コロナ護身術

2020/07/01

ph_arai

謹 啓

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣により、リーマンショック直後を超える過去最大の経済の落ち込みとなり、昨年度対比80%前後の減収という業界、業主さんも多数おられ、倒産件数も増加しています。お亡くなりになりました方々にお悔やみ申し上げますとともに、入院治療中の皆様を含め、心よりお見舞い申し上げます。

経済活動を優先しますと、今度は、感染第二波を心配する状況も発生しております。

護身術でもある少林寺拳法を修練している私達は、まず感染しない、させないことを優先しましょう。

空気感染と接触感染の対策は既に行われていると思います。しかし、人は1時間に23回ほど、無意識に顔を触るという研究結果もあります。この無意識が感染経路不明につながっている可能性もあります。ぜひ、この点も意識してください。

7月に入りましても、様々な活動自粛により、かつての日常生活が失われています。

一日も早くこの問題が終息に向かい、皆さんと共に安心して修練したり、再会したりできる日を、心より祈っております。しかし、この状況に適応しながら、新たな活動方法を考え見出し実践してゆくことも必要です。

支部長のオンライン修練や、大学生のSNSによる新入部員勧誘活動は、目を見張るものがあります。私達の可能性を信じ、横の連携をとりながら、ご一緒に、この困難を乗り越えていきましょう。