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2015/01/28

vol.38 田中正則 大導師正範士八段 252期生

vol.38 田中正則 大導師正範士八段 252期生

「私学校でも開いて志ある青少年を集め」という開祖の決意をまねて専修学校をつくりました。理事長兼校長を務め、もう27年になります。私は小学4年のときに腸チフスを患い、痩せこけて、かなりのいじめに遭いました。正義を守るためには力の裏付けが絶対必要であることを痛感しています。今は教育委員会からの依頼で、ワ…
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2014/11/28

vol.37 庄野雅巳 大導師正範士八段 232期生

vol.37 庄野雅巳 大導師正範士八段 232期生

開祖と初めて言葉を交わしたのは、三代目道院長として貞光道院を引き継いだ、本山の任命式のときです。葡萄酒で盟杯を交わし、「職業は何だ?」「薬屋です」、と僅かな時間でしたが、忘れられない思い出です。数年後、開祖から「お前は薬屋だったよな」と薬のことを聞かれたときは、記憶力のよさに仰天し、ますます尊敬の念…
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2014/09/28

vol.36 村上一 大導師大範士八段 58期生

vol.36 村上一 大導師大範士八段 58期生

開祖の教えを、私なりに考えて実践してきました。最も大切なのは自然に学ぶことだと思っています。天と地、陰と陽といった相反するものの調和で世界が成り立っています。満ちて溢れず、上善水の如し、萬法を侶となす。協調精神の調和が大事。常に相手の立場に立って考え、思いやりを持って行動することが金剛禅の教えですよ…
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2014/07/28

vol.35 中山満洲雄 大導師正範士八段 162期生

vol.35 中山満洲雄 大導師正範士八段 162期生

開祖にご挨拶したとき、「君は高校出だから、上の人と接しようと思ったら労働組合の役員ぐらいしなくては」と言われたことがあります。その時は、自分が役員になるなど考えてもいませんでした。しかし、人間関係を大切にし、開祖の教えを実践するうち、周りから推薦されて労働組合の支部長になり、運営協議会で社長や重役に…
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2014/05/28

vol.34 鎌田智 大導師大範士八段 107期生

vol.34 鎌田智 大導師大範士八段 107期生

私の師は二人います。開祖から教えを、田村道明高松中央道院道院長から勇気と行動力を教わりました。21歳のときから15年余、開祖が講演などで全国各地に出向かれるときは同行される田村先生についていき、開祖の講演前に演武を披露しました。私は、開祖の教えを実践し、一生懸命努力してこられた田村先生の後ろ姿を見て…
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2014/03/28

vol.33 石井宏明 大導師正範士八段 201期生

vol.33 石井宏明 大導師正範士八段 201期生

開祖は、「すばらしい人間関係に囲まれていることほど幸せなことはない」とよく言われていました。全くそのとおりだと実感しています。例えば定年退職後も、元の職場の少林寺拳法部でイベントがある度に声をかけてくれ、途切れることのない人間関係が続いていることを、何より幸せに思っています。また、武専研究科一期生と…
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2014/01/28

vol.32 松田欣一郎 大導師大範士八段 148期生

vol.32 松田欣一郎 大導師大範士八段 148期生

何事も迷ったときは原点に帰ること、すなわち基本に戻ることを考えて実践してまいりました。そして、「Why? What to do? How to do? For what?」なぜ?何をすべきか?いかにすべきか?その理由は?を勘案して、これを基準にして実行してまいりました。その根本には、開祖の「逃げるな…
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2013/11/28

vol.31 後藤昭一 大導師正範士八段 151期生

vol.31 後藤昭一 大導師正範士八段 151期生

開祖は単なる武道家ではなく、宗教家、事業家としても一流だったと思います。よく努力と工夫に勝るものはない、だから600余りの技をつくったんだとおっしゃっていました。喧嘩に勝つだけなら転身蹴を一つ覚えておけばよくて、努力するための手段として少林寺拳法をつくられたのです。開祖は「一所懸命」の意味を教えてく…
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2013/09/28

vol.30 濱田宏行 大導師正範士八段 199期生

vol.30 濱田宏行 大導師正範士八段 199期生

「絶対に死ぬまでは負けたんでない。命さえあればどんなことがあってもいつかは立ち直れる」、この言葉を座右の銘としてきました。自宅が火事で全焼したときもこれを支えに乗り越えました。少林寺拳法で得た力をいかに社会に生かすのかが大切です。少林寺拳法の段位が通用するのは組織内だけです。井の中の蛙にならないよう…
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2013/07/28

vol.29 甲斐哲夫 大導師正範士八段 177期生

vol.29 甲斐哲夫 大導師正範士八段 177期生

開祖と初めてお会いしたときの、いちばん最初の言葉が「続けろよ」でした。そのときの温かな手の感触、今も忘れることができません。「北海道には鉄のカーテンが下りている」と言われ、地理的だけでなく精神的にも距離があった本山と北海道の間を縮めるべく尽力してきました。最初に言われた「続けろよ」を開祖の教えとして…
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2013/05/28

vol.28 森健太郎 大導師大範士八段 162期生

vol.28 森健太郎 大導師大範士八段 162期生

「最低3人、仲間がいれば何でもできる」と開祖は言っていました。職場に3人、自分と同じ考え方、同じ気持ち、同じ行動のできる仲間がいれば、その組織は掌握できます。開祖との最後のお別れで、棺の中の安らかなお顔に接した時は泣けて泣けて涙が止まりませんでした。そのとき、誓いも新たにしました。他人を裏切らない、…
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2013/03/27

vol.27 今城隆廣 大導師大範士八段 122期生

vol.27 今城隆廣 大導師大範士八段 122期生

1961年8月、本山の講習会で初めて開祖のお話を聞き、のめり込みました。世の中にこんなすごい人がいたのかと。開祖のお話は何時間聞いても飽きることがありません。以来、ほぼ毎年本山に充電に帰り、持ち帰ったものを道院で法話する、ということを繰り返してきました。私が話すことは全て開祖のまねなのです。よく開祖…