2015年表彰
2015/03/05
~少林寺拳法グループ表彰について~
『少林寺拳法グループ表彰』は、主に地域のボランティア活動や広報活動などにより少林寺拳法の目的である人づくりを実践され、少林寺拳法の価値・信頼性を高めている団体または個人を表彰するものです。
またこの表彰の受賞者は、少林寺拳法グループ加盟の各団体からの推薦をもとに一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYの理事会にて決定され、毎年表彰されます。
①地域に密着!!団結し震災後も活発に活動中!
表彰団体:金剛禅総本山少林寺 古川道院
内容:
東日本大震災で多大な影響を受けるも、多くの拳士・保護者が協力し、現在も活発に活動し、子供たちの学習力と社会性を養う青少年育成活動を 行い、地域社会に貢献されています。日々の修練では、「異年齢集団」であることの特徴を利用し、少林寺拳法の教えを活かした社会性を養うような指導を心掛 けられています。また練習日程表を含め、活動に関わるニュースを掲載した新聞を毎月発行し地元関係者に配布、メディアなどに対しての広報活動にも尽力し、 少林寺拳法に対する理解と協力の輪を広げられました。
古川道院幹部拳士の声
古川道院のいいところは、拳士、父兄の共同体意識が強いとことではないかと感じています。「依存する」「寄生する」こととは違った、もっと高度な意識レベ ルを各自が持って集まる「共同体」であり、様々な活動の中での、努力の姿勢と信頼関係で自然発生した「共同体」だと思います。また父兄の方からこんなこと を言われたことがあります。「古川道院の先生方の指導は、子供たちの今だけじゃなく未来を見ていますよね、」と。
当道院では幹部が修練の他、所属拳士それぞれの置かれた状況や特性についての情報交換会を行います。その上で修練の目的を明確にし、今、そして将来役に立つような指導を日々心掛けています。
②「平成26年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」正式種目として開催!
全 国高等学校少林寺拳法連盟は、1973年の発足以来、長年にわたり高等学校教育の場における少林寺拳法の普及・発展に寄与されています。2014年8月8 日~10日に、第41回全国高等学校少林寺拳法大会が「平成26年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」正式種目としてはじめての大会が千葉県成 田市中台運動公園体育館において開催されました。39都道府県688名の高校生が集い、溌剌とした姿で躍動しました。そして、大会を通して少林寺拳法の人 づくりのあり方を多くの関係者に披露し少林寺拳法の信頼と価値向上に貢献されました。
全国高等学校少林寺拳法連盟の声
初めてのインターハイ種目であった今大会は、関係者全員が全力で取り組み、連帯感・一体感を感じるものでありました。連盟発足以来、多くの大会運営を行っ てまいりましたが、初めてのインターハイ種目として開催した大会は、内外の関係各位から賞賛を受ける程、非常に素晴らしいものでありました。その勢いは今 後の連盟運営や、全国各地の部活動、高校生拳士の飛躍に繋がるものであると確信しております。今後は、全国高体連加盟、インターハイ種目の開催に満足する ことなく、高校生拳士の競技力の向上、審判員の審査技術向上、一体感をもって活動する統制部門の強化を推し進め、少林寺拳法の教えにもある青少年の健全育 成を目指し、全力で邁進する所存です。
③半世紀にわたり、全国の大学少林寺拳法の要として活動を展開!
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