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7月8日(土)および9日(日)、東京都豊島区の金剛禅総本山少林寺 東京別院において、SHORINJI KEMPO UNITY主催「少林寺拳法健康プログラム指導者資格 認定・更新研修会」と「少林寺拳法介護技術講習会」が開催され、69人の拳士が受講しました。

少林寺拳法の基本的な動作を抽出した運動プログラムで、少林寺拳法を知らない方にも気軽に体を動かす楽しみを知っていただく「少林寺拳法健康プログラム」と、少林寺拳法のノウハウを生かした介助技法で身体負担を軽減させる「少林寺拳法介護技術」は、社会の福祉に貢献せんと目指す我々の、新しい取り組みです。

少林寺拳法では「力愛不二」といって、「修行の成果は世に実現させないと無意味である」と門信徒や会員に戒めています。しかしながら、護身とはいえ無手の格闘術を世に活かす機会など早々ありません。
ただ修行で身につけた心の持ち方や、これら健康プログラムの提供や介護技術のおすそ分けは、日常生活ですぐに実践できるものです。

少林寺拳法で会得した教えと技法を社会に活かすため、受講された大学生から70代までの方々は猛暑日の中、厳しくも楽しい充実の講義を受けられ、笑顔で交流されながら体を動かされていました。
本行事では24人の「少林寺拳法健康プログラム指導者資格」付与者が、そして23人の「少林寺拳法介護技術マイスター」が認定されました。今後それぞれの地域で大いにご活躍されることでしょう。

本研修会・講習会は、10月21日(土)22日(日)にも、金剛禅総本山少林寺で開催予定です。門信徒、会員の方は、是非ご受講ください。