「子どもたちの国際交流」 

2021/11/01

ph_arai

世界でSDGsの取り組みが進められる中、地球の未来の担い手である子どもたちを、「学校・家庭・道場(社会)」が一体となって育成することが重要だと思います。

当連盟では、子どもたちをとりまく育成関係者が、近未来に備えた時代に即応した育成スキル・ノウハウの共通認識をもってサポートしてゆくことを願い、各種の取り組みとしてまずは子どもたちの可能性や主体性などを育てる「キッズコーチング」、そして世界の仲間づくり、共同体感覚などを育てる「キッズ国際交流」などをスタートさせました。

10月23日、初めての企画となる「キッズ国際交流」イベントを開催しました。このイベントは日本と海外の支部をオンラインでつなぎ、子どもたちに少林寺拳法を通して世界に興味を持ってもらうことを目的として企画され、10支部150名あまりが参加、今回はアメリカ・オレンジカウンティ支部にご協力をいただき、イベントでは修練に加えハロウィンパーティーを行いました。

イラストコンテストや絵本の読み聞かせ、じゃんけん大会、歌やダンスを行い、そして支部ごとに工夫を凝らした会場の装飾や仮装をしていただき、画面で各支部の様子を見ているだけでも心がワクワクし自然と笑みがこぼれました。

私もつば付きハットをかぶり仮装し、52件のイラストコンテストの中から、編み物と、兄弟で描いたイラストの2名を入賞者として発表しました。多少照れくささはありましたが、長引くコロナ禍において、思うように修練やイベントができない況が続く中、ほんのひと時でしたが、子どもたちの笑顔がたくさん見られたことを嬉しく思います。

今後も、このようなイベントや学びを通じて世界中の少林寺拳法の仲間がつながり、視野を広げ、国際社会で活躍する子どもたちが育ってくれることを願っています。