「再出発への支度」

2022/02/01

ph_arai

昨年末、来年こそはいろいろなことにトライしたいと様々な企画をし、皆さんに楽しんでいただくための準備をしておりました。しかし、1月に入ってから事態は急変し、またもや全国の多くの地域で新型コロナウイルス感染症拡大に関するまん延防止等重点措置が発令されました。その結果、誠に心苦しい判断でしたが、集合型の支部長研修会、大学合宿など、各種行事を中止・延期せざるを得なくなりました。

しかし、私は吉川英治の有名な言葉「朝の来ない夜はない」の通り、この状態は必ず打開できると信じています。今大切なことは、「ああ今年もダメだ」とあきらめるのではなく、「コロナ終息後は楽しいことが待っているぞ」、「最後まで、あきらめないぞ」と、前向きな気持ちで、体力・気力を養い、今後の楽しい再出発の支度を行うチャンスだと思うことです。

今だからこそ、これまでマンネリになっていることを発見し、新たな活気ある場づくり、紙面・資料・SNSなどの広報企画などをしようではありませんか。特に指導者の皆様は、支部長になった時の気持ちを思い起こして、拳士の将来を思い描いていただきたいと思います。やがて、オミクロン株による第六波も落ち着くと願い、今できることをやり続けることが大切です。

一財連盟では、3月開催の全国高等学校少林寺拳法選抜大会を、無観客など万全の対策を講じながら開催したいと準備を進めています。また、皆様と繋がることができる様々なオンライン講座や動画視聴できるものを積極的に推し進めてまいります。皆様からも、ぜひ斬新なご意見をお寄せいただければ嬉しく思います。近い将来共に動ける状況となった時、スタートダッシュできる準備を行ってまいりましょう。