各連盟間交流

2016/01/25

ph_arai

▼昨年12月23日、大阪府少林寺拳法連盟主催による技術研修会が開催されました。230名の受講者のうち90名が大学生、他は一般拳士です。基本、法形、演武、運用法をしっかりと指導しました。そして、何よりも和気あいあいとした雰囲気と熱心さに圧倒されました。▼昨年、こうした大学と県連の交流、また高校と大学との交流が増えました。上の年齢の人、また後輩たちとの修練の場は、刺激を受ける場、またより絆を深める場として有効です。▼昨年10月、ポルトガルで600人が参加して行われた講習会でもそうでした(2015年12月号当欄参照)。文化、習慣の違いを越えて、楽しそうに、一生懸命取り組む姿がありました。まさに宗道臣開祖が言っていた、「合掌一つで、どこにでも援け合える仲間がいる」ことを実感させられました。それは、何より人と人とのコミュニケーションが大事だということです。▼高校、大学でも同じではないでしょうか。世代を越えて仲間がいる。それが、結果的に継続につながる……。▼私事で恐縮ですが、少林寺拳法と出会えて、自分の人生は変わりました。自立・自律の大切さを学びました。そして、それは仲間がいたからだと思います。人との絆を深め、そんな輪をさらに皆さんと共に広げていきましょう。