vol.41 声をかけられる幸せ
2015/07/28
2014（平成26）年12月12日金曜日、道院修練を伴清司副道院長に任せ、会社の忘年会に出席。翌日は山口武専へ出張のため、一次会で帰りました。私の家は世界遺産の三保松原の近くにあります。遅くなるとタクシーで帰るしかありませんが、この日は時間が早かったため三保車庫行のバスに乗って帰りの途につきました。終点まで乗るため、最後から2番目の三保本町バス停を過ぎたときには、乗客は私一人になっていました。
すると、バスの運転手さんがくるっと振り返りました。私は、乗客がまだいるのを確認したのだと思いました。が……突然、「平井先生、お疲れさまでした！」と運転手さんが言ってくれたのです。
びっくりしました。「誰ですか？」と尋ねると、「美波斗、美海斗の父です」。道院の双子の小学生のお父さんがバスの運転手さんだったのです。その後、ちょっと話が弾みました。あちこちで声をかけられる幸せに感動した出来事でした。
（清水袖師道院 平井 富士雄）
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