「幹部の力」

2018/09/26

ph_arai

 まずはじめに、西日本豪雨並びに北海道における震災において被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く日常生活を取り戻せますようお祈り申し上げます。

 さて、今年の研修会・講習会は、少年や学生など、拳士の種別に特化した内容としました。新入会シーズンを終えましたが、約30%の支部で例年より多い入会(部)者があり、支部が活気づいてきたと言う報告も受けております。

 活気ある支部の拳士や保護者に、入会理由を伺うと、「支部の評判が良いから」と言う答えが返ってきます。その評判とは、支部長は勿論、幹部の「人間力」及び、「人づくりと支部運営の工夫」というものでした。

 今年の研修会・講習会の受講者の特徴は、高段者並びに、支部長と幹部が複数で受講する方が増えていることです。支部長に、その理由を伺うと、「活気ある支部づくりのためには、教えと技法の資質向上と共に、指導技術の向上を、幹部と一緒に学ぶことに意義と効果があるから」と言うものでした。

 複数の幹部やコーチの個性や、特技が融合されると、多様性を持つ拳士とのコミュニケーションを円滑にすることが可能になります。幹部の皆様の素晴らしい力をもって、人づくりによる国づくりと言う壮大なロマンを一緒に楽しんで参りましょう。