Vol.119 金剛禅運動を推進する原動力に
2025/02/01

合掌
年が明けてから早1か月が過ぎ、2月になりました。
2月10日は開祖生誕の日です。開祖がこの世に生を受けたからこそ、少林寺拳法が創始され、私たちは少林寺拳法と出会うことができました。この出会いによって自分自身が変わるきっかけを得、多くの仲間がつながることができたことに感謝しつつ、開祖の志である「人づくりによる国づくり」を再確認する月としましょう。
開祖は徳のある人間に変えてゆくこと、開祖の志に賛同する人が増えることによって、争いの無い平和で豊かな社会を実現するために少林寺拳法を創始されました。この教えを深く学び、実践することで、私たち自身が社会を明るくする、金剛禅運動の原動力となっていきましょう。
私たちの修行は格闘技や護身術の枠を超え、心と体を育み、自信や勇気、人を思いやる気持ちや他者と協力して事をなす行動力を養ってくれます。これは老若男女問わず、誰もが取り組めるものであり、道院では世代を超えた多くの仲間が共に学び合い、成長することができます。そこで得られた学びや気づきは、社会での行動や人間関係を豊かにし、自分自身が社会を明るくする一助となります。
2月、3月は新年度に向けて、少林寺拳法をやってみたいと考える人が増える時期でもあります。この機会を活かし、私たち一人ひとりが金剛禅運動の広告塔となり、共に修行する仲間を増やしていきましょう。教典を唱和するだけではなく、教えを深く学び、自らの修養を充実させる、争いの無い平和で豊かな社会を実現するために、共に金剛禅運動に邁進していきましょう。
合掌再拝