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Vol.136 同じ志を持つ仲間とともに

2026/07/01

osawa

合掌
 7月を迎え、梅雨明けとともに本格的な暑さが始まる季節となりました。
 さて金剛禅では、先月までに、道院長講習会1次から5次までを無事終えることができました。1次、2次は本山で、3次以降は本山から出向いて開催いたしました。全国の道院長の先生方と再会し、語り合う中で、人づくりに懸ける熱意と少林寺拳法による金剛禅運動を支える大きな力を改めて実感することができました。 
 講習会には、何十年も道院長として歩んでこられた先生方もいれば、道院長となって間もない方、参与道院長として道院運営を支えてくださっている方もおられます。しかし、立場や経験は違っても、「人を育てたい」という志は皆同じですし、自ら修行を重ねながら、他人の「主体性」の成長を願い、支え続けている方々ばかりです。
 そのような先生方が一堂に会すると、鎮魂行の唱和でも見事に調和し、道場全体が一つになるような心地よい空気に包まれます。同じ志を持つ者同士だからこそ生まれる、大きなエネルギーを感じました。ぜひ道院でも鎮魂行で自他の調和を意識して心地よい、大きなエネルギーをつくり出し、技法修練にもつながるように感じとってください。
 そして開祖忌法要で流された開祖法話に、「金剛丸」のお話がありました。金剛丸とは、多くの人を乗せて目的地、理想境へ向かう船として例えられます。この船は、船頭任せにしたり、乗客になって好き勝手を言うのではなく、皆が同じ目的を持ち、それぞれの役割を果たすことで前へ進めようという、目的意識を再確認するお話でした。
 組織を活かし、私たちが開祖の志を受け継ぎ、自他共楽の精神のもと、仲間と力を合わせて平和で豊かな社会の実現を目指して歩み続けて行くことと、人づくりを掲げる金剛禅にふさわしい運動となって行くために共に頑張りましょう。
 皆様には、本格的な暑さを迎えますので、体調管理には十分ご留意ください。暑さで十分に身体を動かせない日には、問法修学を取り入れて教えを学び直すことも大切な修行です。身心を整えながら、今月も共に修練に励んでまいりましょう。
合掌再拝