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2017年表彰

2017/02/01

～少林寺拳法グループ表彰について～
　『少林寺拳法グループ表彰』は、主に地域のボランティア活動や広報活動などにより少林寺拳法の目的である人づくりを実践されている団体または個人の中から特に継続性や工夫ある顕著な実践活動を評価し、表彰するものです。またこの表彰の受賞者は、少林寺拳法グループ加盟の各団体からの推薦をもとに毎年当グループの新春行事にて表彰されています。

①継続20年・総勢200名　地域を巻き込んだ清掃・美化活動

表彰者　　大西　専七　道院長　(香川県　坂出専修道院)

活動内容

大西専七道院長は、少林寺拳法創始者・宗道臣(開祖)の教えを地域社会で実践するため、20年以上前から、拳士はもとより、有志の仲間(讃岐五達磨会)とともに、地域の方々も巻き込んだ形で、地元駅前周辺通路の草抜き・花壇への苗植えなどを実施してこられました。

目的

拳士と育成会の個々の相互尊重・助け合いによって平和で幸福な社会をつくる清掃活動などの促進。

活動メンバー一覧

坂出専修道院・丸亀飯野道院・志度道院・櫛梨道院・讃岐府中道院・国分寺スポーツ少年団・林田スポーツ少年団・観音寺西スポーツ少年団・坂出東部スポーツ少年団・坂出第一高校少林寺拳法部・百十四銀行・瀬戸隆一衆議院議員・尾崎道広香川県議会員・若谷修治坂出市議会員

表彰者の活動への思い

開祖が残された「半ばは自己の幸せを　半ばは他人の幸せを」という言葉の実践として、地域の環境美化づくり活動を通じて、感謝の気持ちを持つことを学んでもらえ、拳士同志の交流も深まったので大変有意義でした。

②20年以上続く世代を超えた交流会

表彰団体　奈良信貴道院

活動内容

奈良信貴道院は、特別養護老人ホーム「三室園」への訪問を20年以上継続され、世代を越えた交流を実践し、地元との厚い信頼関係をつくられました。少年少女拳士の演武を見ていただき、高齢者の方々と一緒に歌うことを楽しむほか、少年少女拳士手作りの折り紙の花束、保護者からご協力いただいたタオル・洗剤プレゼントなどの活動を実施してこられました。

目的

拳士・保護者、参加者全員がホームの方々と共に触れ合い、楽しんでいただける事が自分達の喜びとなることを経験する。

道院拳士の今後の抱負　

川口宗勇道院長が道院を開設したのは、地元にニセ少林寺拳法ができたことに憤った、若い正義感からでした。それからは、『社会に役立つ・通用する人づくり』をめざし、地域社会での活動に取り組んできました。今後も、活動のひとつひとつを通して、自己の行いが自他共の喜びに繋がることを感じ、行動できる拳士の育成と少林寺拳法の理解・普及に努めてまいりたいと思います。