「せめて半分は、女性に」

2015/07/25

ph_arai

▼社会における女性の進出には著しいものがあります。少林寺拳法でも中学41%、高校33%、大学37%、スポーツ少年団25%、実業団・地域支部21%と女性拳士の占める割合が増えています。▼女性の社会進出といえば、現在、拳士でもある有村治子参議院議員は、「女性が活躍し全ての女性が輝く国づくりに関する施策を総合的に推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整」の担当大臣も兼務しています。何より、少林寺拳法グループの宗由貴総裁は、トップとして35年目を迎えました。▼先月号の「開祖からのメッセージ」で、開祖は「せめて半分は、女性に……」と話しています。女性比率が高まっているとはいえ、まだ半分には達していません。▼今後、連盟としても女性だけの合宿や講習会を企画していきたいと考えています。崩し・落とし・外しという柔法原理は、力がなくてもできます。また剛法でも体捌きを中心にすれば、痣を作ることなく修練できます。そしていずれは女性所属長も多く登場してほしい(現在、全所属長の約13%)。▼こうした女性拳士の増加に関しては、ぜひ各県連の協力も仰ぎたいと考えています。▼4月号会報の表紙から、女性拳士が登場しています。もちろん女性拳士増加を意識しています。