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2017/03/01

vol.51 佐藤 健二 中法師大範士八段 198期生

vol.51 佐藤 健二 中法師大範士八段 198期生

人生の大転機  私は、小学生の頃は野球をし、中学1年生で柔道部に入り、高校1年生までの4年間は柔道をやっていました。体も大きかったので、すぐに選手になって学校対抗試合の選手としても活躍しました。大学の進学にあたっては、絵が得意だったこともあり、大阪にある芸術大学を志望していましたが、親父からはお…
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2016/11/01

vol.49 坂本 龍夫 大導師正範士七段 133期生

vol.49 坂本 龍夫 大導師正範士七段 133期生

武道に励んだ青春時代 私は小学4年生の時に相撲をはじめ、高校生の時には柔道をやっていました。高校卒業後、全国的にも珍しい、石灰と石炭を混ぜる機械を有する工場で働き始めました。その時も柔道は町道場で続けていたのですが、少林寺拳法弐段の友人に紹介され、高知大学の校庭で組演武をやっているのを見て、技の奥深…
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2016/09/02

vol.48 小池 靖彦 大導師大範士八段 176期生

vol.48 小池 靖彦 大導師大範士八段 176期生

満州から日本へ 私の生まれは満州です。1947(昭和22)年に、母と兄の三人で満州から引き揚げてきました。当時、私は5歳で、母のリュックに負われて日本に帰りました。運良く、日本に帰る船が来ていることを知り、乗り込むことができましたが、満州では多くの方が残留孤児となりました。また、日本に引き揚げてくる…
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2016/08/01

vol.47 峠徹 中導師正範士七段 227期生

vol.47 峠徹 中導師正範士七段 227期生

夢と希望を抱いて踏み出した社会 私は兵庫県に生まれ、大学入学と同時に京都へ出ました。大学卒業後はすぐに就職し、服飾関連の丸増㈱に入社しました。入社当時、明るい将来を描いていた私は、夢と希望でいっぱいでした。ところが、現実の社会は厳しく、自社の利益追求だけを優先する企業があったり、自分本位で、人の足を…
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2016/06/07

vol.46 西村建夫 大導師大範士九段 83期生

vol.46 西村建夫 大導師大範士九段 83期生

本部道院に入門するまで 私は小学校4年生の時に終戦を迎えました。それから、中学、高校と進みました。高校は畜産科のある農業学校に入り、同好会で空手をやっていました。農業高校を卒業後は、高知にはあまり仕事がなかったということもあり、1955(昭和30)年に発足したばかりの自衛隊に入り、松山、次いで善通寺…
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2016/04/01

vol.45 田原正晴 大導師大範士九段 76期生

vol.45 田原正晴 大導師大範士九段 76期生

岡山から本部武専に通った修行時代(本部武専:当時の日本少林寺武道専門学校、のちの専門学校禅林学園) 私は中学を卒業して、三井造船に入りました。1955(昭和30)年、世の中不景気の真っただ中、15歳の時です。その独身寮では、寮生を対象に、義若道恵(故人)先生が少林寺拳法を指導されていました。当時10…
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2016/02/01

vol.44 加藤義秋 大導師大範士八段 71期生

vol.44 加藤義秋 大導師大範士八段 71期生

少林寺拳法との出会い父親が柔術家であったことも影響し、中学時代は柔道をやっていました。戦後間もないころでしたから、とりわけ昇段などはしていませんでしたが、当時地域の試合では負け知らずでした。「お前は段をとらんでも黒帯クラスじゃ」と指導者の先生も言うてくれてましたね。のんきな時代と場所でしたから、中学…
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2015/11/05

vol.43 長田正紀 少法師大範士八段 186期生

vol.43 長田正紀 少法師大範士八段 186期生

山門衆時代、未熟な私たちをご指導くださったのは三崎敏夫先生でした。先生のご指導は、各々の個性を生かすというもので、心に響くそのお言葉は、驚きとともに私の視点と思考を大きく変えてくださいました。山口西京道院設立の際、「門下生は道院長についてくる。君がしっかりしていたら良い人材が集まって来る。反対ならい…
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2015/09/06

vol.42 本田演昭 中導師大範士八段 64期生

vol.42 本田演昭 中導師大範士八段 64期生

18歳の時、友人に誘われたのがきっかけで近藤道文道院長(故人)の西条道院に入門しました。学校に行く前、授業後、夜と一日3回、道院に通ったほどのめり込みました。しかし、そこで学んだのは人としての生き方でした。単に技の魅力だけではなく、開祖や近藤先生の人間的な魅力が大きかった。法話を聞くうちに自然と感化…
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2015/07/03

vol.41 喜田良延 大導師大範士八段 77期生

vol.41 喜田良延 大導師大範士八段 77期生

元旦は、水澤春夫高松東道院道院長(故人)と開祖のところへ新年のご挨拶に行き、ご自宅の客間でいろんなお話を聞かせていただくのが楽しみでした。満州での体験などお話の中で、一貫していたのが、「日本人は砂粒みたいな民族だ。何かあったときにすぐに駆けつけ助け合える、絆で結ばれた同志的な仲間づくりをしたい」とい…
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2015/05/02

vol.40 秋吉好美 大導師大範士八段 157期生

vol.40 秋吉好美 大導師大範士八段 157期生

入門の動機は、自分さえ強くなれればいいという不純なものでした。「少林寺拳法」という語呂のよさにも惹かれ、門を叩いたのが京都別院。法輪寺(通称達磨寺)庫裏を訪れたときに出会ったのが開祖でした。紹介者がいなければ入門できないところ、開祖が紹介者になってくださり、今考えても不思議とスムーズに入門できました…
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2015/03/19

vol.39 藤本義政 大導師大範士八段 134期生

vol.39 藤本義政 大導師大範士八段 134期生

1960年、初段受験のために本山へ行き、初めて開祖とお会いしました。「組織が大きくなろうとするこの時期、有段者であることの自覚を持ちなさ い」。人づくりによる国づくり、天下国家を語る開祖のお話に使命感をかきたてられ、気力が満ちてくるのを感じました。21歳で四段のときに道院長となり、 道院設立や交代を…