけでなく、千葉県連が重点活動として取り組んでいる、学生拳士と一般道院支部の拳士相互の交流、そして学生拳士の皆さんの卒業後の修練の継続の橋渡しがあります。本研修会をきっかけに、一人でも多くの学生拳士の皆さんが卒業後も継続し、千葉県連、少林寺拳法全体の活性化と発展に寄与できましたら、有意義な研修会になると思います。職務でお忙しい中、本研修会の講師として一日指導いただきました井上先生、川島先生、村瀬先生、秋元先生に感謝申し上げると共に、参加者の皆さまが、本研修会の成果をそれぞれの所属で生かして頂けると幸いです。(千葉県少林寺拳法連盟 広報担当)
- 秋元指導員 アップ主座
- 村瀬指導員 講義 人づくり仲間づくりの行
- 井上指導員 技術指導
- 川島指導員 指導の様子
- 全体集合
- 全体基本
■【九州地区中高大一般対象】次世代育成合同練習会
2022年4月23日24日の2日間にわたり、福岡県において、九州地区の中高大の学生並びに大学OBも含め160名近くの拳士と、中高大生の指導に携わっている指導者約20名が集い実施されました。そして、講師には、(一財)少林寺拳法連盟会長 川島一浩先生、全国中学校連盟副会長 中島正樹先生を迎えました。本行事の目的は、中学生・高校生・大学生・社会人と世代を超えた縦の繋がりを持つことにより、次世代を担う拳士の横繋がりと、指導者層の世代交代の構築を目指し、開催しました。
【主催地区からの報告・所感】
8年前から取り組んでいる企画ですがコロナの影響で3年ぶりの開催でした。初日は基本的な動きを中心に練習を行い、その後川島会長に1時間程度講話をしていただきました。
その後会長の講話を聞いた感想をグループ毎に討議を行い、それぞれの認識を共有することが出来ました。
二日目は午後からの演武練習に向けて、午前中は演武を作る際の注意点や技術的な指導を中心に行い、午後からの演武練習ではリーダーを中心に高校生は高校生の中学生は中学生の役割をしっかりと分担して演武練習を行いました。練習会前は「演武発表までたどり着けるか」と危惧していましたが、グループ毎の発表では、しっかりとした演武を完成させすべての班が発表をすることが出来ました。拳歴も年齢も違うメンバーで団体演武を作成しなければならない為、グループリーダーに任命された大学生を演武経験が豊富な高校生や中学生がサポートし、チームのレベルに合わせた演武構成を作りました。それを受けてメンバーも必死に練習を重ね、疑問点を積極的に解決しようとする姿勢も見られました。
この練習会を体験した拳士は、それぞれの世代の信頼や可能性を感じていたようです。またグループ討議や演武練習をしている時間帯では、指導者に対しての講話や技術指導を、
昼休みには教員を目指す大学生や若い教員を対象として、少林寺拳法が教員に期待することを川島会長と中島中学校連盟副会長にお話を頂き、教員の果たす役割も認識することが出来たと思います。福岡県では世代交代が急務となっています。次世代を担う指導者の育成が最重要課題となっており、世代交代をスムーズに行えるように今後も様々な企画を実施し、福岡県の少林寺拳法を更に盛り上げていきたいと思います。
- 参加者全員での記念写真
- 指導者との集合写真
- 中島正樹講師
- 川島一浩講師
- 少林寺拳法の魅力について
- グループディスカッション
■第7回少林寺拳法奈良県女子稽古会
昨年は、コロナ禍の真っ只中にあり、中止する事になってしまいました。「今年は、なんとか開催して欲しい」と言う声もあり、コロナ感染が少し落ち着いたタイミングで、牧野明美先生を講師にお迎えして、万全の対策をして、無事に開催し、開催後の経過観察も終え、無事終了する事が出来ました。これも、参加者全員の熱意の成果だと思っております。常に換気、定期的な手指消毒、人数も、皆さんの配慮により前回の半数にしたりと、徹底的に対策を取りました。内容に関しても、マスクをして声を出さない為、袖口やズボンの裾に鈴をつけて、しっかり突き蹴りをしたら音が鳴るように工夫したり、個々の質問に答えるような内容にし、明美先生の丁寧な説明と指導により、参加拳士は、満足感を感じられたと思います。まだまだコロナ禍で、色々な制限がありますが、今こそ少林寺拳法の教えである「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」相手の事を思いやれるから、協力して成長してゆけるのだと、皆さんの楽しそうな笑顔と、一生懸命な姿から、確信しました。これからも、女子拳士が、のびのびと自信を持って、少林寺拳法を学び、楽しんでもらえるよう、この会を続けて行きたいと思います。最後に、毎回、快く講師を引き受けて下さる、牧野明美先生、又、ご協力頂きました県内の先生方に、心より感謝致します。ありがとうございました🙏 (奈良東市スポーツ少年団 浅芝 春美)
■千葉県少林寺拳法連盟合同研修会を開催
2020年2月9日(日)、船橋市ポートアリーナにて、千葉県連盟内の学生、一般、武専学生が一同に会し、230名を越える参加者が受講しました。研修会に先立ち、井形眞寿夫理事長より「共に楽しく学びながら交流を深め、とくに若い拳士が学校卒業しても少林寺拳法を継続できる意識を高めることを願います」と研修会の主旨を踏まえ、挨拶しました。当日は、連盟より井上 弘東京事務所所長、川島佑斗職員、地元より渡部晶彦指導員が研修講師として、また地元の若手指導員を含む多くの実行委員により指導がなされ、若い拳士達は眼を輝かせ、活き活きとした表情をしていました。彼らの姿を見ながら、開祖の法話で胸を熱くし、多くの先生の技に心を震わせ、逞しさに憧れた、学生時代の自分を思い出し、初心に帰れた気持ちでした。※新型コロナウイルスの影響により、当日はマスクの着用、消毒液の活用などを含め、個人でのうがい、手洗いなど、衛生面での管理体制を十分配慮した中で実施しました。
(千葉県少林寺拳法連盟 事務局長/阪井・広報/矢口)
■令和元年度 関東中学校少林寺拳法合同練習会(第8回U–14大会)
2020年2月16日日曜日、東京都市大学付属中学校にて、令和元年度 関東中学校少林寺拳法合同練習会(第8回U–14大会)が120名の中学・高校生が参集し開催されました。今年で8回目の開催となりますが、毎回、特徴となっているのは、高校生が主導して中学生の演武披露の場を設定し、技術を評価する体験をすることで中学・高校生の主体性や多様性、協働性が大きく育成できること。少林寺拳法の教育的要素が随所で見ることができます。午前中には、高校生実行委員による運営会議、審判講習会、中学生演武練習を、また午後からは、演武評価会を実施。設営も評価も実行委員の高校生が中心に行います。皆で意見を出し合い合議していき、成果は中学生の反応と大会の雰囲気で測ります。競技終了後は、振り返り練習会が実施され、競技係から、演武中に気づいた「当身の五要素」について説明と実演がなされました。表彰式では、得点順位だけではなく、グリーンホワイト賞、ブラウン賞、キラキラ賞、努力賞、迫力賞、元気賞、など、十代の感性をフルに発揮した多くの賞状が手渡されました。野口実行委員長(東京都市大附属高校2年)からは、「実行委員長として、少しミスがありました。でも、学校の垣根を越えたスタッフのみんなが積極的に動いてくれて僕を助けてくれました。だから自己評価は95点です。少林寺拳法の魅力は、皆と仲良くなれること。それが信頼に変わり、一人ではできないことが、できるようになる、それが最大の魅力です」。未来の少林寺拳法を支える10代の拳士の姿がここにありました。
(共栄学園中学校 矢野将弘)
■第5回少林寺拳法奈良県女子稽古会開催
2020年2月9日(日)奈良文化高等学校 多目的ホールにて、本部派遣指導員、京都西陣の牧野明美先生をお招きして、県内の支部長、監督、幹部拳士が補佐を務め、新型肺炎等への対策もしながら、会を進めていきました。今回は高校生の他に中学生、一般拳士、そして他府県からも参加して下さり、とても賑やかな会になりました。全員女性である事で、物理的なストレスを感じる事なく、のびのびと修練する事が出来、技の細かな所も明美先生がしっかり説明してくださる事で、みんなが1つ1つ出来るようになっていき、常に会場のあちらこちらで笑顔が見え、又「オ~!」という歓声が上がっていました。毎回皆さん熱心ですぐに打ち解け、お互いを認め合い協力して技に取り組み良い汗を流していました。普段のメニューに無いものも多く新鮮でとても内容の濃いものになり「早速持ち帰って自分達の所でもやってみます」という声が多く聞かれました。今回も川島会長の応援メッセージ、宗由貴相談役のお言葉を頂き、この会の大切さを強く感じました。女性拳士が増える中、女性ならではの目線で、方法で、今伝えなければならない事、そしてそれが未来に繋がるように、参加して下さった皆さんの心に届けたいと思います。この会を開催するに当たり、ご協力して下さった皆様に感謝し、今後も努力していきたいと思っております。
(奈良東市スポーツ少年団 浅芝 春美)
■斉喜博美貝塚水間スポーツ少年団支部長天皇・皇后両陛下主催のお茶会に招待される
11月28日(木)の午後、京都市上京区にある京都御所において、天皇・皇后両陛下主催のお茶会が開かれ、斉喜博美貝塚水間スポーツ少年団支部長が招待されました。斉喜支部長は、少林寺拳法の指導者として活躍する傍ら、貝塚市教育委員会からスポーツ推進委員を委嘱されており、平成14年度から同市の会長を、平成24年度から大阪府の会長、平成29年度に近畿の会長、平成30年度から全国スポーツ推進委員連合の副会長をしており、大阪府の推薦により、宮内庁長官から招待状が送られ、このたびのお茶会に出席したものです。天皇陛下は「即位礼および大嘗祭(だいじょうさい)を終え、ゆかりのあるここ京都の地において茶会を催し、皆さまとともにひとときを過ごすことを誠にうれしく思います。この機会に人々の幸せと地域の一層の発展を祈ります」とお言葉を述べられました。斉喜支部長は、「招待者の一員に選ばれ、大変名誉なことであり、記憶に残る良い思い出となる一日だった。平成12年にも平成天皇・皇后両陛下と皇居の長和殿波の間において会う機会があり、お言葉を頂戴したこともあり、平成・令和の両天皇・皇后両陛下と会う機会があったことは、この上ない名誉なことである。」との抱負を語っていました。 (斉喜博臣)
■和歌山県薬物乱用防止教室講師養成講習会
和歌山県では、第四次紀の国薬物乱用防止五ヵ年戦略を踏まえ、学校等における薬物乱用防止教育の一層の充実強化を図る必要があることから、薬物乱用防止教室の講師としてより高度な専門知識を身につけた人材を養成することとし、平成29年度から講習会を実施しています。去る、11月26日(火) 岩出保健所と薬物乱用防止指導員那賀地区協議会が合同で岩出小学校にて薬物乱用防止教室を行いました。保護司から出立正則氏(薬物乱用防止指導員那賀地区協議会長)が薬物濫用防止教室のボランティア講師として教壇に立ち、薬物の危険性について、パワーポイントを使用し説明しました。ネットやテレビにおいて、薬物乱用のニュースが取り上げられる中で、子どもたちに正しい知識を身につけてもらい、「薬物乱用はダメ!ゼッタイ!」を伝えました。今後とも、薬物から子どもたちを守るためにもボランティア講師として薬物の怖さを伝えていきたいと考えております。
岩出保健所 医療技師 辻 和成
■麻薬・覚醒剤乱用防止に功績のあった者に対する感謝状贈呈式
令和元年11月25日、和歌山市アバローム紀の国で開催されました。「麻薬・覚醒剤乱用防止運動」の一環として、薬物乱用防止活動に顕著な功した個人・団体に対し、感謝状が贈呈されます。今回団体で、和歌山県少林寺拳法連盟が贈呈されました。当日県連の会長森下正紀様が出席されました。受賞経緯は、和歌山県少林寺拳法連盟が主催する少林寺拳法和歌山県民体育大会において、毎年継続的に、本団体会員だけでなく、和歌山県及び和歌山県薬物乱用防止指導員協議会と協力し、青少年を中心に啓発運動を実施している。また、本大会で配布するパンフレットには、1ページすべてを活の危険性を発信している。当初2009年6月の大会には、開会式1時間前に、6.26のセレモニーを実施。保護司会・更生保護女性会・薬剤師会と参加していただき啓発をおこないました。その後毎年大会会場で県薬務課・保護司会等で啓発物品の配布で啓発しています。和歌山県少林寺拳法連盟では、継続事業として位置づけをしています。今後も「社会を明るくする運動」に協力してまいります。(和歌山県少林寺拳法連盟理事長 出立 正則)
■大阪高体連合同合宿開催
大阪高体連少林寺拳法専門部では2019年8月6日~8日の日程で大阪高体連合同合宿を行いました。会場は鳥取県と兵庫県の県境に位置する氷ノ山。標高850mほどの山間部で、冬にはスキー場として賑わいます。連日の猛暑に喘ぐ大阪府内に比べると10度前後も気温が低く、暑さの心配もほとんど無用。三日間に渡り、体作り・基本修練・資格別修練などに励みました。また、他校の拳士たちとの混合チームとして約10人ずつの班に分かれ、メンバーが協力しあってオリジナルの団体演武作りをしました。最終日には競技性を持たせての団体演武発表会を行いました。また夜には団体演武を組んだ同じチーム対抗でのレクリエーションゲームを行い、他校の拳士たちとの親睦を深めました。笑顔の絶えない素晴らしい合宿となりました。(大阪高体連少林寺拳法専門部 横山史典)
■令和元年度大阪市中体連春季総合体育大会開催
令和元年6月1日(土)、大阪市立大淀中学校多目的室に於いて、「大阪市中学校体育連盟春季総合体育大会 少林寺拳法競技の部」が、6校46名参加のもと開催されました。
開会式の文田英之部長の式辞の中に、中体連加盟の経緯を振り返るお話がありました。その当時を思い出し、瞼が熱くなるのを禁じえませんでした。中学生拳士のきびきびとした動きと大きな気合の入った演武を見て、いつものことながら力を貰いました。「もう一丁頑張ろう」という気持ちになりました。今大会で特筆されるのは、大淀・中野・菫中学校の新入部員による団体演武発表です。入部まもない白帯拳士たちの初々しくも元気一杯の演武発表に、大きな拍手が送られていました。
8月の全国中学生大会に出場権を得た拳士諸君は、大阪代表として演武に磨きをかけてください。みなさんひとりひとりが、「大阪の宝・日本の宝・少林寺の宝」なのです。(大阪市立大淀中学校 西下貴士)
■2019年仙台市大会開催
2019年5月12日、第56回仙台市民総合体育大会が仙台市青葉体育館にて開催されました。開会式では、大会会長の高橋章先生より新しい年号にまつわる挨拶をいただきました。挨拶の中での恒例の手品では「平成」の旗が、一瞬で「令和」の文字に置き換わり、参加者一同をあっと驚かせました。競技が開始されると、各コートでは熱のこもった演武が展開されました。今年は一般部の団体演武の出場数が例年より際立っていました。子供から高段者までで構成された色彩豊かなチームや、熟練の大学生、高校生チームなど様々な特色のあるチームが出場する中、今年初めて出場する中学生の女子チームが男子チームに一歩も引けを取らない迫力のある演武を見せてくれたのが印象的でした。そして、閉会式では東北高校の吉田美咲拳士が少林寺拳法の歌の冒頭部分を涼やかな声で独唱し会場は一つになり、全員での大合唱で幕を閉じました。(仙台市大会事務局 鈴木直子)
■「2019大塚ミュージックフェスティバル」において演武等披露!
2019年5月18日~26日までの間、JR大塚駅周辺において「2019大塚ミュージックフェスティバル」が開催されました。最終日の26日(日)、大塚駅南口広場において、少林寺拳法のPRと地域とのつながりを目的に少林寺拳法グループとして演武等を披露しました。本披露は、例年、地域からの要請に基づき実施しており有効なPRにつながっています。当日は13時から約15分間、6名による団体演武、有段者による組演武、そして最後に観客を巻き込んで健康プログラムを行いました。イベントの午後の立ち上がりの時間で、かつ炎天下でもありましたが、主催者司会による客寄せも後押しとなり、広場の利用者だけでなく周囲の歩行者も足を止め、注目を受ける中での披露となりました。今後とも、本活動を継続していきたいと考えています。(少林寺拳法連盟東京事務所)
- 団体演武
- 組演武
- 健康プログラム
- 会場の様子①
- 会場の様子②
■静岡県高体連技術講習会開催!
2019年4月29日、静岡市北部体育館において、「平成31年度静岡県高等学校体育連盟少林寺拳法専門部技術講習会」が開催されました。本講習会には、少林寺拳法連盟本部より秋元宏介、畔蒜みく指導員にお越しいただき、8所属、79名の拳士が参加しました。
本講習会は、新入部員に少林寺拳法の魅力を伝え、2・3年生にはその楽しさや新たな魅力を再認識してもらうことを目的として、毎年この時期に開催されています。午前は、鎮魂行から始まり、各所属の紹介、全体基本を行った後、資格別に分かれて単独演武の指導を受けました。それぞれの練習では指導員の方が工夫をしていただき、面白く、楽しい雰囲気の中で行いながら基本をしっかりと身につけることができました。そして午前の部最後の講義では、「少林寺拳法の魅力」をテーマに、各指導員がこれまで歩んでこられた人生と少林寺拳法との出会いについてお話をいただいたり、生徒達が支部長になったらどのような支部を運営するのか、熱心に議論したりしていました。
午後は、5月26日に迫った県高校総体・中学生大会に向けて、服装及び演武審査の規定の確認と資格別技術、演武講習を行いました。指導員による演武を見学し、とても参考になりました。そして、生徒の演武発表の後、生徒たちの良かったところを指摘していただき、モチベーションを上げることができました。そして、どの生徒にとっても少林寺拳法の魅力を存分に体験した一日となりました。(静岡県立科学技術高校 窪美正一)
■千葉県少林寺拳法連盟合同研修会を開催!
2019年3月24日(日)、船橋市 船橋アリーナを会場に、(一財)少林寺拳法連盟から新井庸弘先生、村瀬晃啓先生を講師としてお招きし、千葉県少林寺拳法連盟合同研修会を開催しました。県内の各所属を中心に、約200名の拳士が参加しました。
はじめに、「少林寺拳法の修練を継続する意義」をテーマとして、長年連盟会長としてご活躍いただいた新井先生から講義を頂きました。創始者宗 道臣先生とのエピソードを織り交ぜながら、先生ご自身の本部での修練の様子をお話しいただきました。参加者全員が先生のユーモアを交えた話に聞き入っている様子が伺えました。講義ののち、午前~午後とわたって行われた技術修練では、村瀬先生、古嶋誠賢先生(野田川間道院拳友会代表責任者)の実演、新井先生の解説により、参加者全員が二人一組になって技を掛け合い、基本的な技法を中心とした技法練習を行いました。
県連各所属、特に道院拳友会、スポーツ少年団、実業団の拳士と学生拳士との相互の交流と、技術レベルの向上を目的として、本連盟で初の試みとして開催しました。本研修会を通して、所属や世代を超えた交流を深めると共に、少林寺拳法の教えや技術の向上を図ることができ、充実した1日となりました。(千葉県少林寺拳法連盟 阪井/矢口)
■群馬県スポーツ協会より4名が表彰
2019年、2月23日(土)、ALSOKぐんま総合スポーツセンター「ぐんま武道館」大道場において、平成30年群馬県スポーツ協会長賞の授賞式が行われ、当連盟の4名に賞状が授与されました。
永年の功績が認められ、新井正行氏(群馬伊勢崎道院拳友会代表)にスポーツ功労者賞が、昨年10月の全国大会で最優秀賞(女子護身技法の部)に輝いた樋口麻緒さん(群馬北毛道院拳友会)と平田昂大さん(同)に最優秀選手賞が、さらにそのお二人の師である樋口雅人氏(同代表)に最優秀指導者賞が、それぞれ授与されました。
最優秀選手賞のお二人は都合で授賞式には欠席でしたが、このたびの4名の受賞は当連盟にとりましては大変な栄誉であり、受賞された皆さまには今後のさらなる御活躍を期待する次第であります。(群馬県少林寺拳法連盟 江原謙治)
■第4回少林寺拳法 奈良県女子稽古会 開催
2019年2月3日(日)、奈良文化高等学校の多目的ホールにて開催致しました。
今回も、高校生が多数参加し、県内の支部長・監督・幹部拳士も交え、本部派遣指導員、京都西陣 .牧野明美先生をお招きして、稽古会を進めて行きました。今回は、奈良文化高等学校が、場所を提供して下さり、しっかり!1日楽しく、いい汗を流せました。高校生達は、すぐにうち解け、お互いを認め合いながら、協力して、技の稽古をしていました。全国で初めての女性で八段になられた明美先生の、一語一句を聞き逃すまいと、真剣な眼差しで見つめていたのが、とても印象的でした。普段の部活ではやらないメニューや、技の細かいところまで確認したりと、とても内容の濃いものに成り、アッという間の1日と成りました。
宗由貴総裁のお祝いの言葉、又、川島会長の応援メッセージを頂き、この会の大切さを、強く感じました。そして今、伝えなければいけない事、それが未来に繋がる様に、女性独自の目線で、方法で、参加してくれた皆さんの心に届けたい!そんな思いが詰まった稽古会でした。協力して下さった皆さんに、感謝し、これからも一歩づつ、努力して行きたいと思います。(奈良東市スポーツ少年団 浅芝春美)
■第17回JRグループ少林寺拳法部合同練習交流会開催
2018年11月17日(土)京都において、「第17回JRグループ少林寺拳法部合同練習交流会」がJR西日本京都主管で開催されました。
最初にJR西日本京都・吉岡支部長の鎮魂行で始まり、JR四国・黒川支部長の指導による剛法、JR北海道・白戸支部長による柔法で汗を流し、JR四国・大田先生による講和をお聞きした後にJR西日本京都・小西拳士による体幹トレーニングで最後の体力を使い果たしました。練習終了後には、京都七条でJR四国の拳士2名が加わり、本来の目的である親睦会を開催し、1年ぶりに会った拳士で会話がはずみました。
来年度は、JR北海道主管で開催されます。JRグループ会社に勤めておられる拳士がいらっしゃいましたら、ご参加いただきたく、お声かけくだされば幸いです。一同お待ちしております!(JR西日本京都少林寺拳法部 川端立志)
■平成30年度武道功労者表彰受賞
平成31年1月14日(祝)日本武道館において、兵庫県立大学姫路少林寺拳法部総監督である藤本義政先生が「日本武道協議会武道功労者表彰」を受賞されました。武道で最も栄誉ある賞であり、これまで藤本先生が少林寺拳法を通して武道の発展に大きく貢献してこられた成果であり、大変喜ばしく存じます。ここ数年の間に藤本先生は、藍綬褒章受章、九段允可、瑞宝双光章受章、武道功労者表彰と、大変喜ばしいことが続いており、門下生一同心よりお祝い申し上げます。今後ともお身体にはくれぐれもご自愛いただき、ますますご指導いただきたく存じます。このたびは誠におめでとうございます。(東京東小岩道院拳友会 岡村 智)
■「少林寺拳法新聞」
2018年9月後半の事です。修練も終わり、迎えに来たある拳士のお母さんがスマホで撮った1枚の写真を見せてくれました。ある拳士とは、中島 脩くんで、守谷市立大野小学校の5年生です。彼は、新聞を作るという夏休みの課題で「少林寺拳法新聞」を作ったとのこと。この新聞は、守谷市のショッピングモールの一角に掲示されていました。
今まで当支部に在籍した少年部拳士は数多くいますが、学校の宿題で少林寺拳法を題材にした子供は初めてでした。それでびっくり。そしてその内容を見て二度びっくり。
“少林寺拳法とは何か”から始まり、基本動作、開祖のプロフィールをしっかりと書き込み、なぜ少林寺拳法が誕生したか、修行に対する心構えと、上達の心得。そして、本人の感想。最後に所属長(私です)へのインタビューです。このインタビューをもって新聞完成となりました。少林寺拳法を知らない人も、その概要が分かる内容です。そこで、「新聞を作るに当たり資料作成や、編集をお家の人が手伝いましたか?」と、お母さんに聞いたところ、彼一人で少林寺拳法読本やインターネットを使い資料作成し、構成したということです。これを聞いて最後に大感心。
見たり聞いたりして、自分もこのくらいは出来るという人もいるでしょうが、自分のやっていることを掘り下げようという気持ちが本当に湧いてこなければなかなかここまで実行には移せないものです。
少林寺拳法に限らず、興味のあることに対して探求するという感性を更に磨くことで、世の為人の為になる仕事を見つけることが出来ると思います。中島くんの今後の活躍を大いに期待します。(守谷市スポーツ少年団 米地明彦)
■「日本武道学会中四国支部会第10回記念大会」開催
2018年12月22日(土)、「日本武道学会中四国支部会第10回記念大会」が、連盟本部を会場に開催されました。学会メンバーの皆様、大学・大学院で研究されている教授、学生の皆様、約45名がお越しになり、研究発表・質疑応答が行われました。
少林寺拳法からは、髙坂正治先生(国際武道大学)が、「少林寺拳法の授業における心理的効果の分析」をテーマに発表されました。先だって行われた記念式典では、各種表彰の他、職員による演武披露や太鼓演奏、また地元香川県の大学生、社会人による薙刀・剣道異種交流試合が行われ、記念大会に相応しい盛り上がりをみせていました。(一財振興普及部)
※本支部会は、川島会長が副支部長を務めており、毎年この時期に連盟本部が会場となり開催されています。
■「2018年 宮城県民体育大会」開催
平成30年10月21日(日)、塩釜ガス体育館において「第71回宮城県民体育大会少林寺拳法演武大会」が開催されました。今回は、例年とは異なる場所での開催となりましたが、ここは、昨年南東北インターハイ少林寺拳法競技が開催された場所であり、全国の高校生拳士の熱気がまだ漂っているような雰囲気の中での活気ある大会となりました。
初出場の拳士も多くありましたが、緊張感の中にも暖かい雰囲気があり、それぞれに日頃の修練の成果を披露してくれました。また、社会人の部は、ここ何年かで、出場者が徐々に増えており、忙しい時間をやりくりしつつ、毎年この大会に出場することが、修練の一つの目標となっているのであれば、主催する者として嬉しいことであると感じます。毎年出会う他道院の拳士と和やかに挨拶をかわし、競い合い、讃え合い、仲間意識を育む大切な機会となっていると感じました。(宮城県大会事務局 鈴木直子)
■「第20回 少林寺拳法 西三河大会」開催
2018年11月11日(日)、暖かな秋晴れの下、愛知県刈谷市の刈谷市体育館において「第20回少林寺拳法西三河大会」が開催されました。昨今の拳士数減少から、出場者数の少ない大会になる事も予想されましたが、西三河地区(刈谷市・安城市・碧南市・豊田市・みよし市・岡崎市・西尾市・幸田町)32所属からの319名の出場者により、激しくも凛々しい演武の数々が繰り広げられ、御臨席賜った竹中良則・刈谷市長、大見正・衆議院議員からも感嘆の声が聞かれました。
今回の大会は、「拳士に大会を満喫して貰おう」との想いから、同じ拳士が複数の種目に出場出来る「重複出場」を認めた為、コート割りや出場拳士の誘導等で、多くの困難が有りましたが、予想を大幅に上回る出場者が集い、午後の本選に単演・組演武・団体演武全てで出場する拳士が登場したりと、少林寺拳法に真剣に取り組んでいる拳士達にとって、日頃の修練の集大成として大いに有意義な場となりました。
当日は様々なハプニングもありましたが、各担当が連携して対処し、スケジュールも円滑に進行させ、閉会式前のアトラクションでは、出場者全員を誕生月でグループ分けして玉入れを行い、所属の垣根を越えた笑顔と歓声に溢れた空間が創り出される等、お互いが切磋琢磨すると共に、西三河地区の絆を更に強固にする貴重な場となりました。(大会副実行委員長 児玉靖)
■「大阪市中学校秋季総合体育大会」開催!
2018年9月23日(日)、大阪市立大淀中学校に於いて「大阪市中学校秋季総合体育大会 少林寺拳法競技の部」が開催されました。
大会初出場の1年生や大会後引退する3年生の参加もあり、春季大会とは違った緊張感が漂うなか、澄み切った秋空と同じような爽やかな大会になりました。大阪市中体連会長の林先生も、堂々とした姿勢で迫力ある演武をする生徒たちに感心されていました。
閉会式では、大阪の中学校少林寺拳法部を牽引してきた大阪産業大学附属中学校と大阪市立矢田西中学校の休部が報告されました。
今まで一緒に大会を盛り上げてきた2校の仲間たちに大きな拍手をおくるとともに、今後いかにして大阪の中学校少林寺拳法部を盛り上げていくかという課題に対して、しっかり取り組んでいきたいと思います。(大阪市立菫中学校 池田元宏)
■「北海道女性拳士講習会」開催!
2018年8月26日(日)、札幌中島体育センターにおいて、「第二回少林寺拳法北海道女性拳士講習会」を開催しました。
今回は東京外国語大学監督 野田千春先生をお招きして、1. 柔法修練を考える 2. 運用法の導入 3. 護身術(いざと言う時の為に)と三つのテーマに基づき練習しました。多くの女性拳士が抱えている柔法修練の悩みや問題点を、野田先生のアドアイスを基にその原因を探り、練習に活かす方法をみんなで考え実践し、また運用法は「苦手意識」を持つ女性拳士が多いのですが無理のない動きと楽しみながらの練習方法によって苦手意識を解消する事ができました。ヘッドガードや胴を使った「いざと言う時の対処法」の練習時には突き蹴りはもちろん、普段あまり練習する事の無い「ひじ打ち」や「急所」を狙った攻撃に真剣に取り組んでいました。お楽しみのランチタイム(おしゃべりタイム)では野田先生を囲んで一つの部屋で全員が顔を合わせながら、思い思いを語り合いました。
今回の講習会も、遠方よりお子さんを連れて参加される拳士や、高校生大学生の拳士といった幅広い層の拳士が集まりましたが「北海道の女性拳士はとても仲がいいですね」と野田先生が感心されるほど全員が仲睦ましく楽しみながら充実した時間を過ごしました。参加拳士全員が心地よい環境の中で練習し明日へのエネルギーとなった良い一日になりました。講習会開催にあたりご理解ご協力いただいた関係各位の皆様、ありがとうございました。 (江別大東道院拳友会 高橋康子)
■「奈良弁護士会主催第二回護身術講座」開催
平成30年3月7日、奈良弁護士会館に於いて、表題の通り護身術講座を開催しました。弁護士会側の参加者15名に対し、少林寺拳法側からも、ほぼ同数が講師として参加しましたので、「圧倒の講師陣で厚意をひしひしと感じた」「手取り足取り教えてもらえた」と大変好評であり、あらためて奈良西ブロックの所属長はじめ、幹部拳士の結束の強さを感じました。
演武披露の後は、小グループでの実技指導が中心でしたが、すぐに和気あいあいとして、笑い声があちこちで起こる少林寺拳法らしい養行の護身術講座になりました。また、ただ楽しいだけではなく、比較的手軽かつ有効な目打ちや金的蹴等を十分に体得していただきました。最後に弁護士の先生から「今日の体験が役立つようなことは起きない方がいいが、もし起きた時は役立てるようにしたい」とご挨拶をいただき、争いを未然に防ぐ武の本質を再認識しつつ、1時間半の講座を成功裏に終了しました。(奈良西の京道院拳友会 久保信哉)
■「仙台市民総合体育大会少林寺拳法大会」開催!
2018年5月3日(祝)、仙台市青葉体育館にて「仙台市民総合体育大会2018少林寺拳法演武大会」が開催されました。開会式では大会会長の高橋章先生より、先日仙台で行われたスケートの羽生結弦選手のパレードやカーリング女子のオリンピックでの活躍を例に、どんな時も笑顔を大切にすることや、相手を受け入れる「そうだね」という言葉の素晴らしさについてお話をいただきました。その後の恒例のマジックで拳士の緊張もぐっとほぐれ、和やかな雰囲気でのスタートとなりました。各コートでは熱のこもった演武が披露されましたが、今大会は、これまでに比べ少年白黄帯の部の拳士の参加が多くありました。小さい拳士たちが、日頃のやんちゃぶりとは打って変わった神妙な様子で演武をしている姿は微笑ましいものがありました。
この大会を通じて一人でも多くの人に少林寺拳法を知ってもらい、その楽しさをアピールすることにつながればと期待しております。(仙台市大会実行委員 鈴木直子)
■大阪市中学校体育連盟春季総合体育大会開催!
2018年6月2日(土)、大阪市立中野中学校体育館に於いて、「平成30年度大阪市中学校体育連盟春季総合体育大会少林寺拳法競技の部」が行なわれました。館内には、最後の調整をする生徒たちの姿から日頃の成果を十二分に発揮しようとする熱気と緊張感が漂っていました。しかし、競技後は緊張から解放された生徒たちの達成感あふれる笑顔が会場いっぱいに輝いていたのが印象的でした。また、大阪市中体連会長はじめ本部役員の先生方が視察に来られ、力強く迫力のある演武に驚かれ感心されていました。会長からは、少林寺拳法専門部が更に発展することを願っていますとの励ましの言葉をいただき、「頑張らねば!」という思いが沸々と湧き起こってきました。(中野中学校少林寺拳法部 監督 池田元宏)
■関東実業団連盟合同練習会開催
2018年5月26日(土)、都内・池袋スポーツセンターにおいて、関東実業団連盟合同練習会が行われました。関東実業団大会(6/9・千葉県浦安市運動公園総合体育館)を控え、真剣に練習に取り組んでいました。皆さん本当に楽しそうに汗を流していました!(少林寺拳法連盟振興普及部)
■「静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会」開催!
2018年4月29日、静岡市北部体育館において、平成30年度静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会が開催され、静岡県内の9所属から高校生拳士約100名が参加しました。 本講習会は毎年この時期に実施されており、間近に控えた静岡県高校総体に出場する部員は、一つ一つの動きに集中して取り組んでおり、また4月に入部したばかりの新入部員も基本から丁寧に教わっていました。県内所属の交流も盛んで、旧知の仲のように楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした! (少林寺拳法連盟振興普及部)
■「次世代育成講習会」開催!
2018年4月15日(日)アクシオン福岡(福岡市)において、次世代育成講習会が開催され、約70名の大学生、高校生、中学生、小学生と佐藤健二名誉 本部委員をはじめとする約20名の指導者が参加しました。
この講習会では大学生、高校生をリーダーとして各世代で編成された8班に分かれ、違う所属、世代が交流できるように工夫されています。小中学生は大学生、高校生とともに午前中のトレーニング、技術講習を経て、各班による団体演武に取り組みました。午前、午後合わせて2時間の練習時間でしたが、最後にはチームワークの良い団体演武を発表できました。演武発表についても、参加者全員で演武の採点をして、発表後の佐藤名誉委員の解説を聞いて、演武に対する理解を深める仕掛けがされていて、中学生、小学生はいつもと違う視点からの指導に熱心に耳を傾けていました。佐藤名誉委員の講話でも所属を越えた仲間づくりの大切さを説かれ、それぞれの世代にとって、各所属の中だけではない少林寺拳法の広がりを感じられたのではないでしょうか。(少林寺拳法連盟振興普及部)
■「少林寺拳法振興議員連盟総会」開催!
2018年2月16日、衆議院第一議員会館第三会議室において、「第22回 少林寺拳法振興議員連盟総会」が開催されました。 有村事務局長の司会で議事が進行され、役員改選・新規会員の紹介、会計報告 及び活動報告が行われた後、川島少林寺拳法連盟会長による挨拶及び報告が行われました。 役員改選として、長年会長を務めていただいた高村先生に代わり次期会長と して石原衆議院議員が就任することが承認され、高村先生には出席各議員の方から深く感謝の念が示されるとともに、新たな議連のスタートとなりました。続く会計報告、活動報告も拍手により承認され、その後、川島会長から創始70周 年行事の概要及び感謝が述べられるとともに、2018年度の事業計画についての報告がされ総会は無事終了しました。 総会終了後、出席された各県連会長の職等にある議員の先生方一人ひとりから一言ずつご挨拶をいただき約40分の総会日程全てが終了となりました。 (少林寺拳法連盟東京事務所)
*総会の様子は、こちらをご覧ください。
■「奈良県女子稽古会」開催!
2018年1月27日(土)、奈良市立一条高等学校武道場にて、「第3回少林寺拳法奈良県女子稽古会」を開催致しました。 今回は高校生中心の35名の参加により、本部派遣指導員 京都西陣の牧野明美先生をお招きして、県内の支部長・監督・幹部拳士が補佐をしながら進めていきました。帯別に分かれ学生が決めた課題の技を何度も熱心にかけ合っていました。学生達は 1 つのポイントが分かればすぐに出来るようになり、吸収力の早さに驚かされる事も多々有りました。明美先生の説明にも食い入る様に聞いている姿は、本当に感激しました。女性拳士だけの雰囲気は何の気負いもなく和やかに 1 つ 1 つ丁寧に研究する事が出来ました。高校生で経験・体験した少林寺拳法を大学生・社会人になっても続けて欲しいという思いを込めて、少林寺拳法の教えや技の魅力を伝える事が出来ればと、1 日のプログラムや内容を考えました。
今回も総裁の暖かいメッセージ、 そして川島会長からもメッセージを頂き、この会の大切さを改めて感じました。いつも協力して下さる皆さんに感謝し、今後も女性拳士の意識向上の稽古会になるよう頑張ります。 (奈良東市スポーツ少年団 浅芝春美)
■「第2回関東地区中高大練習会」開催!
2017 年 12 月 17 日(日)、青山学院記念館(大学体育館)において、関東学生、関東中学生及び関東高等学校各連盟主催による「関東地区中高大練習会」が 開催されました。当日は約300名が集まり、学生プログラムによるウォーミン グアップ、高体連による全体基本練習、グループ別技術練習、そしてランチ交流会を経て、団体演武練習・発表が行われました。
本練習会は、関東地区における少林寺拳法部所属の生徒・学生のモチベーションを高め、中学から高校卒業後、そして大学進学後も少林寺拳法を継続していくことを目的に開催され、参加した拳士は、指導を通じて、主体的に考え行動する機会を得るとともに近い将来の自分を知る良い機会となりました。また年代が異なる層に理解を促すことによる、「新たな気付きの場」にもなりました。 (実行委員長 宇野真里奈)
■「としまスポーツまつり2017」に参加!
2017年10月9日(体育の日)、豊島区立総合体育場で開催された「としまスポーツまつり2017」に少林寺拳法が演武披露等で参加しました。 総合体育場に設けられた青空広場での武道紹介において、当初、職員により技法として6つの技が紹介され、続いて西東京保谷道院拳友会の小学生7名により団体演武が披露されました。最後に会場を交えての健康プログラムが行われ、 約15分間にわたる参加となりました。
当日は天候に恵まれ暑い程の気候の中、 小学生の拳士たちは元気よく演武を披露してくれました。また、少林寺拳法の技の紹介や会場と一体となった健康プログラムを通じて、少林寺拳法への理解が促進され、地域に溶け込んだ少林寺拳法をアピールする良い機会となりました。(少林寺拳法連盟東京事務所)
- 職員による技の紹介
- 小学生による団体演武披露
- 会場と一体となった健康プログラム
- 参加者一同
■少林寺拳法創始70周年記念「少林寺拳法女性拳士北海道交流会」開催!
2017年9月2日(土)北海道総合体育センターにて全国各地から約90名の拳士が参加して第二回目の少林寺拳法女性拳士交流会が開催されました。この女性拳士交流会は、開祖の志を見つめ直し、少林寺拳法の可能性を探り、女性拳士の繋がりを深める目的で、2015年2月の沖縄県での開催が始まりです。当日は、北京から直行で北海道に駆けつけてくださった少林寺拳法グループ宗由貴総裁を囲んで、日頃の修練とは異なる内容に参加者全員、笑顔の絶えない充実した時間を過ごすことができました。総裁講話では幼い頃の開祖とのぬくもりと優しさに包まれたエピソードを聞かせていただき、ワールドカフェでは日頃なかなか話せない想いや悩みを聞いてもらう事で心がリフレシュして 明日への活力がわいてきました。サプライズでお招きした北海道を代表するよさこいチーム「新琴似天舞龍神」の皆さんに華麗な演舞を披露していただき、また参加者全員でよさこいを踊る場面では会場全体が一つとなることで法縁と調和を感じる豊かなものになりました。
今回の交流会は「閃きと煌めきを輝きに」をテーマに一人一人の想いを調和させ全員で輝きに変えていくことが目的です。その集大成が創作団体演武です。初対面の拳士が少林寺拳法の技法と教えを自由な発想で展開し、想いを形にして作り上げた創作団体演武では、どのチームも一人一人が輝き、団結することで生まれる強さと美しさを感じる素晴らしいものになりました。交流会後の懇親会では北海道の秋の味覚に舌鼓をうちながら楽しいおしゃべりに時間を忘れてしまいました。最後に交流会を通じて全国の女性拳士が少林寺拳法の無限の可能性をさまざまな方法で開花させ、人づくりと社会貢献に役立つことができるよう、みんなで力を合わせ継続して取り組んで行きたいと思います。交流会開催にあたってご尽力いただいたすべての方に深く感謝申し上げます。 (少林寺拳法女性拳士北海道交流会実行委員長 高橋康子)
■「全日本実業団少林寺拳法連盟バーチャル研修会」開催!
2017年8月26日、浦安市運動公園総合体育館武道場で、少林寺拳法創始70周 年テーマ『架け橋たれ』に因み、全国の実業団拳士をバーチャルの架け橋で結ぶ試 みとして、「全日本実業団少林寺拳法連盟バーチャル研修会」が開催されました。
今回は関東・東海・関西・四国の四実業団連盟がそれぞれの地区に集合し、その 四会場を、本来そこにないものを IT であたかもそこにあるかのようにバーチャル技術 (ビデオチャット)でつないで、1箇所に集まったかのような合同研修を行いました。 参加者合計 187 名。全体は三部構成、四国実業団連盟坂田理事長の進行の元、 赤松清茂全日本実業団少林寺拳法連盟副会長のご挨拶でオープニング。第一部は 本部派遣講師 井上弘先生のご指導で剛法を中心にした修練。第二部はビデオチャ ットの音声を消して、各地区独自のプログラムで修練。第三部は再度ビデオチャットで 各地区をつなぎ、天地拳・義和拳・紅卍拳の単演と300本突で締めの修練。おまけは 18 時 30 分、宴会場をビデオチャットでつないで合同乾杯実施。
ビデオチャットはソフトの問題か回線スピードの問題か不明ですが、途中から画像 の動きが粗くなったり、音声が不明瞭になるなど次回への課題も見つかりました。もち ろん面授面受に比べ伝わることは数分の一に過ぎませんが、普段なかなか集まるこ とのできない全国の拳士が少ないコストで交流できたことにはやはり大きな意義があ ったと言えます。今後、各実業団連盟の会議やコミュニケーションにも応用できる貴重 な経験ともなりました。 (関東実業団少林寺拳法連盟 山下明人)
■第2回教職セミナー開催!
2017年7月12日(木)、少林寺拳法東京研修センターにおいて、第2回教職セミナーが開催されました。将来中学高校で教職に就きたい大学拳士を対象としたセミナーであり、本年3月30日の第1回セミナーに続く開催でした。今回のセミナーは、「学校教員になるまで」、「教職に必要なスキルアップ」の内容に加え、「トラブルに対して、こういう生徒がいたらどう対応するか」等の実践的な内容も含まれ、参加した学生と講師の中島正樹氏(富士見丘中学校教諭・全国中学校少林寺拳法連盟副会長・全国高体連少林寺拳法専門部副委員長))がキャッチボールをしながら、終始、楽しい学びの場になりました。
今後とも、教職を目指す学生のニーズに応えるとともに、学校での少林寺拳法の普及を目的として、セミナーを継続していきたいと考えています。(少林寺拳法連盟東京事務所)
■人の和を思う ~ 傘寿を迎えて
「OB懇親会」(平成29年6月5日)は、岡田孝毅氏の“北さん、傘寿おめでとう!”の発声で始まった。私は一礼して謝意を伝える中、宗道臣師との出会いのシーンを追っていた。
1959年春、香川県の本部道場を訪ねた岡田と私は、“仁王像”さながらの開祖の、一挙手一投足に魅せられて、即、入門を決意した。少林寺拳法の虜となった岡田は、自身の修業に加え、部の創設に奔走した。部員の勧誘に励む一方、法学部の石川忠雄教授(後の塾長)に部長をお願いした。少林寺拳法本部も強い関心をもって部の誕生をバックアップして頂いた。
地の利、時の運、人の和に恵まれて同好会が発足したのは、翌1960(昭35)年のことだった。以後、送り出したOB・OGは500余名。彼らは逞しく、頼もしくて輝いている。(慶応大学少林寺拳法部 昭和37年度卒業 北 宗平)
*写真は、こちら(傘寿を迎えて)をご覧ください。
■立命館大学OB会、初の女子会開催!
京都の立命館大学少林寺拳法部OB会(藤田裕輝会長・第19代)初の女子会が平成29年4月15日、JR京都駅前の京懐石・美濃吉で現役部員を含めて9人の女性拳士が出席して開かれました。会には初の女性部員永田真澄(旧姓・望月、第16代)さんをはじめ、お子さん同伴や関東地区からの参加もあり、現役時代を振り返り、女性ならではの苦労話や子育て、職場の悩みなど年齢や環境が違っても共感しあえる話題で盛り上がり、予定の時間をオーバーするほどでした。
立命館大学少林寺拳法部は1962年の設立当時から当然のように男性のみの少林寺拳法部でしたが、2000年代に入り女性部員が急激に増加、近年は半数近くに達しています。現在OB会員総勢387人中46人が女性拳士です。同少林寺拳法部は今年で55年目を迎え、10月には記念式典を実施する予定です。創生期の先輩方は、失礼ながらすでに後期高齢者年齢に突入、現役部員は孫世代に当たる方もおられます。同じ少林寺拳法を修行するといっても目的や価値観の違いは避けて通れません。大会での応援や現役への助成、記念式典の参加者を増やすなどOB会活動を活発化させるためにも、女性の意見を取り入れることが必要と、第13代水野和之さん(OB会総務部長)の発案で第1回目の女子会開催の運びとなりました。
幹事役の金子奈央分科会長(OB会副会長・第47代)は「OB会には興味があるけれど行きづらいな、と思われている女性会員のために、お子さん同伴OKのランチOG会を企画したところ、華やかで賑やかに、女子会らしい楽しい会になりました。東京での開催をとの要望など、今までになかった声も上がりました。焦らず継続することを目標に、女性のパワーでOB会活動をさらに盛り上げたい」と抱負を語りました。(立命館大学少林寺拳法部OB会)
■「ハートランドチャレンジFES‘17 in 大正大学」に参加
平成29年5月13日(土)、「ハートランド友の会」(注)主催による「ハートランドチャレンジFES‘17 in 大正大学」に東京研修センターから少林寺拳法グループが出演者として参加しました。大正大学巣鴨キャンパスの礼拝堂において、約15分間、団体演武、組演武、護身術の披露を行い、最後に会場を交えて健康プログラムを行いました。
団体演武では20~80歳代の6名により、また組演武では女性2名により日頃の成果を披露しました。続く護身術では日本語を勉強する女性に日本語を教えると偽ってしつこく付きまとう男性という設定で行いました。演武披露を通じて日頃の修練の成果を紹介できたとともに、護身術では、懲らしめられる男性の姿に会場から笑いが出たり、最後の健康プログラムでは会場が一体となったり盛り上がりを見せました。
本イベント参加を通じて、少林寺拳法を地域の方々に幅広くアピールできたとともに、当イベントの目的の一つである、「障がいのある方々などに生きる力をサポートする」ことに少しでも貢献できたのではないかと考えています。(少林寺拳法連盟東京事務所)
注:社会福祉法人「豊芯会」による「障がいのある当事者の社会生活を支える活動」をバクアップする組織。
細部イベントの様子は、こちら(ハートランドFESの様子)をご覧ください。
■第1回福岡県次世代育成講習会開催
2017年4月30日(日)、2017年度第1回福岡県次世代育成講習会が川島少林寺拳法連盟会長を指導員に迎え福岡市「アクシオン福岡」において開催されました。本講習会は、会長ご指導のもと大変有意義なものとなりました。今年で3年目を迎えた本講習会は、大学生・高校生・中学生・小学6年生を対象として、それぞれの世代が一つ上の世代に対し「憧れ」を持たせることにより、「次の世代へと拳士をつなぐ」育成プロジェクトと位置づけております。
今回、学生拳士には基本、団体演武実習・発表、会長講話、質疑応答のプログラムを、指導者(ブロック選出)には基本、会長講話、会長実技練習(指導上間違いやすい実技等)を行いました。学生たちの修練のみならず、これからの指導者育成も兼ねた講習内容になりました。参加した学生たちが、会長からご指導いただいた様々なポイントを少しでも吸収しようと、真摯なまなざしで取り組んでいたことが印象的でした。また大学生から小学生までを1つのチームとした団体演武の練習では、大学生や高校生がリーダーシップを発揮し、中学生や小学生の指導に四苦八苦する姿や、小学生たちはこれまで経験したことのない実技を練習する中で、それぞれが喜びや戸惑い、協力して一つのものを作り上げていく達成感を練習の中で体感しているように感じました。団体演武の発表では予選・本選を行い、最終的には会場の拍手の大きさで最優秀を決めるなど、演武を行うチームと会場が一体となった盛り上がりを見せ、結果に関係なく、全員で一つのものを作り上げたという喜びを分かち合うことができたのではないかと思えました。
今後は、内容の更なる充実と、学生が何を求めているのかを調査・研究し、彼らにフィードバックできる環境を整備していきたいと考えています。本県の講習会が若い世代に対する少林寺拳法の魅力を発信する一つの手立てとなれば幸いです。(常磐高校 渡邊弘一)
*その他の講習会の様子は、こちら(第1回福岡県次世代育成講習会の様子)をご覧ください。
■静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会開催
2017年4月29日(土)、静岡市北部体育館において、「2017年度静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会」が開催されました。本講習会は毎年この時期に開催され、本年は静岡県内の6所属から高校生拳士が約90名参加しました。同専門部からの要請に応じ、連盟本部から2名を指導員として派遣しました。この4月に入部したばかりの新入部員も、間近に控えた静岡県高校総体に出場する部員も一緒になって汗を流し、練習を通して各校、各部員の交流もあり、真剣な表情と笑顔が入り混じった、楽しい講習会になりました。
高校生拳士の今後益々のご活躍を心より祈念いたします。(少林寺拳法連盟振興普及部)
*その他の講習会の様子は、こちら(技術講習会の様子)をご覧ください。
■教職セミナー開催!
2017年3月30日、少林寺拳法東京研修センターにおいて、少林寺拳法連盟主催の教職セミナーが開催されました。本セミナーは、中学武道必修化に伴い、中学校の体育授業において少林寺拳法が実施されている中、本授業等に携わる保健体育教員志望はもちろんのこと、教職を志望する学生を対象に開催されたものです。
本セミナーには、日本大学、日本女子大学、駒沢大学及び日本女子体育大学の計6名の学生(2、3年生)が参加しました。講師として、中島正樹先生(富士見丘中学校教諭、全国中学校少林寺拳法連盟副会長、全国高体連少林寺拳法専門部副委員長)をお招きし、50分のセミナーを二回行い、盛会のうちに終了しました。受講生は、熱心に受講しており、アンケート結果からも全員が内容に関心、満足を示していたことがうかがえます。
今後は、1、2年生も多く参加できるようにしていくとともに、来年以降は少林寺拳法連盟(東京事務所)の年間行事として開催できるようにしていきたいと考えています。(少林寺連盟東京事務所)
■関東学生連盟会長交代式
平成29年3月28日(火)、應義塾大学三田キャンパスにて、関東学生少林寺拳法連盟会長交代式が取り行われました。総勢150名の出席者が山田辰雄先生の衛大なご功績を讃えました。美味しいお料理が並ぶ中、少林寺拳法グループ総裁の宗由貴様をお招きし山田辰雄先生へ感謝状が授与されました。盛り上がりは最高潮を迎え、大変賑やかで交代式らしい会となりました。連盟の新会長には、三浦信行先生がご就任され、今後のご指導を賜るところであります。
我々、関東学生少林寺拳法連盟にとっては、代替わりが行われてから初めての大きな催し事となり、情報共有や仕事の割振りが上手くいかず、苦労することも多くありました。ご出席の先生方に会の成功を労って頂いたことで、私たちの苦労も報われたと感じております。今後とも関東学生少林寺拳法連盟の活動を見守って頂ければ幸いです。(関東学生少林寺拳法連盟委員長 宇野真里奈)
■広島県中学・高校・大学合同練習会(in広島県警)
2017年1月29日(日),昨年より毎月行われている,広島県中学校少林寺拳法連盟・広島県高体連少林寺拳法専門部共催の中学・高校・大学合同練習会が,広島県安芸郡坂町の広島県警察学校で開催されました。会場が広島県警学校の体育館をお借りするということで,警察業務の説明会もあり,県内だけでなく広く中四国学連の各大学にも案内をしたところ,遠く愛媛県や岡山県からも大学生が参加し,中学校3校,高校4校,大学6校,教職員少林寺拳法部員7名,個人会員8名の約90名が集まりました。
午前中は,県警の担当者による警察業務の説明や警察学校の紹介,校内見学などが行われました。さらに,若手警察官にも来ていただき,警察業務の生の声を聴かせていただきました。その中で,警察官に必要なものは,「困っている人を助けたいという情熱」,「安全と安心を守りたいという正義感」,「悪に立ち向かっていく勇気」と言われていたことが,学生・生徒の印象に強く残ったようです。質疑応答では次々と警察官の業務や勤務に関する突っ込んだ質問が飛び出し,警察官という職業に対する学生の関心の高さをうかがわせました。
学校内の食堂で昼食をとった後,午後から体育館をお借りして,体力強化トレーニング,基本,法形,運用法といった通常の練習会メニューに汗を流しました。県警担当者の方から,拳士の熱心な受講・修練態度にお褒めの言葉をいただき,充実した1日を終えました。(広島県少林寺拳法連盟 坪井裕之)
*その他の写真については、こちら(広島県合同練習会)をご覧ください。
■少林寺拳法教室開催!
2016年9月9日に、「少林寺拳法初心者教室」を、また2016年11月9日に、保育園児を対象に「少林寺拳法遊びの教室」を開催しました。初心者教室には50名程が参加し、誠心誠意、親切丁寧に初心者に少林寺拳法を紹介しました。この結果、参加した中で10名ほどが続けたいと本人と保護者から申し出がありました。また、遊びの教室では、履物を揃える、振り子突き、振り子の上受け、振り子の蹴り上げだけを指導し、みんな楽しそうに少林寺拳法の動きをしていました。これら教室開催を通じて、少林寺拳法への興味と関心をもってもらい、入会につなげていきたいと考えています。(東京石神井道院拳友会 真田玉雄)
■北海道女性拳士練習会開催!
2016年11月3日、第一回北海道女性拳士練習会が開催され、幅広い年齢層の女性拳士が多数参加しました。健康プログラムや動的ストレッチなど多彩なメニューをとり入れ、対話の時間では初対面の拳士であっても話に花が咲き、新井前会長のDVDを観ながら行われた実技の時間には、真剣な中にも明るい笑い声がわきあがる時間となりました。仲間と交流する楽しさを改めて実感し、次年度、総裁を迎えて北海道で開催される全国女性拳士交流会に向けて、北海道内の女性拳士同志が絆を深める素晴らしい一日になりました。 (札幌あかしや道院 川渕 千英子)
■「国際美容外科学会」において演武を披露!
10月23日〜27日にかけて、京都東山の京都市勧業館(みやこめっせ)において、第23回国際美容外科学会が開催されました。この中で10月24日(月)、エキシビションとして本部デモンストレーションチームによる少林寺拳法の演武が披露されました。学会によると、参加者は104カ国から医師1600人、演武の行なわれたオープニングセレモニーには1200人が参加されました。演武発表のきっかけは、当学会長の高柳進氏を2015年に京都で行なわれた全国大会に誘ったことにあります。そこで迫力満点の演武、緊迫感溢れる凛とした空気に触れ、高柳氏からエキシビションで少林寺拳法の演武をしてくれないかという依頼があり、京都府少林寺拳法連盟ならびに京都教職員支部長の三井先生の御協力のもと、少林寺拳法連盟のデモンストレーションチームの全面協力を得て演武発表に繋がりました。当日は、大内先生の単独演武、三角(みかど)先生、大内先生の椅子を使った演武、秋元先生、石井先生、松尾先生の三人掛演武、三井先生、杉内先生の組演武を発表して頂きました。いずれの演武も迫力満点で、多くの方々から「大変感動した」「すごく迫力があった」などの声が多く寄せられ、学会側からも「大きな反響がありました」とお礼の言葉を頂きました。デモンストレーションチームの皆さんも、世界各国の方々を前に演武することが出来、大変いい経験であったと喜んで頂きました。京都という日本の古都で、世界と少林寺拳法の架け橋になれたことを誇りに思うと同時に、お力添えをいただいたデモンストレーションチームの皆様に心より感謝を申し上げます。(島津製作所少林寺拳法部 高柳 剛)
■「少林寺拳法シニア講習会」開催!
10月2日に板橋区少林寺拳法連盟が主管とする「少林寺拳法シニア講習会」が上板橋体育館にて開催されました(主催は公益財団法人東京都体育協会・板橋区体育協会)。本年2月に引き続き、二度目となりましたが、継続参加、初めて参加の方合わせて30人程で、60歳以上と以下の方が半々位の割合でした。テーマは「少林寺拳法健康プログラムを究めて現役寿命を延ばし、少林寺拳法を生涯楽しめる身体づくりを学ぶこと」という、健康プログラムが中心でしたので、板橋区少林寺拳法連盟の鈴木秀孝先生とご一緒に、今回も講師を務めました。鈴木先生は、呼吸法を中心に、丹田について、また、調息・調心・調身の大切さ等を講義・実践されたので、健康プログラムもそれにリンクするように内容を組みました。全て呼吸を効果的に使うことを意識し身体を緩めること・ベーシックプログラム・体幹・ぺあとれ・リラクゼーション等々。また、健康な身体作りには、まず自身で身体の感覚を実感し、感覚を高めていくことが欠かせません。その点も意識し、感じてもらえるような内容に心がけました。参加者はシニアで、少林寺拳法を長く続けておられる方ばかりでした。所属長の先生方も、さすがに「健康」「身体づくり」「少林寺拳法を長く続けること」についても関心が高く、真剣に、大変意欲的に取り組んでおられました。今回のアンケートの集計結果も好感触で、特に「健康プログラム指導資格認定更新講習会」を受講したいと思われた方が7割余りおられたのが印象的でした。全国各地で、こうした健康プログラムを中心とした講習会が開催されたら、少林寺拳法健康プログラムが、一般の方にはもちろん、現役拳士の方々の身体作りにも役に立ち、三徳のうちの「健康増進」も一層充実するのではないかと感じた一日でした。(神奈川二宮健康クラブ 橋本由恵)
■「としまスポーツまつり」に参加!
10月10日(月)、体育の日に実施された「としまスポーツまつり2016」(主管:豊島区スポーツ推進委員協議会)に、今回少林寺拳法として初めて参加しました。青空ステージパフォーマンスとして設けられたステージで、少林寺拳法の技の紹介、親子演武・小学生による団体演武の披露、そして最後に会場の皆さんを混じえた健康プログラムを音楽に合せて行いました。動きのいい・迫力のある技の紹介後に行われた親子による演武は、動きのところどころに普段からの親子仲のよさを窺がわせるものがありました。また、小学2~4年生6人の少女拳士によって行われた団体演武は、動きがよくそろっていて会場からは「かわいい」との声が聞かれました。最後に行われた健康プログラムは、主催者側からも「雰囲気がよく、会場との一体感があってよかった」とのコメントをいただきました。今回の参加を踏まえ、来年度以降も、「少林寺拳法のよさ」のアピールなどを目的として参加していきたいと考えています。(少林寺拳法連盟東京事務所)
■「友遊KID ’ Sランド」に参加!
9月24日(土)札幌駅前通地下歩行空間にて札幌市スポーツ少年団による「平成28年度第18回友遊KID ’ Sランド」が開催され、札幌市内の6団体がそれぞれの活動を紹介しました。少林寺拳法からは、札幌手稲スポーツ少年団と札幌あかしやスポーツ少年団より16名の拳士が演武を披露しました。大勢の人が行きかう駅の地下空間の歩行ステージでの気合の入った演武披露は行きかう人達も立ち止まって観覧、元気で素晴らしいとのお話を頂きました。スポーツ少年団の活動の一環として広めることが出来、今後も活動に参加していきたいと思います。(札幌市スポーツ少年団少林寺拳法専門部 事務局 阿達美恵子)
■少林寺拳法3代、京都で活躍!
親子3代にわたって少林寺拳法で活躍している一家が地元新聞で取り上げられて紹介されました(新聞記事(2016年9月8日)参照)。この一家は、京都市の洛東道院拳友会の森川是汪さん一家です。紹介記事によると、所属長の森川是汪さん(87)は、開祖の直弟子となり、1966年に京都市に道場を開設。本道場は、これまで道場生が4000人を越える京都最古参とのことです。また、長男の和仁さん(51)と次男の弘仁さん(49)は、過去、組演武の部で大会に出場し、国際大会の他、全国大会で6回の最優秀賞を得ており、弘仁さんの長男で同志社大2年の慈仁さん(20)もインターハイで優勝するなどの輝かしい実績があります。更に、慈仁さんの妹・風輝さん(17)、和仁さんの次女・春奈さん(16)、三女・千夏さん(13)は2016年10月に大分県別府市で行われた全国大会に京都府代表として出場しています。和仁さんと弘仁さんは「物心ついた時には道着を着ていた。奥が深く、礼儀作法も身につけることができる」と少林寺拳法の魅力を話し、「大会の演武だけ稽古しても身につかない。基本が大事」と強調しています。森川さん一家16人が少林寺拳法の第一線で、技と心の修練を怠らずに励んでいる姿は、同じ仲間として頼もしくもあり、大きな励みとなります。今後ともご一家で益々修練に励まれ、少林寺拳法の発展に寄与していただくよう祈念しております。(少林寺拳法連盟東京事務所)
■第2回奈良県女子稽古会を開催
今年1月の開催に続き、約半年で第2回目の稽古会を8月20日(土)奈良市立一条高校武道場にて開催しました。今回も女性拳士の親睦を深め、力愛不二の教えの下、技術と意識の向上を目的とし、夏の暑さにもかかわらず8所属35名の参加により、楽しく稽古が行われました。今回は本部派遣指導員として京都府 牧野明美先生をお招きしての稽古会となりました。明美先生の指導の下、資格別グループに分かれ、剛法・柔法と時間も分け、県内の部長・監督及び幹部拳士が補佐をしながら1日のプログラムを進めていきました。参加拳士は誰一人、気を抜く事なく皆熱心に汗を流していました。厳しい中にも和やかな雰囲気で終始稽古会は進み、あっという間の1日でした。終わった時の参加拳士は汗まみれになりながらも、皆一様に満足感と充実感に満ちた顔でした。今回も総裁から心のこもったメッセージをいただき、みんなの気持ちが1つになったと感じました。今回も協力して下さったみなさんに感謝し、今後も一致団結して女性拳士の意識向上の稽古会になる様、頑張りたいと思います。(奈良東市スポーツ少年団 浅芝春美)
■折上稲荷神社の祭りに参加!
平成28年6月5日(日)、折上稲荷神社の祭り(折上稲荷祭)が盛大に行われました。祭りでは神輿巡行が行われ、大人と子どもの2基の神輿で3時間半かけて各町内を回りました。この祭りに京都西野山スポーツ少年団の小学生拳士15名が参加して各町内に元気をもたらしました。京都西野山スポーツ少年団では、この他にも毎年、宗道臣デーの行事として、他のために役立つこと「自他共楽」の教えを実践しています。昨年11月には、京都町美化運動「鴨川のゴミ拾い」をスポ少南ブロック代表として8名が出席して、他のためになることの喜びを子どもたちと共に体験しました。
京都西野山スポーツ少年団は、団を立ち上げて1年2か月で32名の拳士となり、日々修練に励んでいます。また、今後も地域行事にもどんどん参加して少林寺拳法を広めていきたいと思っています。(京都西野山スポーツ少年団 大江明夫)
■日中交流会開催!
2016年4月28日(木)大阪府にて、大阪府少林寺拳法連盟と中華人民共和国在大阪領事館で日中間の交流会が実施され、少林寺拳法連盟本部から、宗 昂馬総裁代理と川島会長がご出席されました。
交流会は二部構成になっており、第一部は互いの国の文化を披露しあい、後半である第二部は中国料理を囲みながら懇親を深めました。第一部は中国伝統楽器の演奏を披露いただきました。その後大阪府少林寺拳法連盟による演武披露、最後は少林寺拳法健康プログラムを参加者全員で体験し、爽やかな汗を流しました。第二部では孫 忠宝副総領事よりご挨拶いただいた後、宗 昂馬総裁代理による総裁メッセージ代読とあいさつがございました。川島会長による乾杯のご発声により口火が切られた懇親会は、皆和気藹々と親睦を深め、笑顔が絶えない会でした。
今後とも日本と中国をつなぐ架け橋となることができれば幸いです。(少林寺拳法連盟振興普及部)
■少林寺拳法、演武でパフォーマンス!
2016年1月29日(金)~31日(日)の間、六本木ヒルズで「2016チャイナフェスティバル」が開催されました。全日本華僑華人連合会などが主催する本イベントに駐日中国大使館からの招待を受け、1月30日(土)に六本木ヒルズアリーナにおいて少林寺拳法の演武が披露されました。当日は、前日の雨はあがったものの、曇り空の肌寒いステージとなりましたが、午後の約20分間、少林寺拳法の演武によるパフォーマンスが繰り広げられました。満場の観客の中、拳士が静かにステージに登場し、合掌礼の後、少林寺拳法を紹介するナレーション下で鎮魂行を行い、その後演武を披露しました。演武は、女性拳士2名による単独演武、大学生による三人掛け演武、親子演武及び小学生団体演武が順次行われ、それに続いて、山﨑博通・大範士八段による単独演武、最後に有段者組演武が行われました。技の解説も混じえながら、いずれの拳士も気合溢れるキレのある動きを披露しました。本イベント参加を通じて、日本で創始された少林寺拳法に対する理解が促進されるとともに、少林寺拳法の魅力が十分に観客に伝わり、またとない貴重なパフォーマンスの機会となりました。(少林寺拳法連盟東京事務所)
■JRグループ少林寺拳法部合同練習交流会開催!
平成28年2月6日(土)、JR西日本京都支部主催で「第14回JRグループ少林寺拳法部合同練習交流会」を開催しました。この合同練習交流会は、JR北海道札幌支部、JR四国支部、JR西日本京都支部で構成しており、各年1回持ち回りで開催し、今回で14回目を迎えました。合同練習交流会は、二部形式で、第一部は練習会、第二部は交流会で構成され、場所はそれぞれ“京都市東山いきいき市民活動センター“、“京の都 庄や“で行いました。第一部では、鎮魂行、準備体操、剛法、柔法を行い、剛法では、JR北海道白戸先生よりご指導賜り、組手主体で拳士を順次入れ替えながら基本を丁寧に確認しました。柔法では、洛陽道院の池田昭雄先生にお越しいただき、腕十字固、十字小手、閂固、送閂小手などの理法の習得に励みました。総勢24名、活気に溢れ、爽やかな汗を流すことができました。第二部では、JR四国の森下聖史顧問の乾杯のご発声で幕を開け、料理に舌鼓を打ちながら、楽しい歓談のひと時を過ごしました。拳士一人ひとりが、近況報告や合同練習会の感想などを、エピソードを交えながら披露し、交流会に花を添えていただきました。最後に、JR北海道支部長の白戸先生より、次回の合同練習交流会を札幌にて主催してくださる旨のお言葉を頂戴し、最高潮の盛り上がりの中、閉会しました。今回も、それぞれが多忙にも関わらず、これだけ多くのJRグループ各支部拳士にご参加いただいたことを大変心強く、嬉しく存じます。JRグループ少林寺拳法各支部の更なる発展と活躍を期し、これからも交流を大事にしてまいりたいと思っております。JRグループ会社に勤めておられる拳士がいらっしゃいましたら、ぜひ次回にご参加いただきたく、お声かけくだされば幸いです。一同お待ちしております!(JR西日本京都 小西 隆)
■第1回奈良県女子稽古会を開催
女性拳士の親睦を深め、力愛不二の教えの元、相互の結束力を高めることを目的として、2016年1月23日に奈良市立一条高校 武道場にて、奈良県女子稽古会を開催しました。道院・支部合わせて9団体、40名の参加があり、和気あいあいとした雰囲気の中、稽古が行われました。県内の支部長・監督が指導者として参加し、女性のみという事もあり、普段遠慮して聞けない質問、技術への疑問も存分に出し合い、有意義な内容となりました。指導者以外の有段者が、参加の多かった級拳士の高校生に質問され指導することにより、自信につながり、また自身の勉強にもなる良い機会にもなりました。また総裁からのメッセージをいただいたことも、全員の気持ちが1つになる要因となったように思います。参加者からも、次回の開催を期待する声が多く聞かれ、充実した良い稽古会になったと思われます。この会が2回、3回と続くよう、これからも県内の女性拳士で協力していきたいと思います。
■「西尾祇園祭・市民踊りに初参加」
愛知県西尾市に於いて、2015年7月19日(日)に『2015西尾祇園祭・第21回市民踊り』が開催されました。この祭りに西尾市少林寺拳法連盟(西尾東道院拳友会等)が初めて参加しました。市民の方々に広く少林寺拳法を知ってもらうことを目的とし、拳士はもとより保護者や支援者の方々の協力のもと、全員一丸となり、春先より準備を進めてきました。単演・組演武を取り入れたオリジナルの踊りをつくり日夜練習をして本番に望みました。残念ながら、入賞は逃しましたが全員で一つの目的に向かって努力を重ね、一人の離脱者も出さず、最後まで踊りきった経験は、少林寺拳法の精神と『やればできる』という自信が拳士ひとりひとりの心に刻まれたことと思います。(西尾市少林寺拳法連盟 岡田義夫)
■心温まる家族団体演武
2015年6月27日(土)、浦安市運動公園体育館において少林寺拳法関東実業団45周年記念大会が開催されました。この日は出場拳士、関係者など約200名が集い日頃の修練の成果を披露しました。中でもひときわ注目を集めたのはセガ支部の大松支部長率いる家族6名による団体演武です※。少子化が叫ばれる昨今、家族が一致団結して大会出場を果たしたことは本当に素晴らしい。家族全員で作り上げた息のぴったり合った微笑ましい演武に会場は大いに沸きました。夜遅くまで続いたという練習の甲斐があり見事3位に輝きました。さらに、「大会特別賞」が贈られ、賞品のディズニーランドチケットが手渡され会場からは、大きな拍手が送られました。家族仲良く旅行されることで家族の絆がより一層深まることでしょう。(関東実業団少林寺拳法連盟 畑中武弘)
※実業団少林寺拳法部では、所属団体(会社等)了解の上で、会員(部員)の家族まで在籍して修行することができます。
■「おおつか音楽祭2015」に参加!!
2015年5月23日(土)及び24日(日)に行われた「おおつか音楽祭2015」に、今回初めて少林寺拳法グループとして参加しました。23日には大塚駅前で「コース制、護身術、演武」を、24日には大塚駅前等屋外で同様の催しを2回行った後、少林寺拳法東京研修センター2階に場所を移し、今回の催しのメインとして、「クラシック演奏」と「少林寺拳法」のコラボイベントを1時間程行いました。まずは、「コロファーヌ室内合奏団」による弦楽演奏が30分、それに引き続きコース制の体操体験、護身術、そして少林寺拳法の技の解説・披露が30分程行われました。聴衆の方で2階会場が一杯となり、優雅で静かな雰囲気の中始まった演奏は、予定の3曲演奏後にはアンコールもあり盛況のうちに終了しました。その後一転、聴衆を混じえて音楽に合わせたコース制が行われ、会場が一体となって、楽しく笑顔で体を動かす様子がとても印象的でした。続く護身術では演技者の役者振りに笑いが起こり、最後にキリリと少林寺拳法の技を披露し、コラボイベントは見事に調和し、和やかな内に終了しました。今回、少林寺拳法グループでは、本地域行事に参加するとともに、会場の提供(演奏場所、更衣室)を行い、主催者からも、「協賛並び出演、会場提供」に対する感謝の言葉をいただきました。今後とも、地域に根付いた東京研修センターとして、また少林寺拳法に対する更なる理解・普及を目的としてこれら行事には積極的に参加していきたいと考えています。 (少林寺拳法連盟東京事務所)