ホーム > 管長法話
管長法話

2022/07/01

Vol.88 願いを実現する

Vol.88 願いを実現する

合掌  7月に入りました。この時期、未就学児や小学生の門信徒たちが、思い思いに短冊に願いごとを書いているようすを思い浮かべます。  門信徒の皆さんはどんな願いを持っているでしょうか。普段あまり意識していない方もぜひ理想の未来をイメージしてみてください。なぜなら、イメージできないことは実現しにくい…
管長法話

2022/06/01

Vol.87 「人間関係の豊かさ」に幸せを感じる

Vol.87 「人間関係の豊かさ」に幸せを感じる

合掌  6月に入りました。先月、本山では3年ぶりに道院長研修会(参集型)が行われました。香川県も感染者数が減っていかない状況下で、開催そのものが危ぶまれましたが、何とか実施することができ、1次2次合わせて約450名の道院長が帰山しました。そして1次の2日目には開祖忌法要を執り行い、多くの道院長と共…
管長法話

2022/05/01

Vol.86 社会貢献活動のスタートに

Vol.86 社会貢献活動のスタートに

合掌  5月に入りました。今月は全国各地の道院・教区において、開祖忌法要が営まれます。また、開祖の教えでもある「豊かな社会づくりに貢献する」ため、具体的な社会貢献活動として「宗道臣デー」が行われます。  私たちの修行は、拳技を磨く中で得られた自信と勇気と行動力、そして慈悲心を社会の中で役立ててい…
管長法話

2022/04/01

Vol.85 初生の赤子として取り組む

Vol.85 初生の赤子として取り組む

合掌  4月になりました。新しい年度が始まり、進学や就職、転勤で環境ががらりと変わる方も多いでしょう。  新しいことを始めたり、環境が変わったりする時には過去の経験が役立つときもあれば邪魔をすることもあります。私たちは日々の修練において、「初生の赤子として、真純単一に」取り組むことを学んでいます…
管長法話

2022/03/01

Vol.84 あきらめる

Vol.84 あきらめる

合掌  3月に入りました。まもなく2021年度が終わります。新たな年度を迎えるにあたり、今月は「あきらめる」ということを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。  あきらめるとは、断念する、途中で放り出してしまうなど、どちらかというとネガティブな意味合いで使われることの多い言葉ですが、もとは仏…
管長法話

2022/02/01

Vol.83 幸せを呼ぶ秘訣

Vol.83 幸せを呼ぶ秘訣

合掌  2月に入りました。2月10日は開祖宗道臣生誕の日です。私たちの修行も、少林寺拳法で関わる全ての人との出会いも、すべては開祖がこの世に生を受けたことが縁となっています。開祖からつながるこの縁をぜひ、私たちもつないでいきましょう。  開祖は戦後の日本で、その時代に必要なものが何かを考え抜き、…
管長法話

2022/01/01

Vol.82 与える行動で実り多い1年に

Vol.82 与える行動で実り多い1年に

合掌  新年あけましておめでとうございます。  さて、本年は開祖が少林寺拳法を創始されてから75年になります。開祖は幸せや生きがいについて、「人間関係の豊かさに価値を感じること」と説かれました。では、人間関係を豊かにするためには、何が必要でしょうか。ご自身の人間関係を振り返ったとき、どのようにし…
管長法話

2021/12/01

Vol.81 自らに与えられた命

Vol.81 自らに与えられた命

合掌  師走に入り、1年の終わりが近づいてまいりました。公私共に、年末年始の準備に余念がない方も多いことでしょう。この時期忘れてはならないのが、自分に与えられた命をこの1年どう使ってきたかを振り返ることです。  人生100年時代と言われるように平均寿命は延びましたが、その命には限りがあります。そ…
管長法話

2021/11/01

Vol.80 修行者であり布教者として

Vol.80 修行者であり布教者として

合 掌  11月に入り、本山からの景色もようやく秋らしくなってきました。本山に届く行事報告も増え、感染対策を十分に行いながら、徐々に道院活動や各種行事が再開されていることが伺えますし、また皆様の行動力も伝わってきます。  さて、全国各地では、毎日のようにどこかで道院活動が行われ、多くの門信徒達が…
管長法話

2021/10/01

Vol.79 達磨から開祖、そして私たちに引き継がれたもの

Vol.79 達磨から開祖、そして私たちに引き継がれたもの

合掌  10月に入り、爽やかな秋風を感じる季節となりました。  毎年10月には、私たちが本尊とする達磨大師の命日と少林寺拳法創始の日があります。本山および全国各地の道院では達磨祭が行われます。達磨は正しい釈尊の教えを伝えようとした先達であり、私たちが日々励んでいる易筋行の源流でもあります。  …
管長法話

2021/09/01

Vol.78 どんな時も自分自身を頼りとする生き方を

Vol.78 どんな時も自分自身を頼りとする生き方を

合掌  9月になり、暑さの中にも涼しさを感じる季節となりました。  昨年もコロナ禍にあり、今年はさらに感染が拡大しています。コロナばかりに目が行きがちですが、この時期忘れてはならないのが「災害は忘れた頃にやってくる」ということです。地理的な問題で日本は地震が多く、温暖化の影響で台風や豪雨の被害も…
管長法話

2021/08/01

Vol.77 平和への思いを新たに

Vol.77 平和への思いを新たに

合 掌  8月になりました。コロナ禍にありながらもオリンピックが開催され、世間では選手たちの活躍に注目が集まっていることと思います。オリンピックが平和の祭典であるように、私たち日本人にとって8月は平和への思いを新たにする月でもあります。日本は終戦をむかえて以降80年近く経過し、平和な社会で生活でき…