人生一度キリ

2024/03/25

 3月といえば卒業のシーズンですね。先日、長女が6年間の小学校生活を終え、卒業式を迎えました。月並みなことではありますが、子どもの成長とは本当に早いものだと実感します。4月から中学生となる長女は、きっと多くのワクワクや不安を抱えているのではないかと思いますが、一人の親として、長女の今後の更なる成長が楽しみでなりません。

 「一日」とは、「24時間」「1440分」「86400秒」となります。人生の中の「一日」というと、どこか大した長さではないように感じるように思いますが、「86400秒」というといかがでしょうか。 更に「一年」を秒に換算すると…とても大きな数字になることがわかります。

 年齢を重ねるごとに、時間の経過が早く感じるようになるといいます。単に早いというと、まるでその間に何もできていないような印象を抱いてしまいますが、私は、充実した時間の使い方をしている人こそ、時間の経過が早く感じるものなのではないかと思っています。時間というものは誰に対しても平等に与えられているものですが、その使い方は千差万別。与えられた時間でどれだけ充実した過ごし方をするかで、そこから得られるものの充実度も異なるものだと思います。
 ついつい、「明日からでいいか」「一日くらいいいか」と考えてしまうときもあるものだと思います。しかし、それで失っている時間は、決して僅かなものだとは言えないのではないでしょうか。

 そのようなことを考える日々の中で、最近気になっているキーワードは「人生一度きり」です。
 本日只今の時間は人生の中で二度とやって来ない時間です。人生は終わりに向かって時を刻み続け、残り時間はどんどん少なくなります。そのことを思うと、具体的に物事を進めていこうとするとき、「今日は気分が乗らないからやらない」などと考えることはやめた方がいいかもしれませんね。

 進学・就職・転勤など、4月より新しい生活を迎える方も多いと思います。そんな皆さんは、「一日」を充実させる準備はできていますか?…

 ぜひとも、変化を恐れることなく、チャレンジを続けてもらいたいと思います。

合 掌