vol.07 本堂での鎮魂行

2009/12/01

aun_k_vol7少林寺拳法の修練前に行う鎮魂行は、大切な修行の一つです。鎮魂行には、修練に入るための気持ちを切り替える役割もありますが、「聖句」「誓願」「礼拝詞」「道訓」「信条」を唱和することで、言葉一つ一つを心に刻み、己を振り返ります。鎮魂行の後は、清々しい気持ちになりますが、特に本山の本堂での鎮魂行はより一層気持ちが引き締まります。調息(写真)で、聞こえるのは鳥のさえずりや木の葉のざわめきのみ、シーンとした本堂で己を見つめ直す。「行」としての少林寺拳法を肌で感じることができます。本山は拳士のふるさと、拳士の方はぜひ本山を訪れてみてください。(うん)