Vol.133 目的を持ち、歩み続ける
2026/04/01
合掌
4月、新たな年度が始まりました。春の訪れとともに、進級や進学、就職、転勤などにより新たな環境で歩みを始める方もいれば、同じ場所にあっても周囲の人や役割が変わり、新たな気持ちで新年度を迎えている方も多いことと思います。
このように環境が変化する中にあって、私たちが大切にしたいのは「何のために行うのか」という目的意識です。目的が明確であれば、途中であきらめることなく、やり遂げようとする力が生まれます。反対に、目的を持たずに始めたことは思いつきで終わってしまい、長く続けることが難しくなります。
少林寺拳法の修行もまた同様です。自分はどのような人間になりたいのか、どのような生き方をしたいのかという思いがあるからこそ、日々の修練を続けることができます。その積み重ねが、自らを成長させ、やがて人の前に立ち、周囲を導く力へとつながっていきます。
また、私たちは一人で生きているのではありません。周りの人と支え合い、協力し合うことで、自分一人では成し得ない力を発揮することができます。仲間の存在は、自分を奮い立たせ、本来の目的へと立ち返らせてくれる大きな力となります。
少林寺拳法の修行は、技や教えを学ぶだけでなく、人生を通して歩み続ける力を育ててくれます。長く続けることで、これまでの自分とは違う成長した姿に気づくことができるでしょう。もし途中で迷いや不安を感じることがあれば、今一度、自分が掲げた目的に立ち返ってください。その目的こそが、自分自身を支える原点となります。
新年度の始まりは、決意を新たにする大切な節目です。どうかそれぞれが「なりたい自分」を思い描き、その実現に向けて一歩を踏み出してください。そして、明るく元気に修行に励み、周囲から「あの人のようになりたい」と思われるような存在へと成長していただきたいと願っております。
今月も、夢と希望に満ちた歩みをともに進め、金剛禅運動に邁進してまいりましょう。
合掌再拝

