vol.23 ボランティア活動は継続しています

2012/08/01

子どもの頃、毎年、夏に帰省していた父の実家は、山の中にポツンと1軒建つ古い大きな家でした。土間、広い座敷に仏壇、家の外にある汲み取り便所、薪で湧かす五右衛門風呂、庭に家畜小屋があって、裏には先祖代々の墓……、今は取り壊されてないのですが、夏休みの思い出というとこの家で過ごした1週間が頭に浮かびます。山の中を早朝から日暮れまで駆け回っていたあの頃、表紙のSLはそんな懐かしい気持ちを呼び起こしてくれました。大切にしたい心の風景です。

9ページに少林寺拳法グループ東日本大震災復興支援本部からのお礼が掲載されています。しかし、これはお寄せいただいた義援金に対するお礼で、決して支援活動が終ったわけではありません。少林寺拳法グループでは陸前高田と塩竈の2つの拠点を主に活動をしていますが、どちらもボランティアの人数ががくんと減っているのが現状です。現地ではまだやることがたくさんあります。これからも皆さんのご協力をお願いします。(うん)

□少林寺拳法復興支援陸前高田チーム(埼玉県、埼玉入間・畠山道院長)
http://www.shorinjikempo-skv.com/

□塩釜(宮城塩竈道院・鎌田礼二道院長)
http://kamata02.da-te.jp/