道院長元気の素

2017/05/01

vol.52 御船道院 道院長 緒方 公

vol.52 御船道院 道院長 緒方 公

―――道院長になろうと思ったきっかけは何でしょうか。  道院長になろうとした最大のきっかけは先代の菅敏光道院長がご高齢を理由に道院長交代の話を私に持ち掛けられたことです。いずれは道院長にという思いはありましたが、少し早いなと当時は思っていました。しかし、当時道院には30名程の拳士がおり、道院では彼…
真を求め学び究める

2017/04/26

「開祖の言葉の意味をかみしめつつ、 医療人として世の中を良くすることに全力で取り組む」

「開祖の言葉の意味をかみしめつつ、 医療人として世の中を良くすることに全力で取り組む」

Q 今回は東京大学少林寺拳法部OBの安井佑さんにお話を伺います。安井さんは医療法人社団 焔(ほむら) やまと診療所で院長を務めておられます。こちらは在宅医療専門のクリニックとして、大きな注目を集めており、メディアでも取り上げられる機会が増えていますから、ご存知の方も多いかもしれません。まずは安井さん…
カウンセラー菅野純の視点〜

2017/04/26

身近にある「発達障害」

身近にある「発達障害」

 黒板に書かれた文字をノートに写すことはできるが、板書なしに語られたことをノートにとることができないーいまこうした大学生の学習上の問題がよく話題になります。教師が語る言葉から、大事な点や検討すべき点を抽出する能力がきわめて低い学生がいるのです。そのため、大学教育は以前に比べると圧倒的に「親切」になっ…
会長メッセージ

2017/04/26

「2017年度の展望」

「2017年度の展望」

▼創始70周年を迎える2017年度事業計画は、従来の基本方針を継続しながらも、組織使命である“社会に役立つ人づくり”が、より機能するように致しました。 ▼科学技術文明時代である今日、世界第三位の経済大国日本は、技術立国を標榜しており、国内のみならず世界貢献も果たしてゆかねばなりません。しかしそれは…
会報少林寺拳法

2017/04/26

2017年春号

2017年春号

【2017年春号(主な内容)】    ■会長室から       ~ 組織運営方針 ~  ■70th 企画 架け橋たれ   ~少林寺拳法創始70周年を機に新たなつながりの創出にチャレンジする~   ブルースカイキャンパス in 多度津 ~あなたならどう参加する?  ■行事報告   ○…
宗由貴からのメッセージ

2017/04/13

vol.51 問題を解決する人間力を養いたい

vol.51 問題を解決する人間力を養いたい

中国の習近平国家主席とトランプ大統領との初の米中首脳会談の直前に、北朝鮮が弾道ミサイルを発射、そして会談中にはトランプ大統領がシリア空爆を決行し世界は騒然となりました。 国連はシリアの6年に渡る内戦の終結をめざしていましたが、アサド政権によってシリア北部に化学兵器攻撃を行ったとして、首脳会談後の歓…
管長法話

2017/04/01

vol.25 なくてはならない一人 “一人の変化が全体を変える可能性をもっている”

vol.25 なくてはならない一人 “一人の変化が全体を変える可能性をもっている”

合 掌  皆様、新年度もよろしくお願いいたします。  4月になりました。桃陵公園の桜の開花は例年より少し遅いようです。まだ蕾の先が桃色に色づいている状況ですが、数日後には見事な花を咲かせてくれると期待しております。  さて、あるテレビ番組で備長炭づくりを紹介しているのを見て、感じるところがあり…

2017/04/01

vol51 法縁に感謝

vol51 法縁に感謝

 私は昭和36年に幕末の吉田松陰にも影響を与えたと言われる朱子学者、安積艮斎(あさかごんさい)の出身地、郡山市に兼業農家の長男として生まれました。3年後に東京オリンピックを控え、経済成長が活発になってきていた頃です。また、少年時代は内気でひ弱な子どもでしたが、当時はプロレスやボクシングの試合が頻繁に…
法を問い学を修める

2017/04/01

vol.51 不運であったとしても不幸にならない・・・そんな社会が

vol.51 不運であったとしても不幸にならない・・・そんな社会が

 恒例のバザーの日が近づいてきました。今年も、またお会いできるでしょうか。お父さんも、お母さんも高齢になってきましたので、運営に参加できない方もおられます。40年近くたてば、親も高齢ですから。ふとしたきっかけで、お邪魔するようになった福祉施設。父母の会をまとめておられる方と、前夜に酒を飲みながらお話…
宗由貴からのメッセージ

2017/03/13

vol.50 先進諸国においてのナショナリズムの台頭を感じる…

vol.50 先進諸国においてのナショナリズムの台頭を感じる…

少林寺拳法創始70周年の今年、ちょうど4年に一度の世界大会の年となります。今回はアメリカのカリフォルニア州サンマテオで開催されます。 前回は創始国日本の大阪でしたから、久々の国外開催となり各国の拳士がその準備に入った矢先、アメリカのトランプ大統領がイスラム過激派の入国を阻止するためとして、難民・イ…
一期一笑

2017/03/01

vol.51 少年拳士に教わった「本気」

vol.51 少年拳士に教わった「本気」

 学校が終わって、疲れた顔で道場に入ってくる少年拳士。練習は休まず来ていたが、活気がなくいつも小さな声で合掌礼。そんな彼が初段を受けたいと道院長にポツリとつぶやいた。  受験まで後2カ月、道院長から指導の担当を任された。本人にその事を話したが、返事は小さな声で「お願いします」の一言。どんな指導形…
志をつなぐ

2017/03/01

vol.51 佐藤 健二 中法師大範士八段 198期生

vol.51 佐藤 健二 中法師大範士八段 198期生

人生の大転機  私は、小学生の頃は野球をし、中学1年生で柔道部に入り、高校1年生までの4年間は柔道をやっていました。体も大きかったので、すぐに選手になって学校対抗試合の選手としても活躍しました。大学の進学にあたっては、絵が得意だったこともあり、大阪にある芸術大学を志望していましたが、親父からはお…