目標は都道府県に2校の採択校

2015/08/25

ph_arai

▼2015年度の重点課題として「中学保健体育科の武道必修化への対応」を挙げています。そのための具体的方途として、少林寺拳法採択校を都道府県に2校以上設置するという目標を掲げました。そのための推進委員を都道府県連盟に置くことをお願いしました。1名は各県連役員から、もう1名は教育関係者からと、教育界との結びつきを強めていく体制を敷いています。▼また、実技指導者講習会、全国指導者講習会、地域社会指導者講習会への教員参加の呼び掛けを強化しています。さらに実技指導資料の改訂に取り組んでいます。すでに「少林寺拳法指導の手引き」の改訂版が完成しました。▼武道を履修することは、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」と規定された改正教育基本法の教育の目標を実現することにおいても有効です。▼会報2015年7月号の当欄でも取り上げたとおり、少林寺拳法は「真の武道」また「真の武道団体」として、中学校武道必修化に取り組んでいきたいと考えています。勝利至上主義を排し、それは改正教育基本法にも合致するものと自負しております。