vol.12 子は親の背中を見て育つ

2010/10/01

aun_k_vol12-112号のこぼれ話は4ページの活動報告に掲載されていた本山の帰山行事について。記事にも書かれているように、今年の帰山の特徴に、保護者プログラムのスタートがありました。保護者プログラムとは、金剛禅の教えを実生活に生かす講義です。このプログラムを企画実行した宗務部の中山元宏次長にプログラムの意図を聞きました。

「少林寺拳法を習わせたら挨拶ができるようになる、精神的にも強くなるという保護者の声が多いですが、日常における親の言動がどれだけ子どもたちの成長に大きな影響を与えているかを真剣に考えてもらう機会としました。確かに道院の中では技術だけではなく、心の教育を大切にしていますが、道院はあくまでも学びの場、学んだことを実践し身につけていくのは日常である家庭にあります。子どもの前で疲れた顔をしたり、愚痴をこぼすのではなく、夢を口にして、『人生って楽しいんだよ』という姿を見せていくことが大切なのです。」

大人の自覚と日々の実践を説いたプログラムのようです。ぜひ、あなたも拳士の心のふるさと本山の帰山行事に参加しませんか?年に数回行われています。(うん)