管長法話

2022/05/01

Vol.86 社会貢献活動のスタートに

Vol.86 社会貢献活動のスタートに

合掌  5月に入りました。今月は全国各地の道院・教区において、開祖忌法要が営まれます。また、開祖の教えでもある「豊かな社会づくりに貢献する」ため、具体的な社会貢献活動として「宗道臣デー」が行われます。  私たちの修行は、拳技を磨く中で得られた自信と勇気と行動力、そして慈悲心を社会の中で役立ててい…
会長メッセージ

2022/04/01

「今できることにチャレンジする」

「今できることにチャレンジする」

桜を楽しめる季節がやってきました。新型コロナウイルス感染予防のため、今年もかつてのような宴会等は控えなければなりませんが、少しでもホッとした時間を味わいたいと思います。 少林寺拳法は、80年近くにわたりテロや紛争、戦争のない、平和で物心共に豊かな社会実現に貢献できる人づくりを行う組織として活動を行…
管長法話

2022/04/01

Vol.85 初生の赤子として取り組む

Vol.85 初生の赤子として取り組む

合掌  4月になりました。新しい年度が始まり、進学や就職、転勤で環境ががらりと変わる方も多いでしょう。  新しいことを始めたり、環境が変わったりする時には過去の経験が役立つときもあれば邪魔をすることもあります。私たちは日々の修練において、「初生の赤子として、真純単一に」取り組むことを学んでいます…
道院長元気の素

2022/03/01

vol.81 太田西道院 上西貴博道院長 

vol.81 太田西道院 上西貴博道院長 

・道院長になったきっかけ  現在は整体の仕事をしていますが、会社員時代は、夜中の12時を超えて帰宅するのが当たり前、道院の修練日は周りの了解を得て、仕事を抜け出して修練に参加し、また会社に戻るという生活をしていました。そのような中、「もし、今後修練を続けられず、仕事のみの人生となってしまったら、必…
会長メッセージ

2022/03/01

「公益事業としてのコーチング」 

「公益事業としてのコーチング」 

冬季オリンピックでは様々な感動がありました。ピンチの際、チームメンバーが互いに笑顔で声をかけあい、たとえ負けても、「一番輝いていた今日を喜ぼう」というポジティブな発言を聴いた時、また、大失敗した競技終了後に、ライバルが駆け寄りハグをしてその努力を賞賛する姿を見た時、私は胸が熱くなりました。おそらく失…
管長法話

2022/03/01

Vol.84 あきらめる

Vol.84 あきらめる

合掌  3月に入りました。まもなく2021年度が終わります。新たな年度を迎えるにあたり、今月は「あきらめる」ということを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。  あきらめるとは、断念する、途中で放り出してしまうなど、どちらかというとネガティブな意味合いで使われることの多い言葉ですが、もとは仏…
会長メッセージ

2022/02/01

「再出発への支度」

「再出発への支度」

昨年末、来年こそはいろいろなことにトライしたいと様々な企画をし、皆さんに楽しんでいただくための準備をしておりました。しかし、1月に入ってから事態は急変し、またもや全国の多くの地域で新型コロナウイルス感染症拡大に関するまん延防止等重点措置が発令されました。その結果、誠に心苦しい判断でしたが、集合型の支…
管長法話

2022/02/01

Vol.83 幸せを呼ぶ秘訣

Vol.83 幸せを呼ぶ秘訣

合掌  2月に入りました。2月10日は開祖宗道臣生誕の日です。私たちの修行も、少林寺拳法で関わる全ての人との出会いも、すべては開祖がこの世に生を受けたことが縁となっています。開祖からつながるこの縁をぜひ、私たちもつないでいきましょう。  開祖は戦後の日本で、その時代に必要なものが何かを考え抜き、…
会長メッセージ

2022/01/01

「新しい時代に向けて」

「新しい時代に向けて」

2022年新春を迎えるにあたり、謹んでお慶び申し上げます。旧年中、皆様より賜りましたご厚情に厚く御礼申し上げます。 一旦落ち着きを見せたかに思えた新型コロナウイルスの感染状況も新たなオミクロン株で予断を許さない状況が続いていますが、これまで同様に適切な行動をとり、安全に楽しい新年をお過ごしください…
道院長元気の素

2022/01/01

vol.80 阿南道院 片山光弘道院長 

vol.80 阿南道院 片山光弘道院長 

・道院長になったきっかけ 私は、子どもの頃から抱いていた強さへの憧れと、武道がしたいとの思いから、社会人になって阿南道院に入門しました。また、偶然にも妻の父が先代道院長でしたが、初めから道院長になることを考えていたわけではありません。しかし、修行を続けるうちに、道院長にいつかなれればとは考えるよう…
管長法話

2022/01/01

Vol.82 与える行動で実り多い1年に

Vol.82 与える行動で実り多い1年に

合掌  新年あけましておめでとうございます。  さて、本年は開祖が少林寺拳法を創始されてから75年になります。開祖は幸せや生きがいについて、「人間関係の豊かさに価値を感じること」と説かれました。では、人間関係を豊かにするためには、何が必要でしょうか。ご自身の人間関係を振り返ったとき、どのようにし…
会長メッセージ

2021/12/01

「明るい兆し」

「明るい兆し」

開祖(少林寺拳法創始者)は、「幸せとは、より良い人間関係に尽きる」と語っていました。 少林寺拳法創始以来70年以上にわたり、全国の仲間が会えば、汗を流し、共に飲食をしながら、楽しく語り合ってきました。人が他人の存在を認め、共に協力して生きる喜びこそが、幸福につながるということだと思います。 この…