vol.06 募金活動で得たもの

2009/09/01

aun_i_vol06町田南道院は、5年前から骨髄バンクへの街頭募金を開祖デーの活動として行っている。今年はあいにく雨が降る悪天候であったが、少年部から一般部まで40人が参加してくれた。

街頭募金という活動は、参加者がみるみる変化していくから面白い。最初の変化は声がだんだん大きくなっていくこと。初めは恥ずかしさがあり、なかなか大きな声は出せないが、「頑張ってください」という励ましと募金が入ってくると、しだいに元気に声を出せるようになってくる。そうなると活動自体が喜びとなり、積極的に人に声をかけるようになっていくのだ。

また、参加した人が毎年感じることがある。それは、人は見かけによらないということ。一般的にはイメージがよくない金髪のお兄さんお姉さんがさっと募金をしてくれたり、自分が大変そうな人が迷いながらも戻ってきて募金してくれたり、外見的にはとても怖そうな人がたくさんの募金と優しい言葉をかけてくれたり、子供も大人もいろいろと感じることが多いようだ。参加者みんながありがとうと、感謝の気持ちをたくさん声に出した開祖デーであった。
(町田南道院・白濱雅弘・49)

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