2016年2月 TOPICS

1月30日、一般公開の国際イベント「2016チャイナ・フェスティバル」(全日本華僑華人連合会などが主催、中国駐日大使館と日本の外務省などが後援)に、中国大使館からの招待を受け、少林寺拳法の拳士が出演した。会場となった東京「六本木ヒルズ」アリーナは、真冬の寒さにもかかわらず日本と中国の観客で賑わい、また多くの少林寺拳法の拳士・関係者も観覧に駆けつけた。舞台は座禅に始まり、女性拳士2名による単独演武、大学生拳士による三人掛、親子の組演武、小学生の団体演武と続き、少林寺拳法を始めて56年になる山﨑博通八段による単独演武、最後は有段者の組演武で締めくくった。約20分間の気迫のこもったパフォーマンスに、会場全体が拍手と熱気に包まれた。会場の招待席中央では、程永華中国大使夫妻と宗由貴少林寺拳法グループ総裁が共に和やかな笑顔でパフォーマンスを観覧する様子が見られ、少林寺拳法創始者・宗道臣が提唱した「世界の平和を実現するためには欠かすことのできない隣国・中国との相互理解と交流の促進」の理念を実践する活動ともなった。

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