2014年表彰

2014/01/28

~少林寺拳法グループ表彰について~

 『少林寺拳法グループ表彰』は、主に地域のボランティア活動や広報活動などにより少林寺拳法の目的である人づくりを実践され、少林寺拳法の価値・信頼性を高めている団体または個人を表彰するものです。
 またこの表彰の受賞者は、少林寺拳法グループ加盟の各団体からの推薦をもとに一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYの理事会にて決定され、毎年表彰されます。

①2013年春の第85回記念センバツ高校野球
表彰対象団体☆京都翔英高校

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内容 2013年春の第85回記念センバツ高校野球に出場し、新聞などに少林寺拳法が校技として掲載され、広く少林寺拳法の広報と価値・信頼性の向上に貢献されました。

~参加者の声~
「春の選抜甲子園」大会前 後は、初出場であり、実力の高い近畿地区を制した学校ということもあり、各メディア(テレビ、新聞、雑誌等)で数え切れぬ程、頻繁に報道され、併せて本校 が正課として取り組んでいる少林寺拳法に関する取材や授業風景の取材も多くあり、少林寺拳法の普及活動に対しても微力ではありますが貢献することができた と感じています。

②ひまわりプロジェクト
表彰対象者☆秋田湯沢スポーツ少年団

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内容 2011年8月に東日本大震災の復興支援活動として秋田湯沢スポーツ少年団が発端となり、「ひまわりプロジェクト」という任意団体が結成され、2013年までの3年間継続して東日本大震災により、被災された児童の身心両面の支援に貢献されました。

~参加者の声~
 震災後ずっと支援活動をしたかったが、 力もなく瓦礫除去などできず、日常の忙しさに流されているうちに2年が過ぎました。私でも参加できるボランティアと聞き参加することができました。ですが 現状を見ると復興には程遠く、被災した建物を見て息がつまり苦しさでいっぱいになりました。これからも私なりに参加して関わりを持つことが使命のように思 ました。
震災後2年で「風化」という言葉が報道されましたが、現地に行けばまだ復興という言葉がでないのが現状なのです。
 これからは肉体的なものではなく寄り添いを中心としたボランティアが必要とされています。自他共楽を掲げる少林寺拳法。この活動が皆さんの行動へと繋がればと願っています。まずはできる事から行動を起こしてみませんか。

 

③大館ボラバスプロジェクト
表彰対象団体☆大館三ノ丸道院 小林 佳久 道院長

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内容 震災のあった2011年以降、東日本大震災復興支援活動として大館市民に呼び掛けを行い、有志を募って被災地ボランティアを組織し、 大館市~被災地間 の輸送手段を提供するほか、市民の善意による支援金の募金活動をするなどの市民運動、「大館ボラバスプロジェクト」を関係者との協力を以て、世代や性別を 超え、広く地域に密着した社会貢献活動をされました。

~参加者の声~
 被災地支援活動としては、外部の者が年に数回日帰りで実施するだけのものに大きな成果を期待できるはずもありませんが、隣県に住む者として「忘れていない」「応援している」のメッセージを伝え続けることができればそれで良いのではないかと思っています。
 地元大館市においては、思いを行動に移すことのできる多くの方々とつながることができました。また、2013年の夏に発生した大館市の水害では、「大館ボラバスプロジェクト」に参加した市民の方々が真っ先に行動してくれました。

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