「80周年につなぎたい」

2017/02/28

ph_arai

▼1月8日、本部では、1500名の拳士、関係者が集い、鏡開きと稽古始め、70周年オープニングセレモニーが元気よく開催されました。今年、少林寺拳法は人生で言えば古希を迎えます。古希とは、唐の詩人杜甫の「人生70年は稀である」に所以しています。一般的に組織の寿命は30年と言いますから、この稀(まれ)をさらに80周年に繋ぎたいと思います。▼2月21日から、春季大学連盟合宿が始まりました。幸福運動がさらに展開され元気よく80周年を迎えるためには、若い指導者が育ってもらうことがとても重要です。そこで、今回の合宿では、「少林寺拳法をやって良かった!」だから、「少林寺拳法の伝道者のなりたい!」と思えるような企画を各種練りました。①選択科目を4日に増やし、学生の学びたいことを選択できる仕組み。②組演武実習では、他大学の学年の違う拳士同志が即興で組演武を作成し、発表し交流を深める。③学生と私、そして本部職員と接する機会を増やし楽しんでもらう企画。④夜間修練の時間等に本部職員や指導員に技術だけでなく、部の運営、特に新入部員獲得や困ったこと悩みごと、そして人生の将来などを相談できる時間を設けました。▼多くの支部では、3月は別れの月、4月は歓迎の月です。この期間、80周年に向けた一歩として、大切に過ごしてまいりましょう。