vol.30 子供に学んだ金剛禅

2013/09/01

aun_i_vol30「開祖忌法要を行います」「礼」「直れ」「表白文、在天の祖師……」

5月11日、栃木足利道院の開祖忌法要に道院顧問の鶴貝大祐氏(栃木県議会議員)が参列してくれた。氏は法要後の宗道臣デー活動・老人介護施設慰問にも参加された。

鶴貝氏と栃木足利道院の関係は、14年前に氏のお子さんが小学1年生で入門したときに遡る。時々道院の行事にも参加していただいていた。お子さんが中学生になり参座が途切れてからは連絡も取らなくなっていた。一昨年の栃木県議会議員選挙に立候補し、当選した。昨年の栃木県南地区大会開催の折に「栃木足利道院顧問」就任を依頼したところ快く受けていただいた。

大会では来賓として次のようにご挨拶くださった。「息子が小学5年生のとき、私の知人でテレビのバラエティー番組によく出演する方が家に遊びに来ていたときのことです。息子の友達が、テレビ番組で呼ばれているように『○○ちゃん』と知人を呼んだとき、息子が『お客さんとして来ている人をそんな呼び方するのはやめろよ』と注意したのです。後で私の友人がとても嬉しかったし驚いたと言っていましたが、私も正直びっくりしました。こういう行動をとることを少林寺拳法で学んでいる、教えてもらっていると実感しました」。

氏は現在45歳、今後も金剛禅の教えを生かしていただき、共にこの道に邁進していきたい。
(栃木足利道院 河面 豊光)

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