「後援者の力」

2019/01/01

ph_arai

新年あけましておめでとうございます。

皆様にとりまして、幸多い一年となりますよう祈念申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。 

「全国大会inぐんま」は、祝賀会、大会共に、満員御礼で大成功でした。群馬県連盟を始め、全国からご支援を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

 さて、かつて炭鉱夫は、カナリアを連れて、炭鉱に入って仕事をしたそうです。カナリアは常にさえずっていますが、空気が悪くなると泣き止み炭鉱の環境変化を教えてくれ、炭鉱夫を毒ガスから守ってくれたそうです。

 支部では、保護者を含め後援者の皆さま方がその役目を頂いていると思います。古い常識感で支部を運営していると、支部の空気が淀んできます。

その違和感を、最初に感じるのは後援者・保護者であり、特に男性よりも女性です。ですから、その率直な意見に耳を傾ければ、支部の運営方針や指導方法と、拳士が感じているギャップに気づくことができます。

 但し、その声を聞くだけではなく、対応方法を一緒に聴くことがとても大事だと思います。2018年度は、「活気ある支部づくり」をテーマに取り組んできました。少子高齢という難しい環境を迎えるからこそ、社会も支部内も緊張した状況を冷静に見極め、より安定した状況づくりのため、後援者との関係をどのように構築できるのかを、真剣に考える必要があります。

 後援者の声を大事にして、常に古い常識を更新してさわやかな支部づくりを、よろしくお願い申し上げます。