vol.31 明るい笑顔
2013/10/01
私は同僚や上司からよく、「額にしわを寄せて、いつもしかめっ面をしている」と注意されていました。 最初は「そんなこと、どうでもいいじゃないか」と思っていました。しかしあるとき、開祖の語録に触れ、考えを改めました。「うれしい状態を自分でつくりなさい、だから妙な深刻な顔をするなよ。深刻な顔したって世の中変わりゃせん」
ほかにも、語録の中には顔の表情のことが多く残されています。 「しっかりせいよ。楽しそうな顔しとったらなぁ、人はいい感情で迎えてくれる。もっとこう、ニコニコッとして生きてゆけ」
私は、この言葉から心の持ち方(思考)は常に前向きであること、そしてよい人間関係をつくるための印象の大切さや、感性を大切にすることなどが幸福運動の第一歩であると考えました。それ以降、明るい笑顔、前向き思考、感性を磨くことを心がけています。
それでも「知っていることとできることは違う」といわれるように、時についつい笑顔が失われたり、否定的な観念にとらわれてしまうこともあります。そんなときは、デスクの上に置いてある鏡をのぞいて笑顔をつくり、リセットです。
身の回りの小さな動作から自己変革していく生涯修行です。
(宗務局長 中川 英昭)