一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY

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新着情報

1、コーチング指導者育成コースの紹介

コーチングとは、「プレイヤーが目標に向け、自ら考えて行動する能力を、指導者の巧みな対話を通じて引き出す」コミュニケーションスキルです。心理学や脳科学の裏付があるコーチングをティーチングと共に併用すると、指導対象者は、より自分の可能性を感じ自信を持ち、主体性が向上し、目標実現や人的成長に貢献できます。2021年より、「コーチング指導者育成コース」を設置し、コーチングマイスター(コーチングを指導できる講師)を全国に養成しています。本コースでは、指導現場で活用できる以下のコーチングマインドとスキルを紹介しています。拳士が元気・やる気が出る方法、指導者の感情コントロール法、少林寺拳法が目指す5つの「人づくり像」の育成法のヒント、精神疾患(旧称:発達障がい含む)の方の配慮法、大会や昇格前に自信をなくし緊張している拳士や失敗した拳士への声掛けなど。

2、コースの内容

 コーチング基礎講座(オンライン無料体験)

参加資格:16歳以上 (少林寺拳法非会員の方可)     

定  員:60名 (先着順)

参加方法:連盟ホームページ8月版(8/1公開)の「Google foam」にてお申込み下さい。 

    先着順となりますので、受講できない場合もありますので、ご了承ください。

開催時間:全て20002130 

    日:8月28日(水)主体性を向上させるためのコツ

ライトコース(初級)  2024年度は、定員となり締め切りました。

参加資格:16歳以上 (少林寺拳法非会員の方可)     

内  容:コチングの基本的なマインドとスキルを習得します。

5月~翌年2月の20回開催、月2回、毎回2時間の有料オンライン講座。

参加方法:毎年12月頃に申し込み案内を公開し、1月から3月末まで受け付けます。

アシストコース(中級) 2024年度は、定員となり締め切りました。

ライトコース修了者が、より高度なコーチングマインドとスキルを学び、コーチングトレーナー資格を所得します。

5月~翌年2月の開催、月2回、毎回2時間の有料オンライン講座。

④プロコース(上級) 2024年度は、定員となり締め切りました。

アシストコース修了者が、講師実習をへてコーチングマイスター資格を取得します。 

5月~翌年2月の開催、月2回、毎回2時間の有料オンライン講座。

3、各地におけるコーチング講習会開催

 各地区でコーチング講習会・講演会開催をご希望の際は、ご希望のテーマや内容とともに 2ケ月前までに、一財連盟振興普及部まで申請下さい。

 なお、講習会、講演会開催の都道府県在住の講師が登壇する場合は、本部申請は不要です。

静岡県連盟主催「第3回コーチング&技術講習会」開催

静岡県少林寺拳法連盟では6月9日(日)第3回目となる「コーチング&技術講習会」を静岡市中央体育館にて開催し受講者は69名。 一般財団法人少林寺拳法連盟公認コーチ資格を持つ講師3名と県外からFT講師6名、技術講習では連盟本部から志村 力講師をお招きし盛大に行われました。受講者の半数以上が継続して参加する理由を「1年を経過しての振り返りや指導者としてのブラッシュアップ」「対人関係のコミュニケーションに役立てよう」とするものでした。

 今回は各班に1人、連盟公認講師が就き、「コーチング哲学」を30分講義。また、3名の講師から「時代に即応した指導法」として2つのテーマを取り上げ、ベネフィット話法を用いて分かりやすく行っていただき、講義終了後に行われる、各班・全体でのシェアタイムでは11人非常に素晴らしい気づきを発表され、ワクワク感上昇したのか、「時間が足らない」という声も聴かれました。

地元から藤森講師と、愛知県の関根講師が、役者になりきって、かけあいで講義

 午後は一般財団法人少林寺拳法連盟より志村 力講師による技術講習を行いました。講義中「形だけでは自信にならない」「常に変化する事が大切である」と語り、独自の修練方法で和やかな雰囲気の中にもピリッとした空気が張り詰め充実した時間を過ごしました。

湯浅理事長より

静岡県連盟では、指導者の資質向上が拳士増加に繋がる様に「コーチング&技術講習会」を継続して行っていきます。是非、少林寺拳法の教育システムの中にコーチングをリンクさせて、やる気・元気・楽しい道院・支部づくりをしていきましょう。

3回コーチング&技術講習会 担当事務局  藤森正和

 

 

 

 

 

 

 

 

4、コーチングマイスターの紹介 

藤森正和

・少林寺拳法連盟公認コーチング講師

・プロフェッショナルコーチ

・アンガーコントロールマスター

・少林寺拳法 七段 准範士 少法師

・金剛禅総本山少林寺 浜名湖西道院道院長、静岡県教区 事務局長

・静岡県教区 教区講師、研修企画プロジェクト委員

・(一社)SHORINJIKEMPO UNITY 武専 武専教師補

29歳で道院長を交代した私。大勢の在籍者を何とかしなければ!というプレッシャーから余裕がなく、統率するために大声を張り上げ、ストレスから八つ当たり同然の「お前の為に」と自分の至らなさをすり替えて否定的な言葉の連発。 

当然休眠拳士が増えていきました。修練が終る度毎に自分が求めている指導者像とはかけ離れており、何とかしなければ。と本を読んだり、先輩に聞いてみたり、セミナーに参加したりと試行錯誤を繰り返しましたが、どれも一次的な効果はあるものの長続きせず、同じ事の繰り返しばかりしていました。この様な経緯から4年前に「コーチング指導者育成コース」の開講を知り早速申し込みました。受講してみると、私の想いに「直球・どストライク」。 コーチングを学ぶ事で、自分は「ティーチング」に走り過ぎハラスメントになっている事に気づき、時代の流れは変わっているのに道場の中では旧態依然のままで「常識の更新」ができておらず、昔を懐かしむ事ばかりで自己省察から逃げている事に気づきました。

まず、コーチングで一番大切な、プレイヤーズセンタードというコーチング哲学にショックを受けました。これは、中心にいるプレイヤーの望む所へ、周囲にいる部長、コーチ、保護者、ООBなどが人的成長を見守りながらサポートするというものでした。それ以来、「ダラダラやってんな!」からまず拳士に寄り添い「どうした?体調大丈夫か?」とか「何度言ったら分かるんだ!」からアンガーコントロールと傾聴を鍛え、「どこが分からない?」と自分の感情を一端脇に置いて拳士と向き合えるようになりました。今では、道場は前より明るくなったと感じます。選手が体を鍛え技を磨くように、コーチは、言葉を磨く。これは、コーチングを学んで得た私の教訓です。ぜひ、時代に即した指導法を一緒に学んでいただければと思います。

5、各都道府県のコーチングマイスター(FT講師実習修了者)

  • 北海道:桒原俊樹
  • 岩手県:佐藤正則
  • 長野県:小山さちこ
  • 茨城県:菊地正克
  • 新潟県:小野塚加寿子
  • 福島県:川井祐宜 
  • 千葉県:新井良太、尾﨑安展、樋笠亮太、吉開幹大、今安祥智
  • 埼玉県:土屋晴彦、澤田良典
  • 東京都:加藤明、松田行裕、秋山俊之
  • 神奈川県:草山真紀夫、中川 貴司、矢ケ部俊之、森藤浩志
  • 静岡県:藤森正和
  • 愛知県:鈴木貴博、関根亜樹、酒井征代
  • 京都府:川﨑真希、田中剛人
  • 大阪府:田中徳幸、森田 史郎
  • 兵庫県:中野 多惠 
  • 鳥取県:森崎健一 
  • 香川県:内原晃子
  • 本 部:大原一純

以 上