vol.39 50年の重み

2015/03/19

aun_i_vol392014年9月13日、寝屋川道院の50周年式典がありました。

当日は、朝早くから準備に取りかかりました。西尾武道院長の願いで寝屋川道院全ての人に役割が与えられており、緊張感の中、皆それぞれに準備していました。その姿に道院長は笑顔でした。正午を回るとたくさんの方々が来られ、道院長と言葉を交わし、思い出話に花を咲かせ、笑顔と笑い声が広がっていきました。

式典では、まずたくさんの方々のお祝いの言葉がありました。続いて少年部の子供たちの出番、「少林寺拳法と出会って自分が変わったこと」をテーマに発表しました。「だめなことはだめと言えるようになりました」という話が印象的でした。その後は、日々の修練の様子として基本練習や演武を行いました。私も寝屋川道院の一員として精いっぱい力を出せたと思います。最も心に残ったことは、寝屋川道院の歴史について。歴代の方々の苦労話や楽しかった話などをお聞きし、先代の方たちの努力によって今があるのだと思いました。道院長の話で締めくくられ、会場は大きな拍手で埋め尽くされました。

道院長がいかに「人と人とのつながり」を大切にしてこられたのかが分かり、この「人と人とのつながり」と「その方たちの努力」、という50年の重みを感じることができました。私も、少しでも寝屋川道院の力になれるよう努力したいと思います。
(寝屋川道院 松本 恵美)

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