vol.18 薫習

2011/10/01

18号では僧階補任講習を取材しaun_k_vol18_2ました。この講習は朝日が昇ると同時に修行が始まります。誌面4ページの写真は本山から見た朝日です。

この清々しい空気感、朝型人間の記者には、たまらなく魅力的に感じられました。これまで何度も本山に行ったことはありますが、早朝は初めてで新鮮、早起きは山門の得、いえ三文の徳を感じました。

講習は実習を重視しており、できるだけ多くの参加者に導師を経験してもらいます。頭で理解しているつもりでも、実際に皆aun_k_vol18_1の前に立って導師を務めると、以外と思うようにいかないもの。繰り返し何度も行うことで、内面からにじみ出る風格を身につける。まさに薫習です。

指導者の一挙一動が、門信徒に影響を与えます。金剛禅の特徴は、指導者も修行者であるということ。真の金剛禅布教者を目指し、修行はこれからも続きます。(うん)